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やがて君になる

仲谷鳰による日本の漫画作品

やがて君になる』(やがてきみになる、英題:Bloom Into You)は、仲谷鳰による日本漫画。略称は『やが君』。誰のことも特別に思えない少女と、自分自身のことが嫌いなために他人からの好意を受け入れられない少女の2人を軸とした百合漫画である[3]

やがて君になる
ジャンル 百合学園群像劇
漫画
作者 仲谷鳰
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コミック電撃大王
レーベル 電撃コミックスNEXT
発表号 2015年6月号 - 2019年11月号
発表期間 2015年4月27日[1] - 2019年9月27日
巻数 全8巻
話数 全45話
アニメ
原作 仲谷鳰
監督 加藤誠
シリーズ構成 花田十輝
脚本 花田十輝
キャラクターデザイン 合田浩章
音楽 大島ミチル
アニメーション制作 TROYCA
製作 やがて君になる製作委員会
放送局 AT-Xほか
放送期間 2018年10月 - 12月
話数 全13話[2]
小説:やがて君になる 佐伯沙弥香について
著者 入間人間
イラスト 仲谷鳰
出版社 KADOKAWA
レーベル 電撃文庫
刊行期間 2018年11月10日 -
巻数 既刊2巻(2019年5月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

本作は仲谷の連載デビュー作であり[4]、『月刊コミック電撃大王』(KADOKAWA)において、2015年6月号から2019年11月号まで連載された。

あらすじ編集

遠見東高校の1年生小糸侑は、誰かを特別に思う気持ちが理解できないという悩みを抱えていた。1学期のある日、侑は生徒会役員の七海燈子と知り合う。侑は燈子が多くの生徒から告白され、そのいずれにも心を動かされたことがないと知り彼女に悩みを打ち明ける。しかし、直後侑は燈子から突然告白をされる。侑は特別に思う気持ちは持てなかったが、燈子から「自分を好きにならないで欲しい」という条件で交際を始め、燈子からの一方的な好意を受けることになる。生徒会長選挙で侑は燈子の推薦責任者を引き受けるが、その中で燈子の本当の姿を見たことで侑は燈子が侑を好きになった理由を知る。その後侑の応援演説の成功もあり、燈子は生徒会長選挙で当選を果たす。

燈子と侑に加えて燈子の親友で副会長を務める佐伯沙弥香、生徒会の引継ぎの手伝いからそのまま生徒会に入った槙聖司、前生徒会長の久瀬の紹介で入ってきた堂島卓の5人で新生徒会はスタートする。代替わりした生徒会で会長に就任した燈子は、侑を含めた生徒会役員に対し、文化祭で生徒会による劇を行うことを提案する。生徒会による劇は、かつて燈子の姉も実施しようとしていたが、その途上で夭折していた。侑は当初劇を行う事に反対していたが、今の燈子が姉を無理に演じている事を知り燈子を助けたいという思いから劇を行う事に賛成し、侑は作家志望の友人叶こよみに脚本の執筆を依頼する。侑と燈子の関係は続いていたが、侑の部屋での勉強や体育祭等を通じて無意識ではあるが侑の心境や態度に変化が表れてくる。

夏休み、生徒会役員はこよみの脚本を基に演劇合宿を行う。合宿中、燈子は演技指導として招かれていた生徒会OBから燈子のイメージとは違う姉の姿を聞かされ「君は姉とは似ていない」と言われる。姉と死別して以来、姉の人生をなぞろうと努めてきた燈子はOBの言葉に動揺する。合宿後燈子は姉を演じる自分も自分自身も嫌いである事を侑に伝える。侑は姉の代わりであろうとする燈子を変えたいと思い、こよみと協力して脚本の修正に取り組む。

2学期、生徒会は侑たちが修正した新しい脚本で劇に臨むが燈子は難色を示す。しかし侑がこれまでの燈子の姿を肯定した上で「自分を嫌いにならないで欲しい」との言葉に燈子は新しい脚本で取り組む決意をする。劇は成功に終わり、燈子は劇団に入団するなど「姉の代わりではない人生」を模索するようになる。一方で侑の中では燈子に対する想いが膨らんでおり、遂には燈子に告白するに至る。しかし燈子が発した「ごめん」の言葉から意味をはき違えた侑と燈子の間に溝が出来てしまい、お互いにわだかまりを残したままこれまでの二人の関係は終わりを告げる。

秋に入り燈子達2年生は京都へ修学旅行に出発する。入学時より燈子に対し想いを秘めていた沙弥香は修学旅行で燈子に告白をする。燈子は沙弥香の想いを受け止めながらも、侑と過ごした時間を思い出し自分の気持ちに気付く。そして燈子は沙弥香に対し感謝しながらも、侑が好きなことを伝えて告白を断る。一方、侑は燈子との関係を知っていた槙に対し、燈子に告白したが断られ、特別な気持ちは持てなかったと伝える。しかし槙からは侑が既に特別な気持ちを持っており、結果を恐れて逃げているだけだと告げる。槙の言葉を受けた侑もこれまでの燈子との交際を思い出し、改めて本当の自分の気持ちに気付く。修学旅行の帰りの中、燈子は侑に会いたいとメールを送る。そして侑と燈子は自分の本当の気持ちを伝えるべく生徒会室へと向かう。

夜の生徒会室で侑と燈子は再会し、燈子は「好き」を怖がっていたこと、侑は自分で選ぼうとしなかったために「好き」を持てなかったことを相手に伝える。そして侑と燈子は互いに相手の事が「好き」だと告白し、本当の恋人になる。その後二人の交際は順調に続いていくが、日に日に相手への思いは強くなっていく。そして燈子の市民劇団での公演終了後、侑は燈子の家に泊まりたいとお願いし燈子も侑の願いを受け入れ、燈子の両親が旅行で不在の時、侑は燈子と一夜を過ごす。

