川村楓
日本の陸上競技選手
川村 楓(かわむら かえで、1997年11月23日 - )は、日本の陸上競技選手。長距離走。京都府立宮津高等学校、佛教大学を経て岩谷産業に所属。
| ||||
---|---|---|---|---|
選手情報 | ||||
フルネーム | かわむら かえで | |||
ラテン文字 | Kaede KAWAMURA | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 | |||
種目 | 長距離走 | |||
所属 |
(京都府立宮津高校→) (佛教大学→) 岩谷産業 | |||
生年月日 | 1997年11月23日(26歳) | |||
出身地 | 京都府 | |||
1500m | 4分20秒28 | |||
3000m | 9分13秒10 | |||
5000m | 15分46秒27 | |||
10000m | 31分54秒73 | |||
ハーフマラソン | 1時間10分17秒 | |||
マラソン | 2時間25分44秒 | |||
編集 |
概要
編集京都府立宮津高校、佛教大学時代は世代カテゴリでトップレベルの選手ではなかった。学生時代終盤には「続けられたら続けたい」「でも実績がないから、入れてくれる実業団はあるのかな」という思いでいたが大学4年時の日本インカレ10000mで8位となり岩谷産業へ入社[1]。
入社4年目の2023年、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会 (プリンセス駅伝) では1区で区間賞の樺沢和佳奈と同タイムの2位でチーム優勝に貢献[2]。本大会 (クイーンズ駅伝) では最長区間の3区を任され、区間5位の好走でチームはシード権獲得した[3]。
2024年、都道府県対抗女子駅伝では京都府チームのアンカー・9区を担当。小海遥、鈴木優花、新谷仁美、谷本七星ら実績のある選手を抑えて区間賞を獲得[1]。自身初のマラソン挑戦となった大阪マラソンでは2時間25分44秒をマークし、日本人トップの総合5位。これは川村を指導する、野口みずきの初マラソン記録にあと9秒と迫る好記録だった[4]。
主な記録
編集年 | 大会 | 種目 | 順位 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2019年 | 日本インカレ | 10000m | 8位[5] | |
2022年 | クイーンズ駅伝 | 1区 | 10位 | 岩谷産業15位[6] |
2023年 | 全日本実業団陸上選手権 | 1500m | 12位[7] | |
全日本実業団陸上選手権 | 5000m | 12位[7] | ||
プリンセス駅伝 | 1区 | 2位 | 岩谷産業優勝[2] | |
クイーンズ駅伝 | 3区 | 5位 | 岩谷産業8位[3] | |
第107回日本陸上選手権 | 10000m | 13位[8] | ||
2024年 | 都道府県対抗女子駅伝 | 9区 | 区間賞 | 京都府2位[1] |
大阪マラソン | マラソン | 5位 | 日本人トップ[4] |
脚注
編集- ^ a b c “全国女子駅伝9区区間賞の川村楓が大阪で初マラソンに挑む”. BBMsports (2024年2月20日). 2024年3月30日閲覧。
- ^ a b “総合成績リスト”. jita. 2024年3月30日閲覧。
- ^ a b “総合成績リスト”. jita. 2024年3月30日閲覧。
- ^ a b “【大阪マラソン】川村楓が初マラソン2時間25分44秒 野口みずきの初マラソン記録に肉薄”. 日刊スポーツ (2024年2月25日). 2024年3月30日閲覧。
- ^ “決勝一覧表”. iuau. 2024年3月30日閲覧。
- ^ “総合成績リスト”. jita. 2024年3月30日閲覧。
- ^ a b “第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会”. 岩谷産業陸上部. 2024年3月30日閲覧。
- ^ “第107回日本陸上競技選手権大会”. 岩谷産業陸上部. 2024年3月30日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 川村楓 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 川村楓 - 岩谷産業