株式会社カノーは、大阪府大阪市鶴見区に本社を置く日本小売業者である。大阪府を中心に京阪神間でスーパーマーケット食品館アプロ」を展開している。創業者は嘉納利文。

株式会社カノー
KANO.,CO.LTD,
本社
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
538-0035
大阪府大阪市鶴見区浜5-6-29
設立 1967年昭和42年)
創業は1953年(昭和28年)
業種 小売業
法人番号 9120001001646 ウィキデータを編集
事業内容 食品を中心としたスーパーマーケットのチェーン
代表者 嘉納 英蔵
資本金 1,000万円
売上高 618億円(2019年)
従業員数 社員 750名 パート・アルバイト 3,000名
支店舗数 52店舗(2024年2月現在)
外部リンク https://www.kk-kano.co.jp/
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屋号 編集

1990年代、店舗のカラーやイメージを統一させるために屋号を「スーパーカノー」から「食品館アプルーバル」に変更し、改装店や新規店で使用されるようになった。「アプルーバル」 (approval) とは、創業者の名字である「嘉納」(意見を聞き入れること)の英訳(当時の辞書にて)。その2号店である「法善寺店」(現在は閉店)では念願の100%直営が実現した。

「食品館アプルーバル」で5店舗を展開した後、呼びやすさや親しみやすさを求めて「Approval」の部分を略し、「食品館アプロ」 (Appro.) で次々と展開。過去には「フレッシュ」と「食品館」の屋号があった。

2016年(平成28年)9月より、株式会社カノー設立50周年を機に、3つの屋号をまとめた呼称を「アプロ・グループ」とした。

2018年(平成30年)5月より、屋号を「食品館アプロ」に統一した。

2021年より新業態であるEDLP店舗「アプロプラス」の1号店友井店を改装オープンした。2023年11月現在、アプロプラスは4店舗となる。(友井店、門真店、箕面店、寝屋川店)

沿革 編集

  • 1953年(昭和28年) - 菓子小売「嘉納商店」創設。大阪市城東区鴨野西大栄市場内で開業。
  • 1967年(昭和42年) - 株式会社カノー設立。
  • 1970年(昭和45年) - 現住所(大阪市鶴見区浜)に本社移転、菓子卸部門開設。
  • 1979年(昭和54年) - スーパー1号店「サンツルミ」を大阪市鶴見区に開店。
  • 1990年(平成2年) - 「POSシステム」の導入。
  • 1996年(平成8年) - スーパーの名称を「食品館アプロ」とする。
  • 1996年(平成8年) 9月 - 「EDIシステム」導入。
  • 2003年(平成15年) 10月 - 摂津市鳥飼に共同配送センター稼動。
  • 2008年(平成20年) 10月 - 吹田市岸辺に新物流センター移転・稼働。
  • 2011年(平成23年) 7月 - アプロ・グループ45周年記念セール開催。
  • 2014年(平成26年) 2月 - ネットチラシの導入。
  • 2016年(平成28年) 9月 - アプロ・グループ50周年記念セール開催(2017年12月まで)。
  • 2016年(平成28年) 10月 - 一部店舗にてクレジットカード決済の導入。
  • 2018年(平成30年) 5月 - 屋号を「食品館アプロ」に統一。
  • 2019年(平成31年) 3月 - 一部店舗にて電子マネー「KAONA」(カオナ)の導入。
  • 2019年(令和元年) 10月 - 大阪市鶴見区に生鮮センター稼働開始。
  • 2021年(令和3年) 6月 - 当社初のEDLP店舗「食品館アプロプラス」友井店オープン。
  • 2021年(令和3年) 10月 一部店舗にQRコード決済導入。
  • 2023年(令和5年) 1月 全店舗にコード決済導入完了。

店舗 編集

2024年2月現在、大阪府に47店舗(大阪市内20店舗、南部10店舗、東部8店舗、北摂9店舗)、兵庫県に4店舗(尼崎市に2店舗、神戸市に2店舗)、京都府に1店舗(宇治市[1]

出典 編集

  1. ^ 店舗・チラシ情報検索”. 食品館アプロ. カノー. 2020年10月12日閲覧。

外部リンク 編集