数年後、大学生となった侑は卒業後も続いている生徒会劇を見るため遠見東高校の文化祭に向かう。かつての高校時代の友人達と再開し、プロの舞台俳優としての道を歩みだした燈子と合流して昔を思い出しながら生徒会劇を観劇する。その帰路、侑と燈子は互いに将来についての悩みを打ち明けるが、燈子は「侑は何になってもいい」と言い、侑も「燈子が好きなものになればいい」と言い、二人が星を見ながら燈子の家に向かうところで物語は終了する。

登場人物編集

特に記載がない場合、声はテレビアニメ版での担当声優、演は舞台版での俳優を示す。

小糸 侑(こいと ゆう)
声 - 高田憂希[5][6] / 金元寿子(2016年PV[7]
演 - 河内美里[8]
本作の主人公[9]。遠見東高校の女子生徒で、学年は1年。4月5日生まれ。身長152センチメートル。父(声 - 野瀬育二)・母(声 - 今泉葉子)・姉(怜、声 - 小松未可子[6])・祖母(声 - 八百屋杏)と暮らしており、ときどき、祖母が経営する書店を手伝っている。
燈子と知り合ったことがきっかけで、遠見東高校の生徒会役員となる。容姿は可愛らしいが、性格はクール[10]。一方で、物事を決める事が苦手であり自身も優柔不断と自覚しており、頼みごとをされると弱いという側面も持つ[4]。小柄だが中学時代にソフトボール部に在籍していたこともあり、身体能力は高い。勉強に関しては英語や国語等文系は得意だが理系は苦手。
恋をしたことがなく、誰に対しても「特別」という感情を抱けない。それを打ち明けた燈子に想いを寄せられ、「燈子のことを好きにならない」ことを条件に彼女の好意を受け止め続けることになるが、誰よりも近くで燈子と関わっていくうちに侑自身の心にも変化が起こりはじめる。しかし燈子との約束があるため、自分の本心を隠しながら燈子と交際していくことになる。
作中で燈子のことはほとんどの場面で「七海先輩」、正式に交際を始めてからは「燈子先輩」と呼んでおり燈子に対し敬語を使っているが、最終話は二人の時は「燈子」と呼ぶようになり敬語は使っていない。
生徒会劇では看護師役で出演。最初の脚本では只の脇役だったが、侑とこよみが脚本を変えた結果、主人公(燈子)の考え方を変える重要な役回りとなった。
最終話では大学生になり高校時代にあったおさげはなくなっている。燈子と交際は続いているが怜以外の家族には燈子の事は報告していない。
七海 燈子(ななみ とうこ)
声 - 寿美菜子(テレビアニメ[5][6]・2016年PV[7]
演 - 小泉萌香[8]
本作のヒロイン。遠見東高校の女子生徒で、学年は2年。2月19日生まれ。身長163センチメートル。1年生のときから遠見東高校の生徒会役員を務めており、2年生に進級した後、生徒会長に就任する。美人で文武両道の才女。侑とは学年差があり先輩と後輩の関係だが、誕生日で見ると二人の生まれた日時は燈子が2ヶ月弱程早いだけの同じ年の生まれになるので描写されるほどには実際の年齢は開いていておらず、作中で燈子と侑は同じ16歳である。
家族構成は父と母で、七年前に当時の遠見東の生徒会長だった姉・澪と死別している。もともとは内向的で姉の後ろに隠れている臆病な性格だったが、澪の死後、周囲から強い期待を寄せられたことを理由に、澪の代わりとして振る舞うよう努めている。実際は無理に澪を演じているため常に不安を抱いており、作中で両親以外に本来の燈子を知るのは侑と沙弥香のみである。また侑と二人きりの時には甘えたり我儘を言う等、侑に対しては本来の燈子自身を見せている。
覆い隠している素の自分と、澪として振る舞う自分どちらの側面も嫌っている自己肯定のできない少女であり、そんな自分を「好きにならない」と言った侑を特別に想い惹かれていく。当初は侑の説得すら頑なに拒否して姉の姿を演じていたが、侑との交際や生徒会劇での成功を通じて本来の燈子自身が普段の生活でも表れるようになった。
生徒会劇では主人公の記憶喪失の少女役を演じる。この役を演じきったことで市民劇団の演出家の目にとまり、燈子は澪ではなく燈子自身として役者を目指すことになる。
最終話では大学生になり親元を離れて一人暮らしをしている。大学の演劇サークルに参加する一方でプロの舞台役者としても活動している。容姿こそ変化はないが、澪のように振る舞う事はなく本来の燈子自身として過ごしており、高校時代以上に侑を振り回しているが立ち位置は侑に逆転されている。
佐伯 沙弥香(さえき さやか)
声 - 茅野愛衣[5][6]
演 - 礒部花凜[8]
スピンオフ小説の主人公。燈子の親友。遠見東高校の女子生徒で学年は2年、生徒会では副会長を務める。7月29日生まれ。燈子に次いで非常に優秀な女子生徒だが、興味のないことにはとことん適当になる一面もある。勉強の成績は燈子と同じ位出来るがケアレスミスから燈子と比較すると若干落ちる。実家では猫を飼っている。
1年生のときから生徒会役員を務めており、2年生に進級した後、副会長に就任する。もともとは中高一貫の私立女子高に通っていたが、中学の時に当時の先輩との間でもめたことを理由に遠見東へ進学した。自分の中にある同性愛者の一面を封じるための共学への進学だったが、新入生代表のスピーチをした燈子に一目惚れすることでその葛藤を捨てた。燈子への想いを抱いているがゆえに侑の存在を警戒するが、侑とも交友を続けるうちに距離を近づけていく。燈子が誰も好きにならならない事を知っていたため、友人として一定の距離をおいて燈子に最も近い位置にいた。しかし侑との出会いや生徒会劇後の態度から燈子が変わった事に気づき、修学旅行で遂に燈子に対し告白をするが、燈子から感謝されつつも「私は沙弥香を選べない、選ばない」と断られる結果となった。この結果を沙弥香自身は結果を恐れて待ちすぎてしまったこと、侑と違い燈子に対し踏み込めなかったことが原因だと涙ながらに受け入れている。修学旅行終了後、侑のいる教室に出向き改めて二人の関係を確認した後、侑に「燈子を大事にしてほしい」と言って燈子を託した。
生徒会劇では主人公(燈子)の恋人役で出演。当初の脚本では主人公は恋人を選ぶ予定だったが、脚本を変えた結果恋人を選ばない結末となった。
最終話では大学生になり、侑や燈子達の中では一番大人の雰囲気になっている。陽(はる)という女の子と交際しているが、侑にだけ報告して燈子にはしていなかったため、三人の間で気まずい空気が出来る結果になってしまった。
槙 聖司(まき せいじ)
声 - 市川太一[5][6]松田颯水(小学生)
演 - 石渡真修
遠見東高校の生徒会役員。1年の男子生徒。勉強に関しては文系理系共できる。
中学でも生徒会役員を務めており、人のために何かをするのが好きな人当たりの良い好青年だが、自身が目立つことは好きではなく、裏方に徹していたいと言う控えめな部分も持っている。姉2人と妹がいる。女子からよく恋愛相談を受けており、その際は自身を観客に、相談された恋愛を舞台に見立て楽しむという変わった癖を持っている。観客として眺めることを好むため、誰かに対して恋愛感情を抱いたことはない。作中で燈子と侑がキスしているところを目撃し[11]、今までで最も面白い舞台を見つけたと喜び、行く末を見届けようと誰かに話すことはせず傍観者に徹している[12]
侑にとって自身の変化を気付かせた人物であり、生徒会室でのキスを槙に目撃された際、燈子を守ろうとする侑に侑が燈子を意識していること、燈子への告白後あきらめようとする侑に対し、逃げているだけですでに侑が「特別」な感情をもっていると告げている。
