メインメニューを開く

たまのこしかけ』は、荻野眞弓による日本4コマ漫画作品。『まんがタイムスペシャル』(芳文社)にて2006年6月号より2012年7月号まで作者の出産・育児に伴う休載期間を2回挟み[1]連載。


あらすじ編集

35歳の腰掛けOLたまこと、彼女の周囲をコミカルに描く。

登場人物編集

苗字は埼京線の駅にちなんだものが多い(作者は沿線である埼玉県戸田市出身)。

赤羽珠子(あかばね たまこ)
35歳。作中では「たまこ」と表記されることが多い。さいたま新都心をモデルとした地域にある[2][3]、某総合電機メーカーに勤める一般職のOL。所謂「腰掛けOL」として入社したつもりだが、入社15年目でいまだ独身。しかしあまり気にせずマイペースに生きる性格で、親も最近は何も言わなくなったらしい。鉄道マニアで、リフレッシュ法は時刻表ダイヤグラムを駆使した「妄想鉄道旅行」。実際に鉄道での旅行に出かける「乗り鉄」でもある。後述のブログによれば、好きな車両はE954系でネコ耳(空力ブレーキ部が好きらしい。趣味を生かし他社員の出張時の切符手配はお手の物で、おすすめのグルメや観光スポットまで紹介するほど。クライマックスでは36歳の誕生日に乗車予定の豪華寝台特急「カシヨペア(カシオペアの捩り)」の切符を取り、列車に一緒に乗る「旦那」を探そうとする。
一人暮らし歴17年。弟がいる。 名前は赤羽駅から。
ゴン太(ゴンた)
たまこの飼い猫。会社の黙認で、職場に連れて来ている。他社員からは「グチの相手」「枕代わり」といった扱いをされている。たまこの旅のお供でもある。
川越美貴(かわごえ よしたか)
35歳。福岡県出身。たまこの上司(係長)。女装が趣味で、会社内でも女装しているがたまこ以外の同僚は「本当は男」であることは知らない。「女装美人」で、それを知らない他男性にナンパされることもある。自称は名前を音読みから「ミキティ」。入社当時は女装していない「イケメン」で社員証の写真は男性姿で撮影されている、スネ毛は当時から既に剃っていた。たまことは腐れ縁で、旅行などでも一緒のことが多い。家事はまるでダメ。学生時代はワンダーフォーゲル部に所属。
名前は川越線直通で埼京線の電車が乗り入れる川越駅から。
十条(じゅうじょう)
たまこの会社の研究所に勤務する青年。下の名前は不詳だが、元彼女からは「トモ」と呼ばれていた。コンピュータやネットワークに関する研究を行なっているが、内容は「世界を狙える」すごいものらしい。年齢は不詳だが、たまこより若い。無精者で身なりには無頓着。性格は天然キャラ、ルックスは爽やか系イケメンだが、初登場時は髪がボサボサで無精ひげだった。たまこと知り合った後に、毎日弁当を作ってもらうことになった。たまこは彼を「異性」として意識することも多いが、十条には「弁当を作ってくれる餌付け親」という存在でしかない。作の途中からアメリカに長期出張している。
名前は十条駅から。
渋谷(しぶや)
たまこの知り合いの鉄道マニアだが、主に鉄道車両の写真撮影が好きな「撮り鉄」である。カメラメーカーに勤務。川越のお気に入り。名前は渋谷駅から。
エミ
たまこの後輩のOL。仕事ができる川越を尊敬しており、理想の男性は「川越が男になったような人」。もちろん川越が男であることは知らない。後にある男性から告白を受けて気乗りしないままデートすることとなったが、たまこが勧めたデートコースのおかげもあってその彼と交際することとなり、最終的には婚約までこぎつけた。
大崎(おおさき)
川越の以前の上司で現在は独立している。渋い声の持ち主で、川越は陰で「エロボイス」と呼んでいた。川越を男と知らないまま、引き抜きを画策し、それ以上の関係を迫るが…。
名前は大崎駅から。
小松(こまつ)
2巻でたまことお見合いした相手。実は荻野が以前『まんがくらぶオリジナル』(竹書房)にて連載していた『踊る!恋愛道』からのゲストキャラ[4]。見合い中にやはりこの作品の登場人物であるマリー(本名は「まりえ」)に連れ戻される。

書誌情報編集

出典編集

  1. ^ 作者のブログの2007年6月21日及び2009年11月24日の記事参照。
  2. ^ 会社ビルから操車場大宮操車場)が見えることから
  3. ^ 作者が川崎市在住であり登場人物の勤務先・居住地の駅名・地名から川崎市中原区もモデルになった地域のひとつであると考えられる
  4. ^ 『踊る~』の単行本未収録作品が『まんがタイムコレクション』に掲載されたことから、同作の版権が芳文社に移っている可能性が高い
  5. ^ a b c 芳文社の作品情報ページより

外部リンク編集