宗 真一郎(そう しんいちろう、1972年6月18日 -)は福岡県出身の日本柔道家。現役時代は95kg級及び100kg級の選手。身長190cm[1]

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
アジア柔道選手権
1993 マカオ 95kg級

人物 編集

志摩中学から福岡大大濠高校に進むが、この当時は大きな実績を上げていない[1]福岡大学へ進むと力を付け始めて、2年の時にはジュニア体重別95kg級で優勝を飾った[1]。3年の時には正力杯に出場すると、東海大学3年で187cmの大原尚喜との国内のこの階級では珍しい190cm前後の選手同士による決勝となったが、谷落で敗れて2位に終わった[2]アジア選手権では優勝を飾った。優勝大会では5位となった。4年の時には正力杯と優勝大会でそれぞれ5位だった[1]。1995年には九州電力の所属となった。1996年には実業個人選手権で優勝を飾った。1997年にはグルジア国際で3位になった。1998年には体重別100kg級で3位になった。実業個人選手権では2年ぶりに優勝を飾った。講道館杯では決勝で国士舘高校3年の鈴木桂治小外刈で敗れて、大会史上初の高校生王者を誕生せしめる引き立て役となった[3]。1999年の実業個人選手権では2位だった。2000年の実業個人選手権では2年ぶり3度目の優勝を飾った。

主な戦績 編集

95kg級での戦績

100kg級での戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 「平成6年度後期男女強化選手名鑑」近代柔道 ベースボールマガジン社、1995年2月号
  2. ^ 「全日本学生柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、1993年8月号
  3. ^ 「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」近代柔道 ベースボールマガジン社、1999年1月号

外部リンク 編集

  • 宗真一郎 - JudoInside.com のプロフィール(英語)