生徒会劇では主人公(燈子)の弟役で出演。
最終話では関西の大学に進学しており生徒会劇を見るために久しぶりに帰省。その際再会した侑に当時の事を謝罪した。
堂島 卓(どうじま すぐる)
声 - 野上翔[6]
演 - 小田川颯依
遠見東高校の生徒会役員。1年の男子生徒。眼鏡をかけている。勉強は普通でやや理系が得意。
燈子の前任の生徒会長である久瀬の紹介で生徒会に参加した、久瀬の中学時代の後輩。よく軽口を叩く快活な男子高校生だが、時折熱血な一面を見せる。あまり真面目に話を聞いているほうではないため槙に突っ込みを入れられることも多い。中学時代に剣道経験があるが弱かったらしい。朱里が失恋した理由を侑と聞いた際には、朱里を肯定した上で失恋する原因を作った先輩に対して怒りを見せていた。
生徒会劇では主人公(燈子)の学校の同級生役として出演。普段と違い整った姿で出演したため、女子生徒からの評判も高かった。
翌年生徒会長になっており、燈子が復活させた生徒会劇を面白かったという理由で継続しており、その結果生徒会劇は以降も続くことになった。
最終話では朱里と交際しており、朱里の身長を抜いている。また侑の周りの中では只一人、侑と燈子の関係を知らない。
叶 こよみ(かのう こよみ)
声 - 小原好美[6]
演 - 春咲暖A応P[8]
侑の友人。遠見東高校の女子生徒で、学年は1年。勉強に関しては文系だけでなく理系もできる。
読書家で、作家を志望している。普段はテンションが低いが[4]、好きな作家の話題になるとテンションが高くなる。侑に自作の小説の評価を頼んだことをきっかけに、生徒会劇の脚本を担当することになる。: 林錬磨(はやしれんま)という作家を尊敬しており、こよみの書いた小説もこの作家の影響を受けている。念願のサイン会に参加した際会話をしようとしたが、林錬磨が女性だったというショックでほとんど会話が出来ずに終了してしまう。その後槙とのメールのやりとりで自分の夢が林錬磨に会うことではなく、作家になってもう一度会話をすることだと気づき本格的に作家を目指すことになる。後日、下位ながらも新人賞を受賞し小説家への一歩を踏み出すことになる。
最終話では作家デビューを控えているが、発売前で売れるかどうかの不安から疲労困憊の状態で登場している。
日向 朱里(ひゅうが あかり)
声 - 寺崎裕香[6]
演 - 五十嵐晴香[8]
侑の友人。遠見東高校の女子生徒で、学年は1年。バスケットボール部所属。勉強は得意ではないが何故か生物の成績だけは良い。長身で快活な少女だが、人一倍繊細な内面の持ち主。先輩男子である大垣を追いかけて遠見東に進学し告白するが、バスケに専念したいとの理由で告白を断られる。その後もあきらめず機会を待っていたが、大垣が以前から女子バスケ部の主将芹澤と交際していることを知り泣いていたところを侑と堂島に見られてしまい、その際に自分をフォローしてくれた堂島を気にかけるようになる。菜月と再会した時には大垣のことは諦めており、堂島との関係についてこよみや菜月に問い詰められていた。
最終話では堂島と交際しており、仲の良い姿をこよみや菜月にからかわれていた。
箱崎 理子(はこざき りこ)
声 - 中原麻衣[6]
演 - 田上真里奈[8]
遠見東高校の女性教師。生徒会の副顧問を務める。学校の異動実績があり、市ヶ谷も理子に対して敬語を使うことから見た目よりも年齢は高い。大学生時代に恋人と破局して荒れていたところを都と出会い、彼女との関わりを通じて交際するようになり同棲を始める。基本的に女性に興味はなく、都だけ特別だという。市民劇団に所属しており、同じ劇団に所属する遠見東高校OBの市ヶ谷を演技指導役として依頼し、生徒会劇当日は劇団の演出家である奈良を招いている。燈子の初舞台では一緒に出演していた。
最終話でも遠見東高校に勤務しており都との関係も続いている。また燈子に対し都を通して市民劇団に参加しなくなった事を咎めていた。
児玉 都(こだま みやこ)
声 - 森なな子[6]
演 - 立道梨緒奈[8]
遠見東高校の近所にある喫茶店「Echo」の女店長。喫煙者。理子の大学の同期であり恋人。こちらは生粋の同性愛者。理子との交際を仄めかす状況に出くわし、そのことを察した沙弥香の良き相談役として、しばしば物語に顔を出す。接客業のため人の見る目も高く、沙弥香が好意を抱く燈子を見て「付き合うと苦労するタイプ」だと見抜いている。喫茶店経営は理子に頼っている所があり、将来理子を助けたいために喫茶店の規模を拡大すべく、他の人気喫茶店を廻りメニューを研究している。
最終話では店に二階席が出来、従業員を雇うなど以前と比べて規模が拡大し繁盛している。
小糸 怜(こいと れい)
声 - 小松未可子[6]
侑の姉で大学生。侑からは「怜ちゃん」と呼ばれている。ヒロくん(声 - 河西健吾)という高校時代からの彼氏と交際しており、一緒に小糸家で夕食をする等家族公認の仲。家族の中で侑と燈子の関係に唯一気付いており、特殊な関係と知りながらも「特別」な感情を持つようになった侑を応援している。お菓子作りが趣味で侑の好物であるチーズケーキのレシピを侑の寝顔の画像と共に燈子に送っている。
最終話では結婚しており、ヒロくんが出張中のため実家に帰省していた。出かけようとする侑に燈子と同棲することを勧めている。
市ヶ谷 知雪(いちがや ともゆき)
声 - 興津和幸
遠見東高校のOBで元生徒会役員。理子と同じ市民劇団に所属している。生徒会劇の開催にあたって理子が呼び出した演技指導役。七海澪と同級生で小さいころの燈子とも面識があった。彼が知っている澪の姿を知ることで、燈子は強い葛藤を抱くことになる。
園村 菜月(そのむら なつき)
声 - 東内マリ子
侑とこよみと朱里の中学時代の友人。中学時代の侑をソフトボール部に誘った人物で、高校でもソフトボールをするため侑達とは別の学校に進学している。柴犬を飼っている。
GWに一度侑達と一緒に遊びに行き、夏休みに偶然出会った侑と合宿の買い物に付き合っている。その際侑が菜月に対し、燈子に振り回されていることを愚痴にした事で、中学時代の侑に比べて変わった事を告げている。
最終話では燈子を見るために、こよみや朱里達と一緒に遠見東高校の文化祭に参加している。
吉田 愛果(よしだ まなか)、五十嵐みどり(いがらし みどり)
声 - 芳野由奈(吉田愛果)、櫻井浩美(五十嵐みどり)
2年生で燈子と沙弥香のクラスメイト。愛果は黒髪のショートカット、みどりは茶色の二つのおさげが特徴。勉強に関して愛果は見た目と違い成績は良く、みどりは歴史が得意。燈子と沙弥香と昼食を一緒にとったり、生徒会劇の打ち上げにも参加したりするなど燈子達との仲は良好。修学旅行でも燈子達と同じグループで行動していた。
柚木 千枝(ゆずき ちえ)
声 - 千本木彩花
沙弥香の中学時代の先輩であり、沙弥香を同性愛に目覚めさせた人物。名前はスピンオフ小説の『やがて君になる 佐伯沙弥香について』で判明。中学時代に沙弥香と交際していたが、千枝にとって同性愛は一時的なものであり、高校進級後会いに来た沙弥香に対し一方的に別れ話をした上で無責任な発言をした事で沙弥香を傷つけ、沙弥香が転校する原因を作った。夏休みに沙弥香と偶然再会し当時の事を謝罪するが、それは沙弥香に対してではなく自分の罪悪感を消したいがための謝罪であった。その言葉は沙弥香に見抜かれており、結果沙弥香が待ち合わせをしていた燈子と恋人のように振る舞った事で、沙弥香がそのまま同性愛者であることを見せられることになった。

