Portal:バスク/人物伝/モーリス・ラヴェル

モーリス・ラヴェル(1875年 - 1937年)は、フランスシブール出身の作曲家バスク人。『スペイン狂詩曲』やバレエ音楽『ダフニスとクロエ』、バレエ音楽『ボレロ』の作曲や『展覧会の絵』のオーケストレーションでよく知られた。クロード・ドビュッシーと共に印象派(印象主義)に分類されることが多い。「オーケストレーションの天才」「管弦楽の魔術師」と言われる卓越した管弦楽法と「スイスの時計職人」と評価される精緻な書法が特徴的。母方の血筋であるスペインへの関心は様々な楽曲に見出だされ、『ヴァイオリン・ソナタ』、『左手のためのピアノ協奏曲』、『ピアノ協奏曲 ト長調』などにはジャズの語法の影響も見られる。……