なかのとおる

日本の男性音響監督、音響プロデューサー

なかの とおる1959年4月14日 - )は、日本の男性音響監督音響プロデューサー。本名及び別名は中野 徹(読みは同じ)。香川県高松市出身。

経歴・人物 編集

学生時代に声優プロダクションの青二プロダクションの10周年記念イベントを手伝ったことで同社に入社。主にイベントの仕事を行う。青二で出会った南沢道義と行動を共にし、以後、ぷろだくしょんバオバブを経て、1981年81プロデュースを南沢と共に設立。1984年に有限会社81音楽出版(現・HALF H・P STUDIO)も設立することとなる[1]。81プロデュースと、HALF H・P STUDIOの執行役員を経て、2011年よりフリー[2]

当初は声優のマネージメントを担当していたが、1986年発売のOVACall Me トゥナイト』から音響制作の仕事を並行して行なうようになった。山田悦司藤山房延佐藤敏夫小山悟の4人の音響監督から音響制作を学び、師事しているという。2007年現在は、HALF H・P STUDIOの制作部と演出部で音響プロデューサーと音響監督の仕事を行なっている。

多くのビィートレインが制作するアニメ作品、特に真下耕一が監督する作品で音響監督を務める。

音響監督を務める場合は「なかのとおる」名義、音響プロデューサーを務める場合は「中野徹」名義を使用[1]。ただし古い作品では音響監督でも「中野徹」名義を使っていた。

参加作品 編集

※ 特記のない限り全て音響監督としての参加

テレビアニメ 編集

1989年

1991年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

  • カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編(音響プロデューサー)
  • ZETMAN(音響プロデューサー)
  • 超速変形ジャイロゼッター(音響プロデューサー)

2013年

2014年

  • てさぐれ! 部活もの あんこーる(音響プロデューサー)
  • みならいディーバ(音響プロデューサー)

2015年

  • 青春×機関銃
  • てさぐれ! 部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう(音響プロデューサー)

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

OVA 編集

1986年

1987年

1988年

1989年

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2003年

2004年

2005年

2007年

2008年

2009年

2012年

劇場アニメ 編集

1999年

2000年

2006年

2008年

2009年

  • 劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇

2012年

ドラマCD 編集

1992年

朗読劇 編集

2016年

脚注 編集

  1. ^ a b 『THE 声優マガジン Black VOICHA!』 シンコーミュージック、2007年12月18日。ISBN 978-4-401-63164-3
  2. ^ 小野瀬幸一のブルー☆これくしょん!! 第167回 音響監督 なかのとおるさん[https://archive.is/e2TW]、ブルーレディオ・ドットコム、2012年9月10日。
  3. ^ “NHKアニメワールド 「へうげもの」スタッフ・キャスト”. 「へうげもの」公式サイト. http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/staff/index.html 2016年4月26日閲覧。 

参考文献 編集

  • ハイパーボイス監修『すごい!アニメの音づくりの現場』雷鳥社、2007年