ごまたまごは、株式会社東京玉子本舗さいとう製菓の子会社)が販売するたまご型の菓子である。東京都を中心に販売されている。回文による命名の事例としても知られる[1][2]。外側から、ホワイトチョコレートカステラ生地、黒胡麻餡と層になっており、餡の芯には黒胡麻ペーストが仕込んである[3]。夏季は冷蔵庫で冷やしておくことを勧めている[3]

ごまたまご

日経BPコンサルティングによる2008年7月の調べでは「東京みやげのブランドイメージ」として、「東京みやげと言って思い浮かぶのは」の項と「商品をよく目にする」の項で共に3位となっている[1]。上位は東京ばな奈ひよ子であり、特に「ブランドイメージ」の項では上位2つとは大きな差がある[1]。また、同じく日経BPコンサルティングによる2009年7月の調べでは、東京駅の売り上げでは2位となっている[1]

沿革 編集

2001年に東京駅構内のキヨスクで販売を開始する[4]

2002年に東京都中央区銀座に路面店をオープンする[4]

百貨店への出店は大丸東京店のみとなっており、東京近郊の新幹線停車駅や空港、高速道路のサービスエリアが主な販路となっている[4]

出典 編集

  1. ^ a b c d 宇田川勝司「「東京ばな奈」の売店が東京駅構内の9店、羽田空港内に27店もある理由」『数字が語る現代日本の「ウラ」「オモテ」: 地図と統計でみる意外な実態』学研プラス、2009年。ISBN 9784059104254 
  2. ^ 窪薗晴夫「*39」『ネーミングの言語学 — ハリー・ポッターからドラゴンボールまで —』開拓社、2008年。ISBN 9784758925082 
  3. ^ a b 商品添付の栞より
  4. ^ a b c 西山薫 (2014-11-22). “ばな奈・たまご…東京土産 定番の持つ強み”. 日経デザインPick's 週刊!人気デパ地下パッケージ (日経BP) (2014年10月14日号). https://style.nikkei.com/article/DGXMZO79312520V01C14A1000000?page=2 2018年11月26日閲覧。. 

外部リンク 編集