PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜

PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』(プレイ かつとかまけるとかはどーでもよくて)は、2024年3月8日に公開された日本映画[1]。監督は古厩智之、主演は奥平大兼鈴鹿央士[1]

PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜
監督 古厩智之
脚本 櫻井剛
製作 古賀俊輔
前田雅尚
小松実
青木真代
中村直史
製作総指揮 尾崎健介
入交昭一郎
小西啓介
出演者 奥平大兼
鈴鹿央士
山下リオ
小倉史也
花瀬琴音
斉藤陽一郎
唯野未歩子
冨樫真
山田キヌヲ
薬丸翔
夏生大湖
岩本晟夢
徳留歌織
杉山ひこひこ
村上航
胡桃のあ(ぶいすぽっ!
和田聰宏
古舘佑太郎
三浦誠己
音楽 遠藤浩二
主題歌 Cody・Lee(李)「イエロー」
撮影 下垣外純
編集 大重裕二
制作会社 ザフール
製作会社 「PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜」製作委員会
配給 ハピネットファントム・スタジオ
公開 日本の旗 2024年3月8日
上映時間 122分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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徳島県高等専門学校を舞台として、実在の学生をモデルにeスポーツの全国大会に挑む男子たちを描いた青春映画。eスポーツを題材にした日本初の劇映画となっている[2]

本作は大半が徳島県で撮影され、学校の場面は物語のモデルとなった阿南工業高等専門学校でロケが行われている[1][3]

あらすじ 編集

徳島県の阿波高専に通う郡司翔太は、金髪にピアスでヤンチャな見た目の生徒。そんな翔太が校内でたまたま目にした「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」という勧誘ポスターに興味を持ち、ポスターを作った1学年先輩の田中達郎に連絡する。

達郎は天才ゲーマーだが、怪我でバスケットボールを諦めた苦い経験を持つ。達郎が出場しようとしたのは1チーム3人編成のeスポーツ「ロケットリーグ」の大会。人数確保のため、翔太に加えて、たまたま近くの席にいた小西亘に声をかけて強引に勧誘し、出場チームをなんとか結成する。

年齢も興味も異なり、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム「アンダードッグス(かませ犬)」を結成して、全国大会に挑む。初めは全く息が合わない彼らだったが、次第に競技に魅せられ、周りから何と言われようが「思いっきりやったら、『勝つとか負けるとかは、どーでもよくて』」の思いを持ち、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく。

キャスト 編集

主要人物 編集

郡司翔太
演 - 奥平大兼[4]
阿波高専・情報科2年生。金髪にピアス。家では幼い弟たちの面倒をよく見ている。
eスポーツはビギナーだが、達郎・亘とチーム「アンダードッグス」を結成して、全国大会に挑む。
田中達郎
演 - 鈴鹿央士[5][6]
阿波高専・電気科3年生。天才ゲーマーでロケットリーグ上位ランカー。怪我のためバスケットボールを諦めている。
小西亘
演 - 小倉史也[5][7]
阿波高専・電気科3年生。達郎のクラスメイト。VTuber「胡桃のあ」に夢中。たまたま達郎と席が近くだったためチームに勧誘される。
三上桃子
演 - 山下リオ[5][8]
大会主催者・広報。大会ポスターのキャッチコピー「勝つとか負けるとかは、どーでもよくて」の発案者。

阿波高専 編集

松永紗良
演 - 花瀬琴音[5][9]
翔太の同級生。翔太とは仲良しで何かと面倒を見ている。
木村佳浩
演 - 三浦誠己[10][11]
電気科教師。達郎と亘たちが打ち込んでいるeスポーツのことを最初はよく思っていなかった。
だが、達郎たちに必死に頼み込まれて、東京でのeスポーツ決勝戦の引率を引き受ける。

翔太の家族 編集

郡司康雄
演 - 斉藤陽一郎[12]
翔太の父親。翔太の下に年の離れた弟2人がいる。妻・詩織とは仲が良くない。
郡司詩織
演 - 山田キヌヲ[5]
康雄の妻。翔太たちの母親。

達郎の家族 編集

田中律子
演 - 唯野未歩子[10]
達郎の母。看護師。仕事の疲れを達郎が心配している。

eスポーツ大会関係者 編集

eスポーツ大会総合司会
演 - OooDa[10]
eスポーツ大会決勝司会
演 - 平岩康佑[10]

その他 編集

水村俊一
演 - 和田聰宏[10]
滝田健二郎
演 - 古舘佑太郎[10]
胡桃のあ
演 - 胡桃のあ(ぶいすぽっ!)(本人)[13][14]
亘が推しているVTuber
木村かおり
演 - 徳留歌織[13][15]
佳浩の妻。eスポーツ決勝戦に夫・佳浩とともに参加する。
その他(役名不詳)
演 - 冨樫真[13]薬丸翔[13]夏生大湖[13]、岩本晟夢[13]杉山ひこひこ[13]村上航[13]

