とびつき団子(とびつきだんご)は福井県三国町(現・坂井市)、芦原町(現・あわら市)、金津町(現・あわら市)の竹田川沿いの農家に伝わる伝統菓子[1][2]団子に、煮付けたササゲ大豆をまぶしたものである[1][2]

外観はおはぎに似るが、団子は餅米うるち米を1割ほど混ぜてあるため、歯切れが良いこと、ササゲがしっかりと形を残していることが違いに挙げられる[2]

かつては、お盆のお供えとしてどこの家庭でも作られていたが、近年はあまり作られなくなった[3]

名前の由来は団子にササゲが飛びついたように見えることから、または飛びつくほど美味しいからと言われている[2][3]

出典 編集

  1. ^ a b とびつき団子”. うんちく 豆事典. 福井新聞 (2007年3月5日). 2024年4月14日閲覧。
  2. ^ a b c d とびつき団子 福井県”. うちの郷土料理. 農林水産省. 2024年4月14日閲覧。
  3. ^ a b おいしい!郷土食☆とびつき団子”. JA全国女性組織協議会. 実践! わたしの わたしたちの SDGs (2020年5月). 2024年4月14日閲覧。