矢野和彦
矢野 和彦(やの かずひこ、1965年(昭和40年)12月29日 - )は、日本の文部科学官僚。文部科学省大臣官房長、文部科学省初等中等教育局長を経て、文部科学審議官。
経歴
編集徳島県出身。1989年青山学院大学法学部卒業。同年文部省入省(教育助政局施設助成課)[1][2]。
1996年日本芸術文化振興会新国立劇場準備室専門員。1998年文部省大臣官房政策課課長補佐。1999年兵庫県教育委員会事務局社会教育・文化財課室長(文化財行政担当)。2002年文部科学省初等中等教育局児童生徒課課長補佐。2003年文部科学省初等中等教育局財務課教育財政室長。2004年外務省在イタリア日本国大使館一等書記官。2006年外務省在イタリア日本国大使館参事官。2007年渡海紀三朗文部科学大臣秘書官事務取扱。2008年内閣官房内閣参事官(内閣総務官室)兼内閣官房教育再生懇談会担当室企画官。2010年文部科学省初等中等教育局主任視学官。2011年文化庁文化財部記念物課長。2013年文部科学省高等教育局私学部私学助成課長。2015年文部科学省初等中等教育局財務課長。2017年文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課長。2018年文部科学省大臣官房会計課長。2019年文部科学省大臣官房審議官(初等中等教育局担当)兼内閣府子ども・子育て本部審議官。2020年文化庁次長兼内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)兼内閣官房アイヌ総合政策室長代理。2021年文部科学省大臣官房長[1][2]。
2022年故安倍晋三国葬儀葬儀実行幹事会幹事[3]。同年日本学生支援機構理事長代理(政策企画、財務及びグローバル人材育成に関する業務担当)兼グローバル人材育成本部長兼市谷事務所再整備準備室長[4]。同年8月26日、全日本私立幼稚園連合会から国家公務員倫理規程に抵触する接待を受けたとして減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受けた[5][6]。2023年文部科学省初等中等教育局長[7]。2024年文部科学審議官[8]。
脚注
編集- ^ a b 文化庁/GIGAスクール構想最前線時評社
- ^ a b 文科次官に義本氏 幹部人事を発表日本経済新聞
- ^ https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon_pdf_s.nsf/html/shitsumon/pdfS/a209028.pdf/%24File/a209028.pdf
- ^ 令和4年11月28日付日本学生支援機構
- ^ “文科省幹部ら6人懲戒処分、幼稚園連合会側から接待”. 日本経済新聞. (2022年8月26日) 2023年9月20日閲覧。
- ^ “銀座和食店で1人4万5千円・韓国クラブでは8万円…幼稚園連から接待、文科省6幹部処分”. 読売新聞. (2022年8月27日) 2023年9月20日閲覧。
- ^ 文部科学省 新事務次官に藤原章夫氏NHK2023年7月28日 11時29分
- ^ 文科審議官に矢野氏時事通信2024年07月05日10時17分
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