RIRI
RIRI(リリ、1999年11月5日 - )は、日本の女性歌手[1]。群馬県出身[2]。
RIRI | |
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生誕 | 1999年11月5日(25歳) |
出身地 | 日本 群馬県 |
ジャンル | POP・コンテンポラリー・R&B |
職業 | 歌手・ソングライター |
活動期間 | 2016年 - |
レーベル |
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共同作業者 | デーモン・シャープ・ブライアン・ソコ・ニック・リー |
公式サイト | RIRI Official Website |
洋楽好きの母親の影響で幼少の頃からビヨンセやデスティニーズ・チャイルドなどのアメリカのR&Bを聴いて育ち、3、4歳の頃から歌手になりたいという夢を持っていた[3][4]。オーディションへの参加をきっかけにAIと出会い、13歳にして共同での楽曲制作を開始[5]。16歳からLAにてアリアナ・グランデ、カイリー・ミノーグ、ジェニファー・ロペスらを手掛けるデーモン・シャープ、ビヨンセ、リル・ウェインを手掛けるブライアン・ソコなど、数々の有名プロデューサーとコライト(ライティングセッション)による楽曲制作を始める[3]。
来歴
編集2011年、ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオンなどを手がけた名プロデューサー、デイヴィッド・フォスターが主催した世界的次世代スターを発掘するオーディションに出場し、僅か11歳でファイナリストの一人に選ばれる[1]。世界ツアー中だったフォスターの東京公演のステージに上がり、ビヨンセの「リッスン」を歌った[4]。
2012年、大手スポーツブランドの夢応援企画でグランプリを獲得[4]。憧れのAIの前でビヨンセの「HALO」を生歌唱したことをきっかけに交流が始まる[1][3]。
2016年6月5日、AIのツアー「AI THE BEST TOUR」東京公演のアンコールでステージに立ち、オリジナル曲を2曲披露[1]。同月に配信されたその内の1曲「GOLD」がiTunes R&B / ソウルランキングで1位を記録[4]。同年夏、『SUMMER SONIC 2016』に出場[3]。同年11月、AIの日本武道館公演でオープニグアクトを務め、そのAIとの共作曲も収録した1st EP「I love to sing」をリリース、Apple Music R&B / ソウルランキングで1位を記録する[1][4]。「Apple Music NEW ARTIST」やSpotifyの2017年に飛躍が予想される新人アーティスト「Early Noise Japan 2017」に選出される[1]。
2017年3月、アメリカ・テキサス州で行われた世界最大規模の音楽見本市「South by Southwest」(SXSW 2017)に日本人最年少出演[6][7]。6月21日、2nd EP「RUSH」を発表。iTunes R&B/ソウルチャートで1位を獲得、Spotifyでは新人ながら異例の月間リスナー130Kに到達[1][3]。夏、『SUMMER SONIC 2017』を始め、日本全国のロック・フェス、イベントに出演[3]。
2018年2月14日、1stアルバム『RIRI』でone nationよりメジャー・デビュー[1][3]。新人としては異例となる全国テレビ・CS・ラジオ計46局のパワープレイ等に選出され、配信チャートでも自身最高位となるiTunesアルバムチャート5位、R&B/ソウルチャートで1位を記録。同年3月、音楽プロデューサー、ゼッドの楽曲「Stay」を日本人アーティストとして初めてカバーし、LINE LIVEにて行われたスペシャル番組にてゼッドとのセッションを果たしている[8][9]。同年6月に配信された「Stay (Covered by RIRI)」は、LINE MUSICリアルタイムチャートで1位を記録。同年7月、「Maybe One Day」を配信リリース。「Maybe One Day」の英語バージョンは、Spotifyの新譜紹介プレイリスト「New Music Friday」にて世界23ヶ国で取り上げられる。他にスウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーなど北欧を中心に数々のプレイリストに取り上げられ、その数は42に上る。「Maybe One Day」英語バージョンは、リリース初日のみで17万回再生され、Spotifyの注目プレイリスト「Global X」にも入り、USリスナーが激増。同年11月、2ndアルバム『NEO』をリリース。USヒップホップシーンで話題のフィメールラッパー Saweetieや、清水翔太などを迎え、コラボレーション楽曲も収録。アートワークではNYLON JAPANとコラボレーションが実現。
2019年3月13日、韓国の人気ラッパー Junofloとのコラボレーション楽曲「luv luv feat.Junoflo」を配信リリース。同年4月17日、ヒップホップ・クルー KANDYTOWNのKEIJU、ソロシンガー 小袋成彬とのコラボレーション楽曲「Summertime」を、RIRI, KEIJU, 小袋成彬 名義で配信リリース。同曲は、資生堂「アネッサ」の2019年CMソングとして使用される。同年7月、ディズニー映画『ライオン・キング』の、日本版オフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」の歌唱アーティストに新人ながら起用される。同作のプロモーションでは、シンバ役のドナルド・グローヴァーと監督のジョン・ファヴローの前で同曲の英語版を披露している[10]。
2020年、フォーブスの「活躍が期待される30歳未満のアジア人スポーツ選手芸能人30人」にランクインした[11]。
2023年、2月にリリースしたシングル「I Need U」では、Lil Naz Xの「INDUSTRY BABY(feat.Jack Harlow)」やAriana Grandeの最新アルバム「eternal sunshine」の収録楽曲、またアジアではBTSなどの数多くのK-popアーティストなども手がけている、Z世代プロデューサーのニック・リーと共作。
2024年、RIRIは短編映画「Honey Roasted Chicken」のエンディングテーマ「Mother’s Soup」を提供した。この映画は、ふるいちやすし監督の指揮のもと、Film Japanesqueによって制作され、エドアルド・スフェッレッラ(Edoardo Sferrella) が主演を務めた。RIRIの楽曲は、映画の感動的な結末をさらに強調し、視聴者に強い印象を残した。「Honey Roasted Chicken」は、日本のショートフィルムプラットフォームGeneTheaterで第1位を獲得し、ミラン・ショートフィルム・フェスティバル(Milan Short Film Festival)でも高く評価された[12]。
ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
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メジャー | ||||
