森福 都(もりふく みやこ、1963年3月31日[1] - )は、日本小説家

森福 都
(もりふく みやこ)
誕生 (1963-03-31) 1963年3月31日(61歳)
山口県周防大島町
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士(医学)
最終学歴 広島大学医学部総合薬学科卒業
活動期間 1996年 -
ジャンル 推理小説
主な受賞歴 ホワイトハート大賞(エンタテインメント部門)優秀賞(1996年)
松本清張賞(1996年)
デビュー作 「薔薇の妙薬」(1996年)
テンプレートを表示

山口県周防大島町(旧大島郡東和町)出身[2]神奈川県茅ヶ崎市在住。1985年広島大学医学部総合薬学科卒業[1][3]。在学時は美術部に所属していた[4]。製薬会社、病院薬剤部勤務を経る。1994年より小嵐九八郎から小説の指導を受ける。1996年、「薔薇の妙薬」で第2回ホワイトハート大賞(エンタテインメント部門)優秀賞を受賞し、小説家デビュー[5]。同年、「長安牡丹花異聞」で第3回松本清張賞を受賞[6]2002年、「十八面の骰子」が第55回日本推理作家協会賞短編部門で候補作に選ばれる[7]。趣味は絵画鑑賞[1]

作品リスト

編集
  • 長安牡丹花異聞(1997年4月 文藝春秋 / 2005年7月 文春文庫)
  • 吃逆(1999年8月 講談社 / 2002年8月 講談社文庫 )
  • 紅豚(2000年3月 徳間書店)
  • 双子幻綺行(2001年2月 祥伝社
  • セネシオ(2002年10月 小学館
  • クラブ・ポワブリエール(2002年11月 徳間書店 / 2007年3月 徳間文庫)
  • 十八面の骰子(2003年3月 光文社 / 2005年6月 光文社文庫)
  • 琥珀枕(2004年8月 光文社 / 2006年11月 光文社文庫)
  • 狐弟子(2005年11月 実業之日本社
  • 漆黒泉(2005年9月 文藝春秋 / 2008年9月 文春文庫)
  • 楽昌珠(2007年10月 講談社
  • 肉屏風の密室(2008年7月 光文社
  • 赤い月 マヒナ・ウラ(2009年6月 徳間書店
  • マローディープ 愚者たちの楽園(2009年10月 講談社ノベルス
  • ご近所美術館(2012年 東京創元社 / 2015年 創元推理文庫)
少女小説

アンソロジー

編集

「」内が森福都の作品

  • 異色中国短篇傑作大全(1997年9月 講談社 / 2001年3月 講談社文庫)「蛙吹泉」
  • ザ・ベストミステリーズ 2002 推理小説年鑑(2002年7月 講談社)「十八面の骰子」
    • 【分冊・改題】トリック・ミュージアム ミステリー傑作選(2005年8月 講談社文庫)
  • 妃・殺・蝗 中国三色奇譚(2002年11月 講談社文庫)「黄飛蝗」
  • 鬼瑠璃草(2003年2月 祥伝社文庫)「デジカメ・ダイエット」
  • らせん階段(2003年5月 ハルキ文庫)「第三の女」
  • 結婚貧乏(2003年7月 幻冬舎 / 2005年6月 幻冬舎文庫)「グッドマリアージュ」
  • 暗闇を追いかけろ(2004年11月 光文社カッパ・ノベルス / 2008年5月 光文社文庫)「妬忌津」
  • 『七都市物語』シェアードワールズ(2005年4月 トクマ・ノベルズ / 2011年5月 徳間文庫)「シーオブクレバネス号遭難秘話」
  • Love Letter(2005年12月 幻冬舎 / 2008年4月 幻冬舎文庫)「再会」
  • 本格ミステリ06(2006年6月 講談社ノベルス)「黄鶏帖の名跡」
    • 【改題】珍しい物語のつくり方(2010年1月 講談社文庫)

脚注

編集
  1. ^ a b c 会員名簿 森福都|日本推理作家協会
  2. ^ 日本財団図書館(電子図書館) 山口県ふるさと環境シンポジウム報告書
  3. ^ 典拠詳細 | 豊島区立図書館
  4. ^ 広島大学
  5. ^ ご近所美術館 / 森福 都【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
  6. ^ 四街道市立図書館
  7. ^ 2002年 第55回 日本推理作家協会賞|日本推理作家協会

関連項目

編集

外部リンク

編集