Wikipedia

シルクブラボー

シルクブラボー[1]は日本の競走馬。主な勝ち鞍に2002年のデイリー杯2歳ステークス。

シルクブラボー
欧字表記 Silk Bravo[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 牡[1]
毛色 芦毛[1]
生誕 2000年2月6日[1]
死没 2011年1月14日（11歳没）
抹消日 2006年3月31日
父 Cozzene[1]
母 Monica Faye[1]
母の父 Wolf Power[1]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
生産者 Dr. Koichiro Hayata[1]
馬主 （有）シルク[1]
調教師 松元茂樹（栗東）[1]
競走成績
生涯成績 12戦3勝（中央競馬）
1戦0勝（地方競馬）
[1]
獲得賞金 67,144,000円[1]
勝ち鞍
GII デイリー杯2歳ステークス 2002年
テンプレートを表示

戦績

編集

2002年6月22日、阪神競馬場での新馬戦で金折知則の騎乗でデビューし4着、2走目の折り返しの新馬戦で初勝利を挙げる。新潟競馬場でのカンナステークスも勝ち、10月12日京都競馬場のデイリー杯2歳ステークスも勝って3連勝とし、朝日杯フューチュリティステークスの有力候補に躍り出るも右肩跛行で回避[2]。さらに左脚の脛骨への骨膜炎を併発させ休養を余儀なくされる[3]。

3歳時はNHKマイルカップを目標に阪神のマーガレットステークスから始動も4着に終わり、NHKマイルカップそのものも体調不良を理由に回避[4]。秋はマイルチャンピオンシップを目標とするも[4][5]、東京盃、スワンステークスでともに二桁着順の結果に終わり、以降も不振が続いて2006年3月31日をもって日本中央競馬会 (JRA) の競走馬登録を抹消された[6]。[7]

競走馬引退後は福島県にある天栄ホースパークで新人スタッフの騎乗練習用の乗馬として繋養されていたが、2011年1月14日に[8]死亡した。ノーザンファーム天栄に墓がある[9]。

競走成績

編集

以下の内容は、netkeiba.com[10]およびJBISサーチ[7]に基づく。

年月日 競馬場 競走名 格 距離（馬場） 頭数 枠番 馬番 オッズ（人気） 着順 タイム
（上り3F）		 着差 騎手 斤量
（kg）		 勝ち馬/（2着馬）
2002.06.22 阪神 2歳新馬 芝1200m（良） 14 4 5 05.9（3人） 4着 1:10.8 (35.5) -0.4 金折知則 53 イサミペガサス
0000.07.06 阪神 2歳新馬 芝1200m（良） 16 1 2 03.2（1人） 1着 1:09.9 (35.7) -1.4 金折知則 53 （キタサンペンダント）
0000.09.14 新潟 カンナS OP 芝1200m（良） 7 6 6 01.8（1人） 1着 1:08.8 (34.5) -0.3 後藤浩輝 54 （タガノラフレシア）
0000.10.12 京都 デイリー杯2歳S GII 芝1600m（良） 13 8 13 02.7（1人） 1着 1:33.9 (34.4) -0.4 後藤浩輝 55 （ブルーイレヴン）
2003.04.06 阪神 マーガレットS OP 芝2000m（良） 17 4 8 02.6（1人） 4着 1:22.5 (36.5) -0.5 後藤浩輝 58 ホーマンアピール
0000.10.09 大井 東京盃 GII ダ1190m（良） 13 8 12 00.0（5人） 12着 1:14.1 (39.9) -3.5 後藤浩輝 54 ハタノアドニス
0000.11.01 京都 スワンS GII 芝1400m（良） 16 2 3 22.2（9人） 16着 1:22.4 (37.2) -2.2 後藤浩輝 56 ギャラントアロー
2005.03.27 阪神 鳴門S 1600 ダ1400m（良） 16 4 7 46.5（10人） 16着 1:26.2 (38.9) -2.3 渡辺薫彦 57 メイショウオキナ
ソーアラート
0000.04.17 阪神 淀屋橋S 1600 芝1200m（良） 14 7 11 16.8（8人） 7着 1:09.0 (34.8) -0.3 金折知則 55 モンパルナス
0000.04.30 京都 洛陽S 1600 芝1400m（良） 16 3 5 06.7（3人） 4着 1:20.7 (34.0) -0.4 吉田稔 57 マイネサマンサ
0000.10.16 京都 桂川S 1600 芝1400m（良） 11 1 1 09.5（6人） 10着 1:21.3 (36.0) -0.4 小牧太 55 ポジションワン
0000.11.05 京都 京洛S 1600 芝1200m（良） 11 8 11 13.6（6人） 10着 1:08.6 (34.7) -0.8 小牧太 57 クリノワールド
0000.11.12 京都 清水S 1600 芝1800m（稍） 18 8 16 65.0（14人） 11着 1:33.7 (34.9) -0.5 金折知則 55 トップガンジョー

