アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ (Antony & the Johnsons) は、イギリス人ミュージシャン、アノーニ (Anohni) による音楽プロジェクト、バンド

Antony & the Johnsons
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基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランドチチェスター
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク
ジャンル バロック・ポップ
活動期間 1998年 - 現在
レーベル Secretly Canadian
Rough Trade Records
公式サイト www.antonyandthejohnsons.com
メンバー Anohni
Julia Kent
Parker Kindred
Jeff Langston
Rob Moose
Maxim Moston
Doug Wieselman
Thomas Bartlett

ヴォーカルのアノーニが「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第68位にランクインしている[1]

来歴編集

1971年、ヴォーカルのアントニー・ヘガティことアノーニはイングランド南東部のサセックスチチェスターに生まれる。1977年アムステルダムに、さらに10歳の頃にカリフォルニアサンノゼに移住。1990年ニューヨークに移りニューヨーク大学の実験演劇コースに入学した。1992年、ジョアンナ・コンスタンティンらと共に前衛的なパフォーマンス・グループ、ブラックリップスを結成。1995年ブラックリップスは解散し、新たな音楽グループ、アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズを率いて活動を始める[2]。バンドの名前は、自身の出生名(アントニー)とトランスジェンダーの権利運動のパイオニア、マーシャ・P・ジョンソンの名前からきている[3]

2000年イギリスのレーベルDurtroより、デビュー・アルバム『Antony and the Johnsons』を発表。翌2001年にリリースしたEP『I Fell in Love With a Dead Boy』がプロデューサーのハル・ウィルナーの目に留まり、ウィルナーを通じてルー・リードに紹介される。2003年、ルー・リードの世界ツアーでバッキング・ヴォーカルに抜擢され、アルバムの録音にも参加した[2]

2005年、2ndアルバム『アイ・アム・ア・バード・ナウ』をリリース。マーキュリー・プライズを受賞した。MOJO誌の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」にも選出された[2]

2009年、3rdアルバム『クライング・ライト』をリリース。アルバムジャケットに敬愛する日本の舞踏家、大野一雄の写真を起用した。音楽メディアの年間ベストアルバム・リストでは、ピッチフォークで16位[4]Spinで18位[5]Stereogumで50位に選ばれた[6]。翌年、大野の死を受けて、トリビュートライブを行った[7]

2010年、4thアルバム『スワンライツ』をリリース。Stereogumの年間ベストアルバム・リストで8位に選ばれた[8]

2012年、ライブアルバム『カット・ザ・ワールド』をラフ・トレード・レコードからリリース。

2015年、ヴォーカルのアノーニは、出生名であるアントニー・ヘガティ (Antony Hegarty) から、プライベートで長年使っていた名前であるAnohniに改名することを発表した。

メンバー編集

  • ANOHNI
  • Julia Kent
  • Parker Kindred
  • Jeff Langston
  • Rob Moose
  • Maxim Moston
  • Doug Wieselman
  • Thomas Bartlett

ディスコグラフィ編集

スタジオ・アルバム

  • Antony and the Johnsons (2000年、Durtro) 全英118位
  • アイ・アム・ア・バード・ナウ - I Am a Bird Now (2005年Secretly Canadian) 全英16位
  • クライング・ライト - The Crying Light (2009年、Secretly Canadian) 全英18位
  • スワンライツ - Swanlights (2010年、Secretly Canadian) 全英28位

ライブ・アルバム

EP

  • I Fell in Love with a Dead Boy (2001年、Durtro / 2006年、Rebis Musicより再発売)
  • The Lake (EP) (2004年、Secretly Canadian)
  • Hope There's Someone (2005年、Secretly Canadian) 全英44位
  • You Are My Sister (2005年、Secretly Canadian, Rough Trade) 全英39位
  • Another World (EP) (2008年、Secretly Canadian) 全米179位、全英6位
  • Thank You for Your Love (2010年、Secretly Canadian)
  • Swanlights EP (2011年、Secretly Canadian and Rough Trade Records)
  • "Cut the World (live)" (2012年、Secretly Canadian)

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Rocklist.net...Q Magazine Lists..”. Q - 100 Greatest Singers (2007年4月). 2013年5月21日閲覧。
  2. ^ a b c ANTONY & THE JOHNSONS アーティスト情報 P-VINE,Inc.”. 2012年6月25日閲覧。
  3. ^ "Marsha P. Johnson (1944–1992) Activist, Drag Mother." A Gender Variance Who's Who. May 2, 2009. Under Creative Commons License: Attribution
  4. ^ Staff Lists: The Top 50 Albums of 2009, Features, Pitchfork”. 2012年6月25日閲覧。
  5. ^ The 40 Best Albums of 2009”. 2012年6月25日閲覧。
  6. ^ Best Album 2009”. 2012年6月25日閲覧。
  7. ^ “Fluid Voice With a Fluid Persona Firmly Attached”. New York Times. (2010年10月31日). https://www.nytimes.com/2010/11/01/arts/music/01antony.html?_r=2&scp=1&sq=Antony&st=cse 
  8. ^ Stereogum’s Top 50 Albums Of 2010 - Stereogum.”. 2012年6月25日閲覧。

外部リンク編集

公式サイト