スタッフ 編集

  • 監督 - 古厩智之
  • 脚本 - 櫻井剛
  • 主題歌 - Cody・Lee(李)「イエロー」(Ki/oon Music[16]
  • エグゼクティブプロデューサー - 尾崎健介、入交昭一郎、小西啓介[10]
  • 企画・プロデュース - 広井王子[5]
  • チーフプロデューサー - 古賀俊輔[5]
  • プロデューサー - 前田雅尚、小松実、青木真代、中村直史[5]
  • 撮影 - 下垣外純[5]
  • 照明 - 佐々木貴史[5]
  • 録音 - 川本七平[5]
  • 美術 - 須坂文昭[5]
  • 装飾 - 山田智也
  • 衣装 - 手塚勇
  • ヘアメイク - 安藤メイ
  • VFXスーパーバイザー - 田中貴志[5]
  • カラリスト - 河原夏子
  • 編集 - 大重裕二[5]
  • 音楽 - 遠藤浩二[5]
  • 助監督 - 廣田啓[5]
  • キャスティング - 楠本直樹
  • 協力プロデューサー - 小澤智史 朱永菁[5]
  • ラインプロデューサー - 梅本竜矢[5]
  • 制作担当 - 横井義人[5]
  • 配給・宣伝 - ハピネットファントム・スタジオ[5]
  • 制作プロダクション - ザフール[17]
  • 制作協力 - 吉本興業[17]
  • 製作 -「PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜」製作委員会(サードウェーブ、ハピネットファントム・スタジオ)[5][17]

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ a b c 「PLAY!」奥平大兼&鈴鹿央士が互いの印象語る「ストイックな人」「自由な人」”. 映画ナタリー. ナターシャ. 2024年2月14日閲覧。
  2. ^ 奥平大兼×鈴鹿央士「PLAY!」は“モデル”の学校でも撮影! 徳島で培われたキャスト陣の絆【メイキング写真入手】”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2024年1月17日). 2024年2月14日閲覧。
  3. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2024年1月12日). "本作の舞台は徳島県!実際にモデルとなったチームの出身校🏫阿南工業高等専門学校で撮影されました❕時折り映る徳島の美しい景色にもご注目ください✨". Instagramより2024年2月14日閲覧
  4. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2023年12月25日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮郡司翔太(奥平大兼)────────────────🏫徳島県阿波高専・情報科2年生クラスの人気者。金髪にピアス、一見ヤンチャだが家では幼い弟たちの面倒を見る心優しい少年eスポーツは未経験のビギナー🔰". Instagramより2024年2月14日閲覧
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 奥平大兼×鈴鹿央士W主演 日本初の“eスポーツ”劇映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』場面写真9点を解禁”. SPICE. イープラス (2023年12月15日). 2024年2月12日閲覧。
  6. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2023年12月25日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮田中達郎(鈴鹿央士)───────────────🏫徳島県阿波高専・電気科3年生手首のケガでバスケットボール🏀を断念成績は優秀📖✨ロケットリーグ⚽️🏎️の日本上位ランカーこのチームメンバーを集めた張本人!". Instagramより2024年2月14日閲覧
  7. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2023年12月25日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮小西亘(#小倉史也)───────────────🏫徳島県阿波高専・電気科3年生達郎のクラスメイトいつもネット動画やアニメに夢中📱好きなVTuberは #胡桃のあロケットリーグ🏎️は初心者🔰". Instagramより2024年2月14日閲覧
  8. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2023年12月26日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮三上桃子(#山下リオ )─────────────────【全国高校eスポーツ大会】の広報担当出場チームなどを取材📝大会ポスターのキャッチコピー"勝つとか負けるとかは、どーでもよくて"の発案者💡". Instagramより2024年2月14日閲覧
  9. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2023年12月28日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮松永紗良(#花瀬琴音)─────────────────🏫徳島県阿波高専・翔太の仲良し💓紗良は翔太のことが気になっていて、翔太も紗良のことが気になっている⁉︎💞". Instagramより2024年2月14日閲覧
  10. ^ a b c d e f g 作品情報〉映画「PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて」”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年2月14日閲覧。
  11. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2024年1月5日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮木村佳浩(#三浦誠己)───────────🏫徳島県阿波高専の電気科教師。なにやら【eスポーツ】に対して勉強の妨げになるもの!?のような偏見を持っている様子・・・". Instagramより2024年2月14日閲覧
  12. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2023年12月29日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮郡司康雄(#斉藤陽一郎)────────────翔太(#奥平大兼) の両親。翔太の下に年の離れた弟ふたり、3兄弟を子供に持つ。". Instagramより2024年2月14日閲覧
  13. ^ a b c d e f g h 陽キャ×優等生×クセ強が全国高校eスポーツ大会に挑む!奥平大兼×鈴鹿央士「PLAY!」映像初披露”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2023年11月24日). 2024年2月14日閲覧。
  14. ^ 映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』公式 [@play_2024_movie] (2023年12月28日). "❮❮❮ #映画PLAY 𝗖𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 ❯❯❯🎮#胡桃のあ (本人役)─────────────────亘(#小倉史也)の推しのVTuber✨なんと!!!ご本人役として登場🌟!!!". Instagramより2024年2月14日閲覧
  15. ^ 徳留歌織 Kaori Tokudome [@Kaori_Tokudome] (2024年2月26日). "#映画PLAY木村かおり役で出演させて頂いております!ロング予告編には私の姿もチラリ…⚆.̮⚆是非劇場でご覧ください♡". X(旧Twitter)より2024年3月9日閲覧
  16. ^ “Cody・Lee(李)がeスポーツ映画「PLAY!」主題歌書き下ろし、「イエロー」はあなたに向けた曲です”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2024年1月12日). https://natalie.mu/music/news/556782 2024年2月12日閲覧。 
  17. ^ a b c サードウェーブが映画を製作!?eスポーツテーマの青春物語を2024年春に劇場公開”. プラスデジタル. マイナビ (2023年8月18日). 2024年2月14日閲覧。

外部リンク 編集