石川優美&Pono Lani(いしかわゆみアンド・ポノ・ラニ)「は、日本の夫婦音楽ユニット。ハワイ生まれのスラックキーギターをベースに、ハワイ語や日本語のオリジナル曲、トラディショナル、ポップ・ミュージック唱歌などをレパートリーとして活動している。

石川優美&Pono Lani
ジャンル ハワイアン・ミュージック
アイランドフォーク
活動期間 2007年 -
レーベル Smiley Honu Records
日本コロムビア
事務所 プントリネア
公式サイト https://yumipono.com
メンバー

略歴

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2007年に活動スタート。2008年6月22日、1stアルバム「Lani Mali’e」をリリース。演奏、レコーディング、ミキシングの全てを2人だけで行う。ハワイアントラディショナル、スラックキーギターによる器楽曲、ハワイ語のオリジナル曲等を収録。

2008年にNHK Eテレおかあさんといっしょ」に石川優美が作詞作曲、Pono Lani(石川進一郎)が編曲した「フ〜ララ ホアロハ ラ〜」を楽曲提供。7月・8月の2ヶ月間オンエアされた[1]

2009年、毎年夏に続けて来たプラネタリウム・コンサートを、日本とハワイの文化交流を目的に日米で共同制作し、9月にハワイ島ヒロのイミロア天文学センターで開催した。コンサート終了後はプラネタリウム番組として編集され、秋〜冬に常設番組として上映された[2][3][4]

2010年6月20日に2ndアルバム「Ka Noe Lani」、8月15日に1stシングル「老眼になった君へ」をリリース。

2011年4月24日に東日本大震災チャリティーアルバム「Welina 〜祈りとともに〜」リリース。

2011年、1stシングル「老眼になった君へ」が、STVラジオ2011年リクエストランキング年間8位を記録し、民放連100人Wishに選ばれた。2013年には、NHKラジオ深夜便のうた」に選ばれ、10月-12月の3ヶ月間オンエア[5]、「老眼になった君へ 〜愛〜 」として日本コロムビアよりマキシシングルとしてリリースされた[6]

2013年4月23日放送NHK Eテレきょうの料理」ハワイアンパンケーキの回に出演、演奏。

2013年6月23日に3rdアルバム「Aloha ‘Aina」リリース。

2014年11月10日にクリスマス ミニアルバム「Merry Christmas!!〜大切な君へ〜」をリリース。

2017年9月30日に、マキシシングル「Miho i ka la’i」リリース。三保の松原で開催されるフェスティバル、アロハ三保フェスティバルのテーマ曲として採用された[7]

2018年7月1日に4thアルバム「Ho’omau’ana」リリース。

2019年2月3日に初のアナログレコード(LP盤)リリース。

2023年4月、東京から札幌へ活動拠点を移し、11月から札幌市の三角山放送局にてのパーソナリティに就任[8]。ハワイの音楽、ハワイの文化や歴史を紹介している。

メンバー

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  • 石川優美(1月11日 - )

亀渕友香率いるゴスペルコーラスグループVOJA(The Voices of Japan)の初代メンバーとして活動。その後、フリーランスで作詞・作曲、ボーカル、バックコーラス等の活動を行う。

代表作は2004年にNHK「みんなのうた」でボーカルに起用された「ファンタ爺さんのうた」、2001年に藤井フミヤに詞を提供した楽曲「Doo-bee,Doo-bee freedom」「Endless Night」など。

1999年に山内雄喜との出会いをきっかけにハワイアン・ミュージックに魅了され、山内雄喜をリーダーとするパイナップル・シュガー・ハワイアン・バンドに参加、アルバム制作やライブ活動を行う。

Kumu Keli'i Tau'aからハワイ語、ハワイ語での作詞を学ぶ。

サンディーKONISHIKIのライブではバックコーラス、KONISHIKIの3枚のアルバムにはコーラス・コーラスアレンジとして参加。

2004年にコーラスグループAloha Sistersを結成し、アルバム2枚をリリース。

2008年7月には大阪とアメリカを拠点に活動するSweet Hollywaiiansとの共演による「Maile Swing」をリリース。戦前のハワイアンスタイルにこだわり、全曲歌と演奏を同時録音。