制作背景編集

本作の作者・仲谷は漫画家としてデビューする前に同人活動をしており、そこでは女子同士の関係を描いた二次創作物を描いていた[10]。そのため、周りからは百合漫画を描く同人作家と見なされていたが、仲谷自身は百合漫画を描いている自覚がなく、いつか恋愛を前面に出した漫画を描こう、と考えていた[11]。一方、本作の担当編集者である電撃大王編集部の楠達矢は、もともと百合漫画が好きで、いつか百合漫画を担当したいと考えていた[13]。そして、ある同人誌即売会で楠が仲谷に声をかけ、これをきっかけに本作の制作が開始されることになる[14]

楠は仲谷に大まかなコンセプトを提案した際に「光と闇の百合」をやるのはどうだろうかと提案した。「光と闇の百合」とは、闇の感情を抱えるヒロインに主人公が救いを与えていく関係性のこと。このコンセプトをもとに闇の感情を持つヒロインとして七海燈子が生まれ、彼女を助ける主人公として小糸侑が誕生した[15]。仲谷は、自身が描きたい女子として「可愛くてめんどくさい女の子」を挙げており、燈子を「一見完璧だけど自分を肯定できない女の子」として制作。燈子と共にいられるキャラクターとして侑を創造したと語っている[16]。侑は燈子の傍にいられるキャラクターにするために「恋愛感情が分からない」という要素が加えられたが、仲谷は侑の抱く悩みを闇とはとらえずに描いている[15]。また、侑に関して仲谷は、手に負えない子を救うヒーローのようなイメージを持っているが、これはあくまでも最初のころの話であるとも語っている[17]。主人公たち以外のキャラクターたちの設定も連載開始前の段階から決まっていた[15]

