ギンザグリングラス

ギンザグリングラスGinza Green Grass)は、日本競走馬種牡馬である。

ギンザグリングラス
欧字表記 Ginza Green Grass
品種 サラブレッド
性別
毛色 芦毛
生誕 2005年3月7日
メジロマックイーン
ニドクリキリコ
母の父 Sanquirico
生国 日本の旗 日本北海道浦河町
生産者 中脇満
馬主 有馬博文→秋元順紀
調教師 天間昭一美浦)→松浦備(大井)
山崎尋美(川崎)→山田正実(川崎)
競走成績
生涯成績 109戦3勝
獲得賞金 1929万2000円
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戦績編集

2007年に千葉サラブレッド・セールにて210万円で取引された馬である。同年JRAでデビューし1勝を挙げる。2008年地方競馬に移籍、主に大井競馬場川崎競馬場で出走した。2014年引退。引退時はメジロマックイーン産駒最後の競走馬となっていた。JRA11戦1勝、南関東98戦2勝。

種牡馬時代編集

引退後は熱心なファンが引き取り、北海道沙流郡日高町旭牧場種牡馬入り[1][2]2015年2016年とも3頭の繁殖牝馬との交配に恵まれ、2016年4月17日に初仔も生まれている[3]2017年より新冠町の白馬牧場に移動して種牡馬生活を続けている[4]

2018年6月16日、水沢競馬場第1競走で、クイーンソネラが産駒初勝利を挙げた[5]

父系は1964年に日本に輸入されたパーソロンを起点としており、以下メジロアサマメジロティターンメジロマックイーンに次ぐ4代目の種牡馬となる。内国産種牡馬が4代続いた例としては、1970年代のアイアンハート、本馬と同父のグランアクトゥール(既に種牡馬引退)に次いで3例目である。メジロアサマが生まれた1966年から起算すれば、2009年シンザン系が断絶して以降、この父系は日本国内で継承されている父系として最も古いものとなっている。

なお、この父系は、大系統で言えば三大父系の中で最小のヘロド系に属している。日本のヘロド系はパーソロンダンディルートの子孫により2000年ごろまではシンボリルドルフトウカイテイオー等を輩出して大いに栄えたが、その後は縮小し2010年ごろまでにほぼ消滅した。本馬はその後日本で唯一のヘロド系種牡馬となっていたが、2020年クワイトファインがクラウドファンディングにより新たに種牡馬入りし、同馬と共にこの父系をつなぐ役割を担うことになった。この父系は日本以外でも縮小が激しく、活躍しているのはイギリスインディアンリッジの後継にほぼ限られる。2015年に主力であったコンプトンプレイスが死亡し、危機的状況に陥っている[6]

血統表編集

ギンザグリングラス血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 パーソロン系
[§ 2]

メジロマックイーン 1987
芦毛 日本
父の父
メジロティターン 1978
芦毛 日本
メジロアサマ *パーソロン
Partholon
*スヰート
Sweet Sixteen
*シェリル
Cheryl
*スノップ
Snob
Chanel
父の母
メジロオーロラ 1978
栗毛 日本
*リマンド
Remand
Alcide
Admonish
メジロアイリス *ヒンドスタン
Hindostan
アサマユリ

ニドクリキリコ 1996
黒鹿毛 日本
* サンキリコ
1985 Sanquirico
黒鹿毛 アメリカ合衆国
*リイフオー
Lypheor
Lyphard
Klaizia
Nell's Briquette Lanyon
Double's Nell
母の母
ニドクリフオックス 1988
鹿毛 日本
ホリスキー マルゼンスキー
オキノバンダ
ヤマトツバサ *インデイアナ
Indiana
ナスノツバサ
母系(F-No.) ソノラ系(FN:4-r) [§ 3]
5代内の近親交配 5代までアウトブリード [§ 4]
出典
  1. ^ [7]
  2. ^ [8]
  3. ^ [7][8]
  4. ^ [7][8]


脚注編集

[脚注の使い方]

出典編集

  1. ^ 2015年6月10日 神奈川新聞川崎版紙面
  2. ^ 奇跡の父系は繋がるか?(2015年1月13日) | 馬産地往来 - JRHA(一般社団法人 日本競走馬協会)” (日本語). JRHA (2015年1月13日). 2017年4月8日閲覧。
  3. ^ 種牡馬情報:世代・年次別(サラ系総合)|ギンザグリングラス|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2017年4月8日閲覧。
  4. ^ 【高橋華代子の(続)気になるあの馬は…】第118回 ギンザグリングラス”. web Furlong. 2021年12月18日閲覧。
  5. ^ メジロマックイーン直系ギンザグリングラス産駒初勝利”. 競馬ヘッドライン. 2021年12月18日閲覧。
  6. ^ Martin Stevens (2015年9月23日). “What now for the Byerley Turk sire line?”. Racing Post. 2017年11月11日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2020年7月30日閲覧。
  7. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ギンザグリングラス|JBISサーチ(JBIS-Search)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年8月2日閲覧。
  8. ^ a b c ギンザグリングラスの血統表”. netkeiba.com. 2018年8月2日閲覧。

外部リンク編集