宮路洋一
ゲームプロデューサー、実業家(1963 -)
宮路洋一(みやじ よういち、1963年5月26日[1] - )は、日本の男性ゲームプロデューサー、経営者。
元ゲームアーツ代表取締役社長、現ジークゲームズ代表取締役社長[2][3]。代表作である『LUNAR』シリーズや『グランディア』シリーズ、竹本泉原作のインタラクティブコミック作品(『ゆみみみっくす』、『だいなあいらん』)などをプロデュース。ゲームアーツ作品以外でも、『機動戦士ガンダム ギレンの野望』『ガンダムネットワークオペレーション』『まいにちいっしょ』などの企画、プロデュースも手掛ける。弟は宮路武。
来歴
編集18歳でアスキーで活動を始める。
21歳でゲームアーツを弟の宮路武などアスキーの仲間達と立ち上げる[4]。以降20年間ゲームアーツの代表取締役社長として活躍。『LUNAR』や『グランディア』などのプロデュースを行う。2005年にゲームアーツの代表取締役を辞任後、株式会社ヘッドロックの名誉顧問を務め、乖離性ミリオンアーサーなどの作品に参加[1]。フリープロデューサーなどを経て、ジークゲームズを設立、代表取締役社長に就任[5]。
作品
編集国内
編集- ぎゅわんぶらあ自己中心派(1987年、PC)企画、開発
- ぎゅわんぶらあ自己中心派2 自称! 強豪雀士編(1987年、PC)企画、開発
- ぎゅわんぶらあ自己中心派3 望郷さすらい雀士編(1988年、PC)企画、開発
- ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場(1990年、メガドライブ)企画、開発
- SDガンダムワールド ガチャポン戦士3 英雄戦記(1990年、FC)企画、開発
- SDガンダムワールド ガチャポン戦士4 ニュータイプストーリー(1991年、FC)企画、開発
- 天下布武〜英雄たちの咆哮〜(1991年、メガCD)製作総指揮
- SDガンダムワールド ガチャポン戦士5 BATTLE OF UNIVERSAL CENTURY(1992年、FC)企画、開発
- ぎゅわんぶらあ自己中心派2 激闘! 東京マージャンランド編(1992年、メガCD)企画、開発
- LUNAR ザ・シルバースター(1992年、メガCD)企画、プロデュース
- ゆみみみっくす(1992年、メガCD)プロデュース
- シルフィード(1993年、メガCD)エクゼクティブプロデューサー
- うる星やつら 〜ディア マイ フレンズ〜(1994年、メガCD)プロデュース
- LUNAR エターナルブルー(1994年、メガCD)企画、プロデュース
- ガングリフォン(1996年、セガサターン)エクゼクティブプロデューサー
- グランディア(1997年、セガサターン)プロデュース
- だいなあいらん(1997年、セガサターン)エクゼクティブプロデューサー
- ガングリフォンII(1998年、セガサターン)エクゼクティブプロデューサー
- 機動戦士ガンダム ギレンの野望(1998年、セガサターン)企画、プロデュース
- グランディアII(2000年、ドリームキャスト)プロデュース
- ガンダムネットワークオペレーション(2002年、PC)企画、プロデュース
- ボンバーマンジェネレーション(2002年、GC)プロデュース
- 新世紀エヴァンゲリオン2(2003年、PS2)企画、プロデュース
- まいにちいっしょ(2006年、PS3)企画、プロデュース
- 大乱闘スマッシュブラザーズX(2008年、Wii)開発プロデュース
- LOOP8(2023年、Switch/PS4)開発統括
海外
編集- プリンス・オブ・ペルシャ(1992年、メガCD)プロデュース
- ライズ・オブ・ザ・ドラゴン(1992年、メガCD)プロデュース
- シムアース(1993年、メガCD)プロデュース
- ウィングコマンダー(1994年、メガCD)プロデュース
脚注
編集- ^ a b “メガドライブを語りまくる&プレイしまくる“16-BIT 大復活祭”開催決定 スペシャルゲストは宮路洋一氏”. ファミ通.com. 2019年9月22日閲覧。
- ^ “特別講演「伝説のゲームクリエイターに聞く」第4弾を終えて”. ゲーム保存協会. 2019年9月22日閲覧。
- ^ “企業情報”. SIEG GAMES Co.,Ltd. 2019年9月22日閲覧。
- ^ “1987年に手動でディープラーニングをしていた驚異の麻雀ゲームがあった──アキバ通いのパソコン少年がゲーム アーツを創業──宮路洋一氏にゲームAIの核を聞く”. 電ファミニコゲーマー. 2019年9月22日閲覧。
- ^ “ゲームAI開発最前線”. connpass. 2019年9月22日閲覧。