2011年、STVラジオで、パーソナリティを務める番組「石川優美のアロハ アーイナ」がスタート。2013年4月からは富山KNBラジオでも放送開始。2016年3月まで毎週、約5年間放送された。

2012年5月〜7月、NHK Eテレいないいないばあっ!」にて作詞した曲、「じゅわわわ〜〜ん!」が放送された。

  • Pono Lani(12月10日 - )本名:石川進一郎

Pono Laniは師匠の山内雄喜よりもらったハワイアン・ネーム。10代でビートルズとの出会いをきっかけにギターを始める。その後、マルチトラックレコーダーによる楽曲制作を開始、並行してオリジナル曲を中心としたバンド活動を行う。1999年に山内雄喜との出会いをきっかけにハワイアン・ミュージックに魅了され、スラックキーギター、ウクレレ、スティール・ギターを始める。

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • Lani Mali’e (ラニ・マーリエ) Smiley Honu Records HONU-001(2008年6月22日 )
  • Ka Noe Lani (カ・ノエ・ラニ) Smiley Honu Records HONU-002(2010年6月20日 )
  • Aloha ‘Aina (アロハ・アーイナ) Smiley Honu Records HONU-003(2013年6月23日 )
  • Ho’omau’ana (ホオマウアナ) Smiley Honu Records HONU-004(2018年7月1日 )

アナログLP

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  • Ho’omau’ana  〜Selection with anthology〜Smiley Honu Records HONU-L001(2019年2月3日 ) (A面は4thアルバム「Ho’omau’ana」よりセレクトした5曲、B面は1st、2nd、3rdアルバムよりセレクトした5曲をリマスタリングし収録)

ミニアルバム

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  • Welina 〜祈りとともに〜(東日本大震災チャリティーアルバム)Smiley Honu Records HONU-S002(2011年4月24日 )
  • Merry Christmas!!〜大切な君へ〜(クリスマス ミニアルバム)Smiley Honu Records HONU-S003(2014年11月10日 )

マキシシングル

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  • 老眼になった君へ 〜愛〜 C/W 潮風通り(NHKラジオ”深夜便のうた) 日本コロムビア COCA-16762(2013年10月2日 )
  • Miho i ka la’i(アロハ三保フェスティバル テーマ曲)Smiley Honu Records HONU-S004(2017年9月30日 )

脚注

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出典

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  1. ^ 日本放送協会. “これまでの月の歌 横山だいすけ&三谷たくみ - おかあさんといっしょ”. おかあさんといっしょ - NHK. 2024年6月2日閲覧。
  2. ^ トピックス - プラネタリウム、コンサートと宇宙の講演”. www.naoj.org. 2024年6月2日閲覧。
  3. ^ Topics - Japanese Museum and `Imiloa Astronomy Center Collaborate to Create a Special Astronomical Event - Subaru Telescope”. www.naoj.org. 2024年6月2日閲覧。
  4. ^ ハワイ、海と星と レイ・ホークー、ヘ・ピリアロハ | プラネタリウム”. 葛飾区郷土と天文の博物館|Katsushika City Museum. 2024年6月2日閲覧。
  5. ^ ラジオ深夜便 159号2013年10月号 | NDLサーチ | 国立国会図書館”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 2024年6月4日閲覧。
  6. ^ 老眼になった君へ〜愛〜 | ディスコグラフィ | 石川優美&Pono Lani | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2024年6月2日閲覧。
  7. ^ テーマソング”. main. 2024年6月2日閲覧。
  8. ^ 三角山放送局パーソナリティ紹介/あ行の皆様|三角山放送局|FM76.2MHz”. note(ノート) (2024年3月13日). 2024年6月3日閲覧。

外部リンク

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