血統

編集
シルクブラボーの血統 （血統表の出典）[§ 1]
父系 カロ系（グレイソヴリン系）
 [§ 2]
父

Cozzene
1980 芦毛 アメリカ
父の父
Caro
1967 芦毛 フランス 		*フォルティノ
Fortino 		Grey Sovereign
Ranavalo
Chambord Chamossaire
Life Hill
父の母
Ride the Trails
1971 鹿毛 アメリカ 		Prince John Princequillo
Not Afraid
Wildwook Sir Gaylord
Blue Canoe
母

Monica Faye
1988 栗毛 アメリカ 		Wolf Power
1978 芦毛 南アフリカ 		Flirting Around Round Table
Happy Flirt
Pandora Casabianca
Blue Siren
母の母
Monica Anne
1981 黒鹿毛 アメリカ 		True Knight *シャトーゲイ
Stealaway
Meadow Stream Native Dancer
Golden Trail F-No.4-r
母系(F-No.) (FN:4-r) [§ 3]
5代内の近親交配 Princequillo 4 × 5 = 9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ [11]
  2. ^ [12]
  3. ^ [11]
  4. ^ [11][12]

半姉・シルクエスペランサの仔にプロキオンステークス・根岸ステークス勝ちのシルクフォーチュン[12]。

脚注

編集
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “シルクブラボー(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年12月20日閲覧。
  2. ^ “シルクブラボー、朝日杯FS回避”. netkeiba.com (2002年12月4日). 2011年10月24日閲覧。
  3. ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブックコーナー. NECインターチャネル (2003年1月7日). 2011年10月24日閲覧。 “シルクブラボー、NZTからマイルCへ”
  4. ^ a b “ニュースぷらざ”. 競馬ブックコーナー. NECインターチャネル (2003年5月12日). 2011年10月24日閲覧。 “シルクブラボー体調不良でNHKマイルC回避”
  5. ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブックコーナー. NECインターチャネル (2003年9月29日). 2011年10月24日閲覧。 “シルクブラボーは大井の東京盃から”
  6. ^ “シルクブラボー、登録を抹消”. netkeiba.com (2006年4月3日). 2011年10月24日閲覧。
  7. ^ a b “シルクブラボー 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年12月20日閲覧。
  8. ^ “シルクブラボー”. 引退名馬詳細情報. 軽種馬育成調教センター. 2011年10月24日閲覧。
  9. ^ “被災地の功労馬等の安否情報と見学に関わるお願い”. 馬産地ニュース. 競走馬のふるさと案内所 (2011年3月24日). 2011年10月24日閲覧。
  10. ^ “シルクブラボーの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年12月20日閲覧。
  11. ^ a b c “シルクブラボー(USA) 血統情報：5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年12月20日閲覧。
  12. ^ a b c “シルクブラボーの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年12月20日閲覧。

外部リンク

編集
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=シルクブラボー&oldid=98127617」から取得