キブンパルク

スイスのサッカースタジアム

キブンパルク(Kybunpark)は、スイスザンクト・ガレンにある多目的スタジアム。FCザンクト・ガレンがホームスタジアムとして使用している。

キブンパルク
Kybunpark


2008年のスタジアム

地図
施設情報
所在地 スイスの旗 スイス ザンクト・ガレン
位置 北緯47度24分30秒 東経9度18分23秒 / 北緯47.40833度 東経9.30639度 / 47.40833; 9.30639座標: 北緯47度24分30秒 東経9度18分23秒 / 北緯47.40833度 東経9.30639度 / 47.40833; 9.30639
起工 2005年9月14日
開場 2008年5月30日 (こけら落とし)
2008年7月5日 (落成式)
所有者 Stadion St. Gallen AG
運用者 FC St.Gallen Event AG
グラウンド ハイブリッド芝
ピッチサイズ 105m × 68m
建設費 6,900万CHF (スタジアム)
2億7,000万CHF (ショッピング・センター)
設計者 Bruno Clerici Architekt
Bayer Partner AG
建設者 HRS Real Estate AG
ウェブサイト fcsg.ch
旧称
AFGアレーナ (2008年-2016年)
使用チーム、大会
FCザンクト・ガレン (2008年-)
FCヴィル1900 (2012年-2013年)
サッカースイス代表 (2008年-)
収容人員
18,861人 (国内大会)
17,317人 (国際大会)[1]

スタジアム1階にはショッピングセンター、スタジアム東側にはIKEAのザンクト・ガレン店が隣接している複合型スポーツ施設でもある。

概要 編集

2005年9月14日、約10年に渡る長期間の構想を重ねて起工されたスタジアム。18,861人収容となっているスタジアムではあるが、国際試合では立ち見席が禁止されるため、17,371人収容となる[1]

こけら落としは2008年5月30日のサッカースイス代表サッカーリヒテンシュタイン代表親善試合で行われ、スイス代表が3-0で快勝した[2]。それから約2ヶ月後の7月6日に正式に落成式が執り行われ、FCザンクト・ガレンのOBを招いての親善試合やセレモニーなどが披露された[2]

2008年の開場以来FCザンクト・ガレンがホームスタジアムとして試合を行なっているが、2012-13シーズンは改修工事のためシュタディオン・ベルグホルツドイツ語版から仮の移転先を探していたFCヴィル1900へ1シーズンのみ使用許可を出した[3]

スタジアム名のキブンパルクは、2016年5月にスタジアムの命名権を購入したトゥールガウ州に本社を置き、医療支援事業を行うKybun AG社によって命名された[4]。それまではAFCアレーナ (AFC Arena)と呼ばれていた。

開催された主な試合・イベント 編集

スイス代表の他スペイン代表ブラジル代表の国際Aマッチも開催された[2]

日付 ホームチーム 結果 アウェーチーム ラウンド
2008年5月30日   スイス 3-0   リヒテンシュタイン 親善試合
2008年10月11日   スイス 2-1   ラトビア 2010 FIFAワールドカップ・予選
2011年9月2日   スペイン 3-2   チリ 親善試合
2012年2月29日   ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-2   ブラジル
2012年5月26日   スペイン 2-0   セルビア
2018年5月28日   イタリア 2-1   サウジアラビア
2021年3月21日   フィンランド 2-3   ボスニア・ヘルツェゴビナ
2021年9月2日   リヒテンシュタイン 0-2   ドイツ 2022 FIFAワールドカップ・予選

ギャラリー 編集

2008年に撮影されたパノラマ

脚注 編集

  1. ^ a b Zahlen & Fakten”. 2023年4月3日閲覧。
  2. ^ a b c Kybunpark” (ドイツ語). FC St. Gallen. 2023年4月3日閲覧。
  3. ^ Infrastruktur / Trainingsbetrieb – FC WIL 1900” (ドイツ語). 2023年4月3日閲覧。
  4. ^ FCSG: Kybun folgt auf AFG, aus Arena wird Park” (ドイツ語). Südostschweiz (2016年5月18日). 2023年4月3日閲覧。

外部リンク 編集