2018年11月10日にはスピンオフ小説として『やがて君になる 佐伯沙弥香について』が電撃文庫より刊行された。作者は電撃文庫より『安達としまむら』をはじめ多くの作品を執筆している入間人間。表紙・挿絵は原作者の仲谷が担当する。佐伯沙弥香の過去を描いた作品となり、彼女の小学生時代と原作にも登場した中学時代の話を軸に、沙弥香が女性を恋愛対象にするようになった原点が描かれる。入間が起用された理由は、入間の担当編集が2017年2月に刊行された入間の小説『少女妄想中。』のイラストを仲谷に依頼したことが縁となっている。その後、楠が入間にスピンオフ小説の執筆を依頼。アニメ化が決まっていたタイミングということもあり、アニメ放送期間中に刊行するという企画となった。沙弥香が主人公に選ばれた理由は原作サイドより提案されたためである。執筆の際、仲谷より原作の裏設定や今後の展開などが入間に伝えられている[18]

『やがて君になる 佐伯沙弥香について』は発売後に即重版がかかり、その影響もあり2019年5月10日に続編となる第2巻が刊行。沙弥香と燈子の高校一年生の時代が描かれる[19]

制作工程編集

作業としては最初に単行本1巻分のシナリオ構成を仲谷と楠で打ち合わせて決めている。このとき、構成として単行本の各巻の最後に物語の山場が来るように構成しており、最後に読者が読み応えを感じられるようにしている。シナリオ構成が完成したら、各話数のプロットを文章で作成。楠の確認を受けた後に、詳細な台詞や場面状況を加えた脚本を制作し、再び楠の確認を受けてから脚本をもとにネームを作成。楠によるネームの確認が終わると最後に作画をして完成する流れとなっている[15]

掲載時のアオリ文は楠が制作している。その際、仲谷からの監修も受けている[20][21]。単行本の帯の文章は仲谷と楠が二人で案を出し合い良い方を採用している。1巻・2巻・7巻は楠、3巻・4巻・6巻は仲谷、5巻は4巻の巻末で二人が作成した次回予告を採用している[15][22]

作風編集

仲谷は、本作について「ガールズラブのど真ん中を描こうとしている漫画」だと述べている[4]。仲谷の言う「ガールズラブのど真ん中」とは、登場人物が他の登場人物と繋がりを持つ際、その繋がりの形として友情ではなく恋愛を選ぶという決断と、その決断に至るまでの葛藤を指しており[23]、本作ではそのような少女たちの揺らぐ気持ちが丁寧に描写されている[3]。その一方で、仲谷は、登場人物がイチャイチャしているシーンを描くことで、読むのが辛くならないようバランスを取っていると発言しており[3]、特に理子と都の2人については、侑と燈子をあまりストレートにイチャイチャさせられない分、イチャイチャする描写を多めに入れているという[24]。また、「ガールズラブのど真ん中」を描いてはいるが、本作は女の子同士の恋が困難であることを描くのではなく、登場人物たちが個人の問題に対して向き合う物語となっている。これは、女の子同士の恋愛が困難であってほしくはないという仲谷の想いがあったためである[17]。また、侑や燈子など難しい感情を抱くキャラクターが多い中で、「難しいものを理解してもらう」作品を目指して制作されている[15]

単行本の表紙イラストでは、キャラクターがカメラ目線であることを嫌がる百合ファンがいることから、この構図を避けるようにしている[15]

百合漫画の読者の中には、漫画の中に男性キャラクターが登場することを嫌う読者もいる[12]。しかし本作では、恋愛の相手として男性を選ぶこともできる中で、それでも女性を選ぶという物語を描きたいとの考えから、物語の舞台である遠見東高校は共学校という設定になっている[10]。また、男性キャラクターの一人である槙は、舞台に立たない特性を持つ人物を出すために作られたキャラクターであり、「カップルを眺めるのが好き」というキャラクターであることを早い段階で表明するなど、男性の存在を不安視する読者に対しても配慮がなされている[25][15]。このように、男性キャラクターは主人公たちの関係を邪魔しないように配慮されているが、一方で作品として登場する意義があるようなキャラクターになるように意識して制作されている[15]

評価編集

漫画家の竹宮惠子は、本作について、現代社会で「ありうる」ガールズラブを丁寧にきちんと描き起こしていると評価している[23]。また、漫画家のなかとかくみこは、本作について「心理描写が丁寧」であると評し、設定が複雑であるにもかかわらずすんなり読める、と述べている[26]。2018年、当時東京大学に在学していた学生100人に対して行われたアンケートをもとに、東京大学書評誌『ひろば』の編集長が執筆した著書『東大生の本棚 「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選び方』にて本作が紹介。東京大学内の販売所で新刊が発売される度に売り切れになることがあることを挙げ、心理描写が巧みに描かれている点、感情の動きや内面描写の美しさを評価した。その小説的な表現から「文学より文学的な漫画」と評する東大生もいた[27][28]

書誌情報編集

漫画編集

小説編集

テレビアニメ編集

『月刊コミック電撃大王』2018年6月号において、本作のテレビアニメ化が発表された[29]。同年10月から12月まで全13話が放送された[2]

