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分布編集

分類編集

アナグマ属などやラーテルでアナグマ亜科Merinae・ラーテル亜科Mellivorinaeなどを構成する説もある[3]。2005年のMSW3では、暫定的にカワウソ亜科を除くイタチ科全種を本亜科に含めている[1]。2008年に発表されたイタチ科の核DNAやミトコンドリアDNAの最大節約法最尤法ベイズ法による系統推定では、以下の分類は多系統群と推定されている[4]。そのため亜科の復活や再定義を提唱する説もあり、その説に従えば本亜科はイタチ属とミンク属のみで構成されカワウソ亜科と単系統群を形成すると推定される[4]

以下の分類はMSW3 (Wozencraft, 2005)、和名は斉藤ら (1991) および川田ら (2018) に従う[1][2][3]

人間との関係編集

毛皮は革製品に利用される。ミンクからは良質な毛皮が取れるため養殖される。

ヨーロッパケナガイタチ(ステップケナガイタチを原種とする個体もいる可能性あり)は家畜化され愛玩動物のフェレットとして、飼育される。

民家の近くに住みネズミ等を食べることから益獣として扱われることも多い。しかし人間によりネズミ駆除や養殖された個体が脱走等の理由で移入され、移入先の生態系に壊滅的な打撃を与えることもある。

開発による生息地の破壊やそれに伴う獲物の減少、毛皮目的の狩猟に乱獲等により生息数が減少している種もいる。

画像編集

参考文献編集

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  1. ^ a b c W. Christopher Wozencraft, "Mustelinae," Mammal Species of the World, (3rd ed.), Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (ed.), Johns Hopkins University Press, 2005, pp. 605-620.
  2. ^ a b c d e f g h i 川田伸一郎・岩佐真宏・福井大・新宅勇太・天野雅男・下稲葉さやか・樽創・姉崎智子・横畑泰志 「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1-53頁。
  3. ^ a b c d e f 斉藤勝・伊東員義・細田孝久・西木秀人 「イタチ科の分類」『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』今泉吉典監修、東京動物園協会、1991年、22-46頁。
  4. ^ a b Klaus-Peter Koepfli, Kerry A Deere, Graham J Slater, Colleen Begg, Keith Begg, Lon Grassman, Mauro Lucherini, Geraldine Veron, and Robert K Wayne, "Multigene phylogeny of the Mustelidae: Resolving relationships, tempo and biogeographic history of a mammalian adaptive radiation," BMC Biology, Volume. 6, No. 1, 2008, pp. 10-22.
  5. ^ a b c 金子弥生「アナグマの生態を追って」『哺乳類科学』第49巻 2号、日本哺乳類学会、2009年、327-328頁。
  • 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科1 食肉類』、平凡社1986年、122-135頁。

外部リンク編集

  •   ウィキメディア・コモンズには、イタチ亜科に関するカテゴリがあります。
  •   ウィキスピーシーズには、イタチ亜科に関する情報があります。