大村益夫
日本の中国・朝鮮文学研究者
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2020年4月) |
大村 益夫(おおむら ますお、1933年5月20日[1] - 2023年1月15日)は、中国・朝鮮文学者、早稲田大学名誉教授。
生涯
編集東京生まれ。父は童謡詩人の大村主計。1957年早稲田大学政治経済学部卒、1962年東京都立大学 (1949-2011)大学院中国文学専攻博士課程中退。1964年早稲田大学専任講師、1972年早大語学教育研究所助教授、教授。2002年定年、名誉教授[2][3]。
著書
編集共編著
編集- 『朝鮮文学関係日本語文献目録』任展慧共編著 プリントピア 1984
- 『朝鮮を知る事典』伊藤亜人,高崎宗司,武田幸男,吉田光男,梶村秀樹共監修 平凡社 1986 『韓国朝鮮を知る事典』2014
- 『わかりやすい朝鮮語の基礎』権泰日共著 東洋書店 1995
- 『朝鮮文学関係日本語文献目録 1882.4~1945.8』布袋敏博共編 製作: 緑陰書房 1997
- 『大村主計全集』全4巻 編 緑蔭書房 2007
翻訳
編集- 『中国の思想 第6 老子・列子』経営思潮研究会 1964、改訂版・徳間書店、1978、徳間文庫 2008。列子を編訳。老子は奥平卓訳
- 尹世重『赤い信号弾』新日本出版社 世界新少年少女文学選 1967
- 金允植『傷痕と克服 韓国の文学者と日本』朝日新聞社 1975
- 『火の犬』訳注 高麗書林 韓国語対訳叢書 1(童話篇) 1975
- 林鍾国『親日文学論』高麗書林 1976
- 金顕杓『ある抗日運動家の軌跡 "不逞鮮人"の証言』南里知樹共編 龍溪書舎 1978
- 『朝鮮短篇小説選』長璋吉・三枝寿勝共編訳 岩波文庫(上下) 1984
- 「延辺朝鮮族自治州概況」執筆班『中国の朝鮮族 延辺朝鮮族自治州概況』むくげの会 1987
- 『韓国短篇小説選』長璋吉・三枝寿勝共編訳 岩波書店 1988
- 崔紅一『都市の困惑』早稲田大学出版部 新しい中国文学 1993
- 『耽羅のくにの物語 済州島文学選』編訳 高麗書林 1996
- 『対訳詩で学ぶ朝鮮の心』編訳 青丘文化社 1998
- 『近代朝鮮文学日本語作品集 1939-1945 創作篇』全6巻 布袋敏博共編 緑蔭書房 2001
- 『近代朝鮮文学日本語作品集 1939-1945 評論・随筆篇』全3巻 布袋敏博共編 緑蔭書房 2002
- 『近代朝鮮文学日本語作品集 1901~1938 創作篇』全5巻 布袋敏博共編 緑蔭書房 2004
- 『近代朝鮮文学日本語作品集 1901~1938 評論・随筆篇』全3巻 布袋敏博共編 緑蔭書房 2004
- 『金鍾漢全集』藤石貴代・沈元燮,布袋敏博共編 緑蔭書房 2005
- 姜敬愛『人間問題』平凡社 朝鮮近代文学選集 2006
- 『近代朝鮮文学日本語作品集 1908~1945 セレクション』全8巻 布袋敏博共編 緑蔭書房 2008
- 『風と石と菜の花と 済州島詩人選』編訳 新幹社 2009
論文
編集脚注
編集- ^ 『著作権台帳』
- ^ researchmap
- ^ 『朝鮮近代文学と日本』著者紹介
- ^ “平成25年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 4 (2013年4月29日). 2013年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月19日閲覧。
- ^ “大村益夫さん死去”. 朝日新聞. (2023年1月19日) 2023年1月19日閲覧。