アルバ・ロルヴァケル(Alba Rohrwacher、1979年2月27日 - )は、イタリアの女優[1]。妹は映画監督のアリーチェ・ロルヴァケル

アルバ・ロルヴァケル
Alba Rohrwacher
Alba Rohrwacher
生年月日 (1979-02-27) 1979年2月27日(45歳)
出生地 イタリアの旗 イタリア トスカーナ州フィレンツェ
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2004年 -
著名な家族 アリーチェ・ロルヴァケル(妹)
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
女優賞
2014年ハングリー・ハーツ
ベルリン国際映画祭
シューティング・スター賞
2009年
その他の賞
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経歴

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1979年2月27日、フィレンツェに生まれる[2]。イタリア人の母とドイツ人の父を持ち、ウンブリア州で育った彼女は、演技の道へ進むために大学の薬学部を中退した[3]。ローマに移り住み2003年にイタリア国立映画実験センターを卒業。

2004年にカルロ・マッツァクラーティ監督『再発見された愛』(L’amore ritrovato)で映画デビュー。その後は2005年のルカ・グァダニーノ監督『メリッサ・P 青い蕾』や2007年のダニエレ・ルケッティ監督『マイ・ブラザー』に端役で出演。後者では、映画実験センター時代に苦学をともにしたリッカルド・スカマルチョと共演を果たしている。(彼とはさらに後年、2019年『もしも叶うなら』で愛人役として共演している。)

2008年、シルヴィオ・ソルディーニ監督『日々と雲行き』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演女優賞を受賞[4]。2009年、プーピ・アヴァーティ監督『ボローニャの夕暮れ』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主演女優賞を受賞する[5]。2012年には、2009年に社会問題に発展したエルアナ・エングラーロの安楽死を扱ったマルコ・ベロッキオ監督の『眠れる美女』に出演する[6]

2014年、『夏をゆく人々』で、妹アリーチェ・ロルヴァケルの映画に初出演。自伝的要素を少し含んだ、属世界から離れて暮らす家族の物語で、決して明るい映画ではないのだが、そのインタビューや対談から、姉妹の仲の良さが窺える。同年、サヴェリオ・コスタンツォ監督の『ハングリー・ハーツ』でアダム・ドライバーと共演。強迫観念に駆られて子育てをする母親役を演じ、第71回ヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞する[7]

2018年から放送されているベストセラー原作のテレビドラマシリーズ『ナポリの物語』ではナレーションを務める。また同じ年、『幸福なラザロ』で妹アリーチェの長編映画に二度目の出演。これがカンヌ国際映画祭脚本賞を獲得し、才気あふれるロルヴァケル姉妹の姿を世界に印象付けた。

私生活のパートナーは、『ハングリー・ハーツ』、『ナポリの物語』で監督を務めたサヴェリオ・コスタンツォ。

フィルモグラフィー

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映画

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受賞

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脚注

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  1. ^ 中間発表! ヴェネチア映画祭 2014ベストドレッサー15”. Elle (2014年9月3日). 2015年1月30日閲覧。
  2. ^ Born between 24th February and 2nd March”. Vogue (2014年2月24日). 2015年1月30日閲覧。
  3. ^ Cannatà, Teresa (2010年3月31日). “Alba Rohrwacher”. Vogue. 2015年1月30日閲覧。
  4. ^ Vivarelli, Nick (2008年4月18日). “‘Girl by the Lake’ tops David awards”. Variety. 2015年1月30日閲覧。
  5. ^ Vivarelli, Nick (2009年5月8日). “Mafia pic ‘Gomorrah’ slays Davids”. Variety. 2015年1月30日閲覧。
  6. ^ Lyttelton, Oliver (2014年6月3日). “Review: Well-Written, Beautifully Performed 'Dormant Beauty' Starring Isabelle Huppert”. Indiewire. 2015年1月30日閲覧。
  7. ^ Vivarelli, Nick (2014年9月6日). “‘Pigeon’ Soars, ‘Birdman’ Snubbed at Venice Awards”. The Hollywood Reporter. 2015年1月30日閲覧。

外部リンク

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