Symphony Sounds』(シンフォニー・サウンズ)は、2018年8月[1]から発売されているアダルト美少女ゲーム[注釈 1]の主題歌をまとめたコンピレーションアルバムのシリーズ。制作は株式会社カーニバル、販売・発売は株式会社ハブロッツ[2]

概要 編集

げっちゅ屋を運営する株式会社ゲインズのグループ会社である株式会社ハブロッツ[2]と株式会社カーニバルによって、2018年8月[1]から制作・販売・発売されているアダルト美少女ゲームの主題歌をまとめたコンピレーションアルバム。株式会社カーニバルが制作を行い、株式会社ハブロッツが発売・販売を行っている。

長年に渡って同様のコンピレーションアルバムを発売していたのは、株式会社スタジオディーンが販売・発売していたGWAVEシリーズのみだったが、同シリーズは2016年12月発売の「GWAVE 2016 1st advance」を最後に発売休止状態となっており、それ以降に同様のコンピネーションアルバムを発売する企業は無かった。この状況を見たプロデューサーの担当T[注釈 2]によってSymphony Soundsは企画・制作された。企画の動機も「某コンピレーションアルバムが発売されない……なら、自分で制作しよう思った」とげっちゅブログに掲載しているコラムにて語っている[3]

シリーズ 編集

Symphony Sounds Generation
GWAVEシリーズに近い立ち位置のアルバムで、1年間に発売されたアダルト美少女ゲーム[注釈 1]の主題歌を1枚に収録している。1年間を上半期・下半期に分けて(事実上2枚)発売していたGWAVEとはその部分が大きく異なる。そのことから、収録数としては合計してもGWAVEの半分以下となっている。また、発売までに1年半以上も掛かる[注釈 3]ことから、スピード面も含めて全体的に劣る部分がある。その一方で、生産数は多いためか、在庫数は安定しており、発売から数年経っても購入することが可能である。
Symphony Sounds Record
過去に発売されたアダルト美少女ゲームの主題歌にフォーカスしたアルバムで、過去14年間に発売された楽曲を1枚に収録している。年数カウントとしては発売年の前年から14年間となっている。[注釈 4]。アルバムのカウントがGenerationと同様に発売年数になっており、サブタイトルは付いているものの、ぱっ見では見分けにくい状態である。
Symphony Sounds Eternal
過去に発売されたアダルト美少女ゲームのエンディング曲を1枚にまとめて収録したアルバム。Recordとは異なり、発売期間などは指定せずにランダムに選曲されている。また、アルバムのカウントはローマ数字になっていることから、他との区別がしやすい。

作品 編集

Symphony Sounds Generation 編集

Symphony Sounds Record 編集

Symphony Sounds Eternal 編集

ディスコグラフィ
タイトル 発売日
Symphony Sounds Generation 2017 2019/05/31
Symphony Sounds Generation 2018 2020/05/29
Symphony Sounds Generation 2019 2021/05/28
Symphony Sounds Generation 2020 2022/05/27
Symphony Sounds Generation 2021 2023/05/26
Symphony Sounds Record 2018 ~from 2003 to 2017~ 2018/08/31
Symphony Sounds Record 2019 ~from 2004 to 2018~ 2019/08/30
Symphony Sounds Record 2020 ~from 2005 to 2019~ 2020/08/28
Symphony Sounds Record 2021 ~from 2006 to 2020~ 2021/08/27
Symphony Sounds Record 2022 ~from 2007 to 2021~ 2022/09/30
Symphony Sounds Record 2023 ~from 2008 to 2022~ 2023/08/25
Symphony Sounds Eternal 2020/01/31
Symphony Sounds Eternal II 2021/01/29
Symphony Sounds Eternal III 2022/02/25
Symphony Sounds Request 2023/01/27
Symphony Sounds Request2 2024/01/26

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ a b アダルト美少女ゲームブランドの全年齢向け作品も含む。
  2. ^ Gyutto.comなど営業やLass Pixyのブランド統括などを行っており、同じビルの同フロアに本部を置く株式会社ハブロッツと株式会社カーニバルの業務を掛け持ちしている人物と思われる。
  3. ^ 毎年5月発売のスケジュール固定と思われる。2017年版は2019年5月、2018年版は2020年5月、2019年版は2021年5月に発売された。
  4. ^ 2021年発売のアルバムの場合、2006年から2020年までの14年間となる。
  5. ^ Keyの作品ではあるが、作品自体は全年齢向けであるため、アダルト美少女ゲームには該当しない。
  6. ^ 公式サイトには「当時の雰囲気を出しつつ現代的なマスタリングを施した特別仕様」と記載されており、リマスタリングされた音源が収録されている模様。

出典 編集

関連項目 編集

  • GWAVE - かつて展開されていた同様のコンビネーションアルバムのシリーズ。2016年12月以降は販売休止となっている。

外部リンク 編集