1st | 2018年2月14日 | RIRI | CD | AICL-3478 |
2nd | 2018年11月28日 | NEO | CD | AICL-3586 |
ミニ・アルバム
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
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インディーズ | ||||
1st | 2016年11月2日 | I love to sing | CD | TMAH-0001 |
2nd | 2017年6月21日 | RUSH | CD | TMAH-0002 |
EP
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 |
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2019年5月22日 | Summertime EP | CD | AICL-3629 |
配信限定
編集発売日 | タイトル | 規格 |
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2018年6月20日 | Zedd “Stay (Covered by RIRI)” | |
2018年7月27日 | Maybe One Day | デジタル・ダウンロード |
2018年8月10日 | That's My Baby -Midas Hutch Remix | |
2018年8月31日 | Maybe One Day (KSUKE Remix) | |
2019年4月17日 | Summertime | |
2020年2月19日 | Episode 0 | |
2021年4月7日 | WHEEL of FORTUNE ~運命の輪~ | |
2021年5月26日 | Wheel of Fortune | |
2021年7月21日 | Luv DejaVu | |
Luv DejaVu - Japan Ver | ||
2023年2月15日 | I Need U | |
I Need U ~君に頼ってもいい?~ |
参加作品
編集発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 |
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2019年7月19日 | ライオン・キング オリジナル・サウンドトラック デラックス版 | CD | UWCD-1045/6 |
出演
編集ラジオ
編集- RIRI TUNE(FM NORTH WAVE、2017年 - 2018年)[13]
- RIRI’s Symphony(CROSS FM、2018年)※2月マンスリーパーソナリティ[14]
- RIRI “That’s My Radio”(JFN PARK、2018年)[15]
- RIRI「FIFTH FRIDAY」(WREP、2020年)※第5週目がある月の最終金曜日に配信[16]
吹き替え
編集その他
編集- ライオン・キング(2019年) - 「サークル・オブ・ライフ」日本版オフィシャルソングアーティスト
関連項目
編集- 1MILLION DANCE STUDIO - 自曲をバックにしたダンスに参加した。[18]
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h “プロフィール”. RIRI ソニーミュージック オフィシャルサイト. 2018年3月22日閲覧。
- ^ “RIRIプロフィール”. 音楽出版社. TOWER RECORDS ONLINE (2017-05- 23). 2018年3月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g “RIRI、いよいよ本格始動! “ボーダレス”に広がる新世代アーティストの可能性”. Real Sound (2017年12月22日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ a b c d e “サブスクシーンで注目の高校生アーティスト・RIRIとは”. 音楽ナタリー (2018年2月17日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ “18歳女子高生シンガーRIRIがメジャーデビュー、LAで大物プロデューサーと制作”. 音楽ナタリー (2017年11月29日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ “RIRIの記事まとめ”. 音楽ナタリー (2014年10月16日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ Interview(インタビュアー:平山雄一)「RIRI 17才。歌声から伝わる圧倒的な高揚感、英語と日本語のバランス感覚が絶妙な2nd EP(2ページ目)」『エンタメステーション』、ソニー・ミュージックエンタテインメント、2017年6月22日 。2018年3月21日閲覧。
- ^ “RIRI、Zeddのヒット曲「Stay」を日本語カバー ティザー映像が公開”. Spincoaster (2018年3月8日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ “RIRIによるZedd「Stay」カバーのMV公開 LINE LIVEではZeddとRIRIの共演も”. Spincoaster (2018年3月20日). 2018年3月22日閲覧。
- ^ “新人RIRIが『ライオン・キング』日本版公式ソング シンバ役が絶賛「ビヨンセみたいだ」”. ORICON NEWS. 2020年7月2日閲覧。
- ^ RIRIがフォーブスの30歳未満で注目すべきアジアのエンターテイナー&スポーツ選手30名に選出。日本人アーティストとしては、初の選出となった。日本人アーティストしては初の選出となった
- ^ “『Honey Roasted Chicken』 この戦場で、兵士たちは一体何と戦わなければならないのか|ジーンシアター”. genetheater.jp. 2024年10月23日閲覧。
- ^ “★RADIO★ RIRIレギュラー番「RIRI TUNE」がFM NORTHWAVEで7/2より毎週オンエア!”. RIRI 公式サイト. 2018年4月18日閲覧。
- ^ “RIRI’s Symphony”. CROSS FM. 2018年5月9日閲覧。
- ^ “RIRI “That’s My Radio””. JFN PARK. 2018年5月9日閲覧。
- ^ “[新番組 RIRI「FIFTH FRIDAY」7/31(金) 21時スタート!]”. WREP. 2021年1月29日閲覧。
- ^ 当該作品・公式HP
- ^ BARKSニュース
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- RIRI | ソニー・ミュージック オフィシャルサイト
- RIRI (@riri_tone) - X(旧Twitter)
- RIRI (@riri_tone) - Instagram
- RIRI Official Channel - YouTubeチャンネル