クリスマスキャロルの頃には
「クリスマスキャロルの頃には」(クリスマスキャロルのころには)は、稲垣潤一の27枚目のシングル。1992年10月28日にファンハウス(現・アリオラジャパン)から発売。
「クリスマスキャロルの頃には」 | ||||
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稲垣潤一 の シングル | ||||
B面 | 時の岸辺 | |||
リリース | ||||
規格 | 8cmCD | |||
ジャンル | ポップス | |||
レーベル | ファンハウス | |||
作詞・作曲 | 秋元康、三井誠 | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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稲垣潤一 シングル 年表 | ||||
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「クリスマスキャロルの頃には/メリークリスマスが言えない」 | ||||
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稲垣潤一 の シングル | ||||
A面 | クリスマスキャロルの頃には/メリークリスマスが言えない | |||
リリース | ||||
規格 | 8cmCD | |||
ジャンル | ポップス | |||
レーベル | ファンハウス | |||
作詞・作曲 | 秋元康、三井誠 | |||
稲垣潤一 シングル 年表 | ||||
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解説編集
クリスマスソングに数えられることが多いが、歌詞からわかるように、倦怠期の恋人同士がクリスマスまで距離を置いて、お互いの今後を見つめ直そうといった内容を、男の視点から歌った楽曲。従って、作中の季節としては冬ではない。
最初のシングル発売は1992年10月28日で、TBS系テレビドラマ『ホームワーク』の主題歌として起用された。そのため、『突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100』(TBS)のランキングVTRでは、稲垣の他に唐沢寿明・清水美砂・福山雅治・浦江アキコが出演(但しドラマの映像を使用)。
稲垣最大のヒットシングルで、カバーも含め幾度かにわたってシングル(8cm盤、12cm盤)が発売されている。オリジナル盤発売から1年後の1993年11月26日、「メリークリスマスが言えない」を両A面曲として、クリスマス仕様のデザイン・マキシシングル用薄型ケース仕様のシングルをリリース。アルバム収録は1992年12月2日発売『ON TELEVISION』(ON TV、ドラマ主題歌・TVCM起用曲特集盤)などベスト盤のみで、1993年3月24日発売13枚目のオリジナル・アルバム『for my DEAREST』には収録されていない。
2009年11月18日、広瀬香美とのデュエット・ヴァージョン版をリリースした。稲垣のデュエット・アルバム『男と女2』からのシングルカット曲となる。
発売週のオリコンシングルチャートでは3位だったが、2週目に1位を獲得した[要出典]。1週でランク落ちするものの、3週連続を含む通算4週間1位を記録した[要出典]。『突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100』では、カールスモーキー石井・松任谷由実「愛のWAVE」が、2社(Sony Records、東芝EMI)からの発売で、集計しにくいということからランクインしなかったため、5週連続1位となった[要出典]。最終的に日本レコード協会、オリコンともにミリオンセラーの売上を達成した。日本レコード協会の調査では、約170万枚の総売上と発表されている[要出典]。
稲垣自身、1982年に「ドラマティック・レイン」がヒットして以降、発売するシングルの売上げが7 - 8万枚という状態が続いたが[要出典]、本作の大ヒットにより、一部でささやかれていた一発屋という呼称を振り払った形となる[要出典]。但し、前年には「メリークリスマスが言えない」がオリコンチャートのトップ10入りを果たすヒットになっている。稲垣自身は、クリスマスの時期になるとスーパーでこの曲のインストゥメンタルが流れるため、恥ずかしくて買い物へ行けないと語っている[要出典]。
収録曲編集
オリジナル盤収録曲編集
- クリスマスキャロルの頃には
- 時の岸辺 New Version
- クリスマスキャロルの頃には (オリジナル・カラオケ)
1993年盤収録曲編集
稲垣潤一&広瀬香美デュエット版編集
「クリスマスキャロルの頃には」 | |||||||||||
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稲垣潤一&広瀬香美 の シングル | |||||||||||
初出アルバム『男と女2』 | |||||||||||
B面 | 元気を出して | ||||||||||
リリース | |||||||||||
規格 | マキシシングル | ||||||||||
ジャンル | ポップス | ||||||||||
レーベル | ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン | ||||||||||
作詞・作曲 | 秋元康、三井誠 | ||||||||||
稲垣潤一 年表 | |||||||||||
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稲垣と広瀬香美とのデュエット版は、「稲垣潤一&広瀬香美」名義で2009年11月18日にリリースされた (UICZ-5044)。稲垣の48枚目のシングル。初回盤は、DVDとの2枚組仕様 (UICZ-9031)。
本曲が収録された稲垣のアルバム『男と女2』では、稲垣単独の名義で「クリスマスキャロルの頃には (duet with 広瀬香美) 」のタイトルとなっている。同アルバムからのシングルカットとなる。
前作の「悲しみがとまらない」に続く2枚目となるデュエット曲シングルである。本作のコンセプトは、「冬の女王」と「冬の帝王」のコラボレーションである[要出典]。
稲垣のシングル扱いのため、ユニバーサルミュージックの「ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン」レーベルからのみリリース、広瀬が所属するビクターエンタテインメントからリリースはない。従って「広瀬香美 by the courtesy of Victor Entertainment Inc.」の表示がされている。
カップリング曲の「元気を出して」は、稲垣のソロによる竹内まりやのカヴァー。
デュエット版シングル収録曲編集
カバー編集
- Li-ZELL「クリスマスキャロルの頃には2002」(2002年11月27日、オリコン100位)
- オリジナルとマッシュアップした曲
- TAKA + BA-K from デリカテッセン「クリスマスキャロルの頃には」(2005年12月7日、オリコン99位)
- Water「クリスマスキャロルの頃には」(2007年11月14日、オリコン180位)
- レイモンド・チョイ(蔡済文)「朝思晩想」(広東語版、1993年、アルバム『You're the only』)「所有的愛都交給你」(北京語版、1994年、アルバム『情縁』)
- マイケル・フォーチュナティ「アット・ザ・タイム・フォー・クリスマス・キャロル(英語カバー)」(1995年11月10日 avex DANCE X'masなど)
- MONKEY MAJIK × 稲垣潤一 × GAGLE「クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-」(2018年12月5日)
- リメイク作品。サビ部分で稲垣自身も歌唱に参加している。