大木伸夫 (ミュージシャン)

日本のミュージシャン

大木 伸夫(おおき のぶお、1977年8月3日 - )は、日本のミュージシャン。ロックバンド「ACIDMAN」のボーカルギター。同バンドのリーダーであり、作詞作曲を担当。FREESTAR所属(事務所代表)。埼玉県川越市出身。

大木 伸夫
生誕 (1977-08-03) 1977年8月3日(46歳)
出身地 日本の旗 日本埼玉県川越市
学歴 明治薬科大学
ジャンル ロック
職業 ミュージシャン
作詞・作曲家 ほか
担当楽器 ギター、ボーカル
活動期間 1997年 -
事務所 FREESTAR
公式サイト http://acidman.jp/

明治薬科大学出身で、薬剤師免許を取得している。

略歴 編集

中学時代に兄の影響でギターを始め、西武文理高校進学後、軽音楽部で佐藤雅俊、浦山一悟と出会い、卒業後当時4人組としてバンド活動を行う(大木の担当はギター)。ボーカルの脱退にともない、大木がボーカル・ギターを担当するようになる。下北沢渋谷を中心にACIDMANとして本格的に活動を開始した。

インディーズ盤「赤橙」「酸化空」リリースを経て、2002年に東芝EMIより1st ALBUM「創」でメジャーデビューした。

2017年、結成20周年の集大成として故郷・埼玉県のさいたまスーパーアリーナでロックフェス「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”」を初主催した。2022年、5年ぶりにさいたまスーパーアリーナで「 “SAI” 2022」を開催し、2日間で約4万人を動員した。

なお、「SAI」のキービジュアルは大木作画によるもの。

大の宇宙好き、宇宙マニアとして知られ、自然科学研究機構国立天文台上席教授・渡部潤一、理学博士・吉川真宇宙科学研究所助教・春山純一、宇宙飛行士油井亀美也理論物理学者佐治晴夫など多くの宇宙航空分野の専門家との対談を行なう。NHK BSプレミアムコズミックフロント☆NEXT」への出演時には、その豊富な知識を披露している。

また、ファンコミュニティアプリFaniconで開設している自身のファンサイトにおいて、「宇宙講座」と題した動画コンテンツを不定期に配信している。

ALMA」は、アタカマ砂漠にあるアタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array, ALMA)の計画を知った大木がインスピレーションを受けて付けたタイトルであり、ミュージックビデオ撮影では、実際に建設中の現地を訪れ、アンテナの操作なども行っている。

1986年(当時9歳)、地元にある「川越市児童センターこどもの城」で行われたハレー彗星観測イベントに参加した。2021年、当時と同じ天体観測室で「innocence」のミュージックビデオを撮影した。

2023年8月、2010年に発表した楽曲が国際天文学連合(IAU)主催・アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議「APRIM2023」のテーマソングとなる。福島県郡山市で開催された会議に参加し、世界中の研究者など参加者へ向けてスピーチ及び「ALMA」の歌唱を披露した。

2019年10月、ACIDMANの音楽を使用し、大木自身がプログラム監修及びナレーションを務めたプラネタリウムプログラム「Starry Music Special Edition~music by ACIDMAN~」が、東京・コスモプラネタリウム渋谷で投影開始した。同館最大級の動員数を誇る番組となり、半年間を予定していた投影期間が1年に延長される。その後2021年、最新の宇宙のトピックを取り上げるなど内容をアップグレードした「星になるまで~music by ACIDMAN~」が制作される。全国配給作品として、2023年現在も各地で投影されている。

再生可能エネルギー電力を提供するみんな電力「アーティスト電力」で“大木伸夫発電所”を開設した。

2013年6月3日、所属事務所「FREE STAR」を立ち上げ、代表取締役社長に就任した。

2021年、yamaへ「世界は美しいはずなんだ」を楽曲提供した。作詞作曲プロデュースGuitarBass演奏を担当する。その後、yamaへは「光の夜」 も楽曲提供している。(作詞作曲、プロデュース)

人物 編集

対談 編集

脚注 編集

外部リンク 編集