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アマミホシゾラフグ(学名:Torquigener albomaculosus)とは、条鰭綱フグ目フグ科シッポウフグ属に分類される魚類である。

アマミホシゾラフグ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: フグ目 Tetraodontiformes
: フグ科 Ostraciidae
: シッポウフグ属 Torquigener
: アマミホシゾラフグ
T. albomaculosus
学名
Torquigener albomaculosus Matsuura, 2014

発見編集

アマミホシゾラフグは2012年に発見された。直径2mほどの円形の幾何学的な模様が海底に存在することは1995年頃から知られていたものの、誰が何のために作っているのかは長らく謎のままであった(『ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜』では、ミステリーサークルと呼んでいた)。後に、この海底の模様は本種のオスが作った巣(産卵床)であったことが判明した。2012年7月に『ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜』のロケ奄美大島の南沖、琉球諸島近海)に同行・協力した国立科学博物館松浦啓一(フグ目分類の第一人者)[1][2]は、観察結果や採集した標本を基に詳しく調べた結果、新種のフグであると確信し、論文を執筆。その論文は同年9月6日に日本魚類学会の英文誌Ichthyological Researchオンライン出版した

また、生物学者のカール・フォン・リンネの誕生日(5月23日)に合わせ、ニューヨーク州立大学国際生物種探査研究所は、珍しい生態などから特に注目すべき10種として前年に発見された新種の中から「新種トップ10」を選考しているが今回、初めて日本から2種が選ばれアマミホシゾラフグとハナビラミノウミウシの仲間が選ばれた[3][4]

分布編集

体長・模様編集

約15cmで白い水玉模様が特徴。頭部と体の後ろ部分が茶色で腹部には白色と銀白色の水玉模様がある。2014年時点で、白い斑点をもつフグで図形を作成する唯一の種であると考えられている。

生態編集

水深約10mから約30mの浅いところに棲息している。

オス胸鰭や尾鰭[5]を使って、直径2mの印象的(幾何学的)なデザインの円形の巣を作り真ん中の着卵床にメスを呼んで卵を産んでもらい繁殖を行う[6]。繁殖が済んだその後、着卵床は使われない[6]

放送編集

参考資料編集

脚注編集