カリスマ (アルバム)

リー・モーガンのアルバム

カリスマ』(Charisma)は、アメリカ合衆国ジャズトランペット奏者、リー・モーガン1966年9月29日に録音・1969年に発表したスタジオ・アルバム[2]

カリスマ
リー・モーガンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1966年9月29日 ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1]
ジャンル ジャズハード・バップ
時間
レーベル ブルーノート・レコード
プロデュース フランシス・ウルフ
専門評論家によるレビュー
リー・モーガン アルバム 年表
デライトフリー
(1966年録音・1967年発売)
カリスマ
(1966年録音・1969年発売)
ザ・ラジャー
(1966年録音・1985年発売)
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解説 編集

ジャッキー・マクリーンハンク・モブレーを迎えた3管編成のセクステットで録音された[2][3]。本作のサイドマンのうちポール・チェンバースは1969年1月4日に死去しており[4]、オリジナルLPのライナーノーツ(Herb Wong)でも、チェンバースが既に故人であることが言及されている。

スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「リー・モーガンがブルーノートから発表したレコードの中では、あまり知られていない物の一つだが、実に聴き応えがある」「各々が個性的な3人のホーン奏者が、それぞれ刺激的な瞬間を披露し、1960年代中期のハード・バップの真髄として結実している」と評している[3]。また、ダグラス・ペインは1997年、All About Jazzにおいて「リー・モーガンのレコードの殆どは、何度も聴き返すに値するが、とりわけ『カリスマ』は録音から30年を経た今でも、このトランペッターの音楽が、いかに立派で価値があるかを体現している」と評している[2]

収録曲 編集

特記なき楽曲はリー・モーガン作曲。

  1. ヘイ・チコ - "Hey Chico" - 7:17
  2. サムシン・キュート - "Somethin' Cute" - 5:39
  3. レイニー・ナイト - "Rainy Night" (Cedar Walton) - 5:39
  4. スイート・ハニー・ビー - "Sweet Honey Bee" (Duke Pearson) - 6:54
  5. ザ・マーフィー・マン - "The Murphy Man" (D. Pearson) - 7:35
  6. ザ・ダブル・アップ - "The Double Up" - 6:01

参加ミュージシャン 編集

脚注 編集

  1. ^ Lee Morgan Discography”. Jazz Discography Project. 2022年2月6日閲覧。
  2. ^ a b c Payne, Douglas (1997年11月1日). “Lee Morgan, Charisma album review”. All About Jazz. 2022年2月6日閲覧。
  3. ^ a b Yanow, Scott. “Charisma - Lee Morgan”. AllMusic. 2022年2月6日閲覧。
  4. ^ Paul Chambers Biography, Songs, Albums”. AllMusic. 2022年2月6日閲覧。

外部リンク 編集