武廟十哲
武廟十哲(ぶびょうじってつ)は、唐朝以前の中国史を代表する十人の名将。760年に粛宗は太公望を武成王に封じ、武成王廟(武廟)を建立した。その際、古今の名将十人が唐代の史館により選ばれ、太公望と共に祀られた。782年には武廟六十四将が新たに選出され、十哲と合祀された。
十哲
編集- 西河守・呉起
- 昌国君・楽毅
- 武安君・白起
参考文献
編集- 《新唐書》志第五 礼楽五より
『上元元年,尊太公為武成王,祭典與文宣王比,以歴代良将為十哲像坐侍。秦武安君白起、漢淮陰侯韓信、蜀丞相諸葛亮、唐尚書右僕射衛国公李靖、司空英国公李勣列於左,漢太子少傅張良、斉大司馬田穰苴、呉将軍孫武、魏西河守呉起、燕昌国君楽毅列於右,以良為配。後罷中祀,遂不祭。』