製作編集

企画
企画はTROYCA所属の演出家である加藤誠が、KADOKAWAから監督をやりたい作品を選んでくださいと渡されたいくつかの原作作品から直感的に目を惹いた作品が本作であったため企画が始動した。本作を選んだ理由は、映像作品における大事な要素である「普遍性」を本作に感じ取ったため。キャラクターデザインの合田浩章の起用はTROYCA代表取締役社長でプロデューサーの長野敏之によるものである[30]。また、本作では原作漫画の担当編集である電撃大王編集部の楠達矢がプロデューサーとして参加している。
製作
原作者の仲谷は、すべての脚本会議・アフレコ収録に出席しており、全話数の脚本・アフレコの監修を行っているほか、キャラクターデザインや美術設定、プロップデザインなどのデザイン・設定監修も務めている。また、オープニングやエンディングも含めた絵コンテの監修も行っている。さらに、オープニングとエンディングの歌詞の監修も担当した[31]。脚本では、生徒会劇のシーンにおける改変前の劇の脚本や7年前の生徒会劇の冒頭部分、登場人物たちのSNSでのやりとりなどの文章が仲谷の手により新たに書き下されている[17]
シナリオの構成面に関しては加藤が原作から絶対に入れたい要素を提示し、それをもとにシリーズ構成・全話脚本の花田十輝が構成案を作成した[30]。花田は、生徒会選挙の前半部分の演説シーンなど、アニメオリジナルの台詞の一部書き下ろしを担当している[15]
加藤は全話数の絵コンテを切りたいほどに全体のイメージを持っていたが、スケジュール的に不可能であったため、最終的に1話・3話・13話の全パートと2話の踏切シーンの絵コンテを担当した。最初は1話・3話・6話・13話の絵コンテを担当する予定であったが、物量の関係で6話はTROYCA取締役で演出家のあおきえいが担当した。あおきが担当した6話の絵コンテは全話数の中で唯一加藤の修正が入っていない[30]
シナリオ・演出
本作は放送開始時点で原作が完結していないが、終盤をオリジナル展開にはせずに原作に沿った内容に構成している[17]。また、基本的に原作に忠実でありながらも、原作の番外編や単行本のカバー下に描かれている4コマ漫画も盛り込み原作の流れを新たに再構成している。構成案を出す際に、「物語の終わりをどこにするのか」は特に重視され、加藤と花田は水族館の話でアニメを終わらせることを決めた。これは、生徒会劇までをアニメで描こうとすると侑と燈子の物語ではなく燈子だけの物語になってしまう可能性がある点や、1クールに生徒会劇まで収めようとすると削らなければならない要素が多くなってしまう点から、「侑と燈子の2人の物語」を描くために加藤と花田が提案した[30]
侑に関しては、彼女の内にある光が段階を追って彼女自身を満たしていく過程を描くことを意識して描かれた。燈子は限られた尺の中で姉の影を追っていることをぶれずに描くこと、独りが寂しくて誰かを求めている素の彼女の姿を描くことを意識して描かれた[30]
演出面では空気感を大事にし、登場人物の表情を大きく映すのではなく、背景美術や足元のみのカットなどの比喩表現を多く取り入れた。これは、加藤自身の解釈を伝えるのではなく、視聴者自身に作品を解釈してもらうため。また、侑は活発な性格であるため、しっかりとしたリアクションを取るように意識している。一方、燈子に関しては落ち着いた感じではあるが、その中に動きをつけることを意識して演出した[30]
アフレコに関してはアフレコ用の映像にタイミングを合わせずに、声優陣が生き生きと芝居を行うことを重視して収録が行われた[30]
オープニングおよびエンディングの絵コンテ・演出は監督の加藤が担当した。これは加藤自身が以前より一つの作品でオープニングとエンディングの演出をすべて担当したいと考えていたため[30]。オープニングおよびエンディングは加藤が曲を発注する段階でイメージボードを描き、どのような世界観で描くのかを作詞・作曲を担当する楽曲チームに伝えている。また、双方の歌詞は原作者の仲谷が監修している[31]。オープニングでは登場人物の二面性を描いており、加藤の初監督作品である『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』から着想を得ている[30]。また、物語の展開や各キャラクターの心情に沿った花言葉のある花が描かれており、仲谷が提案した花もある。エンディングは原作編集者の楠が加藤に送った2017年3月販売のスマートフォンケースの描き下ろしの絵柄をみて着想を得ている[32][33][34][30]
仲谷と編集者の楠は、アニメは監督の加藤やシリーズ構成・脚本の花田を筆頭に多くのスタッフが関わり、自分たち二人では気づかなかった物語をより良くするポイントも分かるため、アニメ版は原作漫画の「完全版」になっていると語っている[15]。また、仲谷と楠は単行本6巻発売時点で「原作はアニメ第2期があれば全てを綺麗に描き切ることができる長さである」と語っている[35][36]

スタッフ編集

  • 原作 - 仲谷鳰
  • 監督 - 加藤誠
  • シリーズ構成・脚本 - 花田十輝
  • キャラクターデザイン- 合田浩章
  • 色彩設計 - 篠原真理子
  • 美術監督 - 永𠮷幸樹
  • 美術設定 - 佐藤正浩
  • 撮影監督 - 加藤友宜
  • CGディレクター - 井口光隆
  • 編集 - 右山章太
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 大島ミチル
  • 音楽制作 - KADOKAWA
  • 音楽プロデューサー - 若林豪
  • プロデューサー - 山下愼平、楠達矢、岩崎大介、礒谷徳知、木村香織、尾形光広
  • アニメーションプロデューサー - 長野敏之
  • アニメーション制作 - TROYCA
  • 製作 - やがて君になる製作委員会(KADOKAWA、ドコモ・アニメストアAT-Xソニー・ミュージックコミュニケーションズ、角川メディアハウス)

主題歌編集

オープニングテーマ「君にふれて」[37]
作詞・作曲 - ボンジュール鈴木 / 編曲 - 鈴木Daichi秀行 / 歌 - 安月名莉子[38]
第1話ではエンディング位置で使用。
エンディングテーマ「hectopascal」[39][37]
作詞 - 中村彼方[38] / 作曲 - 本多友紀[38] / 編曲 - 脇眞富[38] / 歌 - 小糸侑(高田憂希)、七海燈子(寿美菜子[37]
劇中歌
「rise」(第9話)
作詞 - 安月名莉子、RUCCA / 作曲・編曲 - 濱田貴司 / 歌 - 安月名莉子
「好き、以外の言葉で」(第13話)
作詞・作曲・編曲 - 白神真志朗 / 歌 - 小糸侑(高田憂希)、七海燈子(寿美菜子)

