比屋根毅
日本の洋菓子職人、実業家
比屋根 毅(ひやね つよし、1937年9月1日[1] - 2020年6月4日[2][3])は、日本の洋菓子職人、実業家。エーデルワイス創業者。石垣市名誉市民[4]。
略歴
編集1937年9月1日、沖縄県八重山郡石垣町(現在の石垣市)のサトウキビ農家で、8人兄弟の3番目として生まれる[5]。15歳の時に石垣島を出て那覇市で2年を過ごした後、17歳の時に大阪府の製菓会社に就職。全国菓子大博覧会で大賞を受賞したことを機に、1966年3月29日、兵庫県尼崎市の立花商店街に7坪の店舗を構え、エーデルワイスを創業。同社の代表取締役社長、会長として、80店舗を展開する企業に成長させた[5][6][7]。
旭日双光章、レオポルド2世勲章コマンドゥール章を受章。兵庫県洋菓子協会会長、日本洋菓子協会連合会副会長、尼崎商工会議所副会頭を歴任[5]。
テレビ番組
編集- 日経スペシャル カンブリア宮殿 スイーツ一筋60年! "洋菓子界の巨匠"波乱万丈の人生(2014年1月23日、テレビ東京)[8]
著書
編集- 『仕事魂』(2006年6月8日、致知出版社)ISBN 9784884747473
- 『菓子ひとすじ わが心の自叙伝』(2009年7月10日、神戸新聞総合出版センター)ISBN 9784343005304
- 『人生無一事 人生をつくる70の言葉』(2016年9月1日、致知出版社)ISBN 9784800911223
脚注
編集- ^ “比屋根 毅 - やいまインタビュー”. 情報やいま (南山舎) (1997年4月号). (1997年4月). オリジナルの2023年8月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ “【葬送】貫いた職人魂 比屋根毅(ひやね・つよし)氏 エーデルワイス創業者(1日、神戸市・神戸ポートピアホテル)”. 産経ニュース. (2020年9月1日). オリジナルの2023年8月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ “【評伝】「生涯職人」妥協なく弟子育成 比屋根毅氏死去”. 神戸新聞. (2020年6月9日). オリジナルの2020年6月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ “構成市町 : 石垣市”. 八重山広域市町村圏事務組合. 2023年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ a b c “【関西経営者列伝】猪と格闘! 心身鍛えた沖縄・石垣島での原点 エーデルワイス・比屋根毅会長(1)”. 産経ニュース. (2016年3月12日). オリジナルの2023年8月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ “エーデルワイス創業秘話”. パティシエントマガジン (2015年11月3日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ “株式会社エーデルワイス 代表取締役会長”. すごいすと (2014年10月25日). 2022年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月20日閲覧。
- ^ スイーツ一筋60年! "洋菓子界の巨匠"波乱万丈の人生 - テレビ東京 2014年1月23日