各話リスト編集

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督総作画監督単行本巻数
第1話わたしは星に届かない 加藤誠合田浩章合田浩章1巻
第2話発熱/初恋申請
  • 加藤誠
  • 渡部周
渡部周牧野竜一
第3話まだ大気圏/わたしを好きな人 加藤誠守田芸成松本昌子
第4話好きとキスの距離/役者じゃない 中井準髙田昌豊鈴木勇2巻
第5話選択問題/続・選択問題 林宏樹羽多野浩平
  • 柏淳志
  • 平山寛菜
  • 室山祥子
  • 油布京子
  • 合田浩章
  • 牧野竜一
  • 松本昌子
  • 鈴木勇
  • 大橋知華
第6話言葉は閉じ込めて/言葉で閉じ込めて あおきえい渡部周仁井学
  • 合田浩章
  • 大橋知華
  • 鈴木勇
第7話秘密のたくさん/種火 日下部智津子境隼人
  • 中野友貴
  • 日下部智津子
日下部智津子3巻
第8話交点/降り籠める 磐田義隆守田芸成
  • 池田広明
  • 加藤里香
  • 合田浩章
  • 鈴木勇
第9話位置について/号砲は聞こえない 林宏樹髙田昌豊
  • 牧野竜一
  • 合田浩章
  • 大橋知華
-
第10話私未満/昼の星/逃げ水 渡部周
  • 鈴木勇
  • 加藤里香
  • 合田浩章
  • 大橋知華
4巻
第11話三角形の重心/導火 磐田義隆川奈可奈
  • つしまゆりか
  • 岩田幸子
  • なつのはむと
  • 瀧澤茉夕
  • 池田広明
  • 合田浩章
  • 鈴木勇
  • 大橋知華
第12話気が付けば息も出来ない 中井準渡部周加藤里香
  • 合田浩章
  • 牧野竜一
  • サトウミチオ
  • 森前和也
第13話終着駅まで/灯台 加藤誠
  • 牧野竜一
  • サトウミチオ
  • 鈴木勇
  • 大橋知華
合田浩章5巻

放送局編集

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[40]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [41] 備考
2018年10月5日 - 12月28日 金曜 21:30 - 22:00 AT-X 日本全域 製作参加 / リピート放送あり
金曜 22:30 - 23:00 TOKYO MX 東京都
2018年10月6日 - 12月29日 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) KBS京都 京都府
サンテレビ 兵庫県
土曜 1:00 - 1:30(金曜深夜) BS11 日本全域 ANIME+』枠
土曜 3:05 - 3:35(金曜深夜) テレビ愛知 愛知県
2018年10月7日 - 12月30日 日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜) TVQ九州放送 福岡県
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[40]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年10月5日 - 12月28日 金曜 22:00 更新 dアニメストア
2018年10月12日 - 2019年1月4日 金曜 0:00 更新
金曜 0:00 - 0:30 AbemaTV
金曜 12:00 更新

BD / DVD編集

発売日[42] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2018年12月21日 第1話 - 第3話 ZMXZ-12661 ZMBZ-12671
2 2019年1月30日 第4話 - 第6話 ZMXZ-12662 ZMBZ-12672
3 2019年2月27日 第7話 - 第9話 ZMXZ-12663 ZMBZ-12673
4 2019年3月27日 第10話 - 第13話 ZMXZ-12664 ZMBZ-12674

Webラジオ編集

本作のWebラジオとして、2018年10月4日からインターネットラジオステーション〈音泉〉で『やがて君になる〜私、このラジオ好きになりそう〜』が配信されている。パーソナリティは小糸侑役の高田憂希と、七海燈子役の寿美菜子[43]

AT-X 金曜 21:30 - 22:00 枠
前番組 番組名 次番組
やがて君になる

舞台編集

2019年5月3日から12日まで、東京・全労済ホール/スペース・ゼロにて公演。主催はトライフルエンターテインメントで、脚本・演出は鈴木智晴が担当[8][44]

出典編集

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  1. ^ 「百合星人ナオコサン」のkashmir新作など、電撃大王で新連載3本が開始”. コミックナタリー. ナターシャ (2015年4月27日). 2017年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  2. ^ a b Twitter クスノキ(電撃大王編集者)2018年10月05日
  3. ^ a b c 野本由起「『やがて君になる』仲谷鳰インタビュー」『ダ・ヴィンチ』第25巻第3号、KADOKAWA、2018年3月6日、 198-199頁。
  4. ^ a b c d 『やがて君になる』特設サイト”. 月刊コミック電撃大王公式サイト. KADOKAWA. 2018年7月5日閲覧。
  5. ^ a b c d 登場人物”. TVアニメ「やがて君になる」公式サイト. 2018年10月4日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k スタッフ・キャスト”. TVアニメ「やがて君になる」公式サイト. 2018年10月5日閲覧。
  7. ^ a b “金元寿子さん、寿美菜子さんが声を担当! 話題のマンガ『やがて君になる』スペシャルPVが公開”. 電撃オンライン. (2016年3月25日). http://dengekionline.com/elem/000/001/242/1242897/ 2018年11月10日閲覧。 
  8. ^ a b c d e f g h 舞台「やがて君になる」小糸侑役・河内美里、七海燈子役・小泉萌香ら出演者第1弾”. コミックナタリー. ナターシャ (2010年3月8日). 2019年3月15日閲覧。
  9. ^ 亀井真美 (2016年8月3日). “「人を好きになる」ということの本質が絵描かれているマンガ『やがて君になる』”. マンガHONZ. 2016年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  10. ^ a b c 百合作品に対する想いを語る――電撃コミック『やがて君になる』作者突撃インタビュー!”. 電撃オンライン. KADOKAWA (2015年10月26日). 2017年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  11. ^ a b 五十嵐大 (2016年5月6日). “「誰かの特別になる」ってどういうこと? 一筋縄ではいかない少女同士の恋を描いた『やがて君になる』【著者・仲谷鳰さんインタビュー】”. ダ・ヴィンチニュース. 2016年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  12. ^ a b 『百合の世界入門』玄光社、2016年、73-78頁。ISBN 978-4-7683-0787-8
  13. ^ かーずSP (2015年10月23日). “【コラム】 「やがて君になる」第一巻発売記念! 仲谷鳰先生インタビュー”. アキバBlog. 2017年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  14. ^ 仲谷鳰『やがて君になる(1)』KADOKAWA、2015年、176-177頁。ISBN 978-4-04-865432-6
  15. ^ a b c d e f g h i j k 【特別対談】『やがて君になる』仲谷鳰×担当編集・クスノキ「エゴがキャラクターを決める」” (2018年11月30日). 2019年1月5日閲覧。
  16. ^ 仲谷鳰 (2018年9月22日). 自分の考える百合のど真ん中―『やがて君になる』仲谷鳰先生インタビュー. インタビュアー:ふりっぺ. 百合ナビ.. オリジナルの2018-09-30時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180930045540/http://yurinavi.com/2018/09/22/nakataninio-interview/ 2018年10月4日閲覧。 
  17. ^ a b c d “心のコップからあふれた“好き”という気持ち──『やがて君になる』仲谷鳰インタビュー”. (2018年10月19日). https://ddnavi.com/interview/495152/a/ 2018年10月28日閲覧。 
  18. ^ 電撃G's magazine 2018年12月号 P70、KADOKAWA、2018年10月30日発行
  19. ^ Twitter 電撃文庫 2018年12月26日
  20. ^ Twitter クスノキ 2018年12月08日
  21. ^ Twitter クスノキ 2018年12月13日
  22. ^ Twitter クスノキ 2019年03月14日
  23. ^ a b 竹宮惠子×仲谷鳰対談 「マンガにおける恋愛の描き方-性の表現」レポート”. 京都精華大学入試情報サイト MEETS. 京都精華大学 (2017年10月31日). 2017年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  24. ^ かーずSP (2017年6月22日). “【コラム】 今もっとも読んでほしい恋愛漫画「やがて君になる」の人気に迫る! 仲谷鳰先生インタビュー”. アキバBlog. 2017年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  25. ^ かーずSP (2016年11月21日). “【コラム】 「やがて君になる」3巻×「ハッピーシュガーライフ」4巻 発売記念! 担当編集による超「百合」対談!”. アキバBlog. 2017年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月9日閲覧。
  26. ^ 『このマンガがすごい!2017』『このマンガがすごい!』編集部、宝島社、2016年、91頁。ISBN 978-4-8002-6449-7
  27. ^ 『東大生の本棚 「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選び方』西岡壱誠、日本能率協会マネジメントセンター、2018年。ISBN 978-4-8207-3159-7
  28. ^ 東大生が"やがて君になる"を愛読するワケ” (2019年1月11日). 2019年3月24日閲覧。
  29. ^ 漫画『やがて君になる』テレビアニメ化&10月放送決定 監督は加藤誠氏”. ORICON NEWS. oricon ME (2018年4月27日). 2018年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月4日閲覧。
  30. ^ a b c d e f g h i j 「やがて君になる」加藤誠監督ロングインタビュー 監督として飛躍できた大きな手応え” (2019年2月1日). 2019年3月24日閲覧。
  31. ^ a b Twitter クスノキ(電撃大王編集者)2018年11月16日
  32. ^ “『やがて君になる』の映像的妙味は、どのように生まれているのか?――加藤誠(監督)インタビュー”. (2018年10月26日). https://ddnavi.com/interview/496654/a/ 2018年10月28日閲覧。 
  33. ^ Twitter クスノキ(電撃大王編集者)2018年10月19日
  34. ^ “『やがて君になる』手帳型スマホケースと『新米姉妹のふたりごはん』B2タペストリーが予約開始!!”. (2017年12月14日). http://daioh.dengeki.com/blog/tuhan/%E3%80%8E%E3%82%84%E3%81%8C%E3%81%A6%E5%90%9B%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%8F%E6%89%8B%E5%B8%B3%E5%9E%8B%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%80%8E%E6%96%B0%E7%B1%B3/ 2018年10月28日閲覧。 
  35. ^ Twitter 仲谷鳩 2018年11月2日
  36. ^ Twitter クスノキ 2018年12月30日
  37. ^ a b c アニメ「やがて君になる」侑と燈子が見つめ合う新ビジュアル、放送は10月5日から”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年9月8日). 2018年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月4日閲覧。
  38. ^ a b c d 音楽商品”. TVアニメ「やがて君になる」公式サイト. 2018年10月4日閲覧。
  39. ^ シンガーソングライター安月名莉子10月放送TVアニメ『やがて君になる』でデビュー”. 超!アニメディア. 学研プラス (2018年9月9日). 2018年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月4日閲覧。
  40. ^ a b 放送・配信情報”. TVアニメ「やがて君になる」公式サイト. 2018年10月4日閲覧。
  41. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  42. ^ 映像商品”. TVアニメ「やがて君になる」公式サイト. 2018年10月5日閲覧。
  43. ^ TVアニメ 『やがて君になる』第1話あらすじ&先行カットを公開! Webラジオ配信やスペシャル配布会の開催など新情報も”. アニメイトタイムズ. アニメイトラボ (2018年9月24日). 2018年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月4日閲覧。
  44. ^ キャスト・スタッフ, 舞台「やがて君になる」公式サイト, 閲覧日:2019年3月29日

KADOKAWA編集

以下の出典は『KADOKAWAオフィシャルサイト』(KADOKAWA)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ やがて君になる 1”. 2018年11月10日閲覧。
  2. ^ やがて君になる 2”. 2018年11月10日閲覧。
  3. ^ やがて君になる 3”. 2018年11月10日閲覧。
  4. ^ やがて君になる 4”. 2018年11月10日閲覧。
  5. ^ やがて君になる 5”. 2018年11月10日閲覧。
  6. ^ やがて君になる 6”. 2018年11月10日閲覧。
  7. ^ やがて君になる 7”. 2019年5月1日閲覧。
  8. ^ やがて君になる 8”. 2019年11月27日閲覧。
  9. ^ やがて君になる 公式アンソロジーコミック”. 2018年12月27日閲覧。
  10. ^ やがて君になる 佐伯沙弥香について”. 2018年11月10日閲覧。
  11. ^ やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)”. 2019年5月10日閲覧。

外部リンク編集