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クレージーの怪盗ジバコ

クレージーの怪盗ジバコ』(クレージーのかいとうジバコ)は、1967年に制作されたクレージーキャッツ主演作品。変装の名人・怪盗ジバコを、クレージーのメンバー全員が“七人一役”で演じた。なお本作の上映時間110分は、『クレージーメキシコ大作戦』の162分、『クレージー黄金作戦』の157分に次いで三番目に長く、二本立てで公開された作品では最も長い。同時上映はザ・ドリフターズ主演『ドリフターズですよ!前進前進また前進』(監督:和田嘉訓)。

クレージーの怪盗ジバコ
監督 坪島孝
脚本 田波靖男
市川喜一
製作 渡辺晋
五明忠人
音楽 宮川泰
撮影 内海正治
編集 武田うめ
配給 東宝
公開 日本の旗 1967年10月28日
上映時間 110分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 2億4066万円[1]
前作 クレージー黄金作戦
次作 クレージーメキシコ大作戦
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ストーリー編集

「日本のホコリを頂戴する」という挑戦状を日本の警視総監のもとへ送ってきた怪盗ジバコ。彼の本名は誰も知らず、人相、年齢、国籍不明。変装の名人で武芸百般に長けている。世界中を騒がすこの天才的な怪盗が日本へやって来ると聞き、警視庁のみならず日本中が色めきたった。入国時に何としても捕まえてやろうと意気込む明智少伍郎警部と鈴木次郎刑事の前に、あからさまに怪しい日本人風の男が現れ、拳銃(ただし「MADE IN JAPAN」と書かれている=おもちゃである)を落としていく。後を追った鈴木刑事に、その男は「我輩がジバコだ」と名乗る。その場でジバコを逮捕する鈴木刑事だったが、ジバコは得意の変装術でまんまと逃げ出す。しかしジバコと同じ日に、国際窃盗団W.C.W.C.一味も観光団を装って日本へやって来ていた。その後ジバコは、偶然空港で知り合った東西観光社長秘書の姫野ナナと食事をするが、ナナはそれを「私はジバコの恋人」として新聞で発表し、有名人となるが、運悪くW.C.W.C.一味の秘密を知ってしまい、監禁されてしまう。一方捜査陣には、日本民族の遺産たる美術品を盗むとのジバコの予告状が届いていた。必死に追う捜査陣を翻弄しながら、ジバコは手始めに義経の刀を手に入れる。しかしそれは既にW.C.W.C.によって偽物とすり替えられていた。それらの国宝すり替え事件が全て自分のせいにされてしまったジバコは、空港の件でクビになった鈴木と手を組んで、W.C.W.C.の野望を砕く為に立ち上がった!

スタッフ編集

キャスト編集

挿入歌編集

「ジバコの唄」
作詞:田波靖男
作曲:宮川泰
歌:谷啓
「余裕がありゃこそ」
作詞:青島幸男
作曲・歌:植木等
恋のフーガ」(英語バージョン)
作詞:なかにし礼
作曲:すぎやまこういち
歌:木の実ナナ
「一日だけの恋」(インストゥルメンタル
作曲:水谷淳
演奏:アウト・キャスト

脚注編集

  1. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)240頁
  2. ^ ただし内容はほとんど別である。
  3. ^ 本作には、1965年秋公開の『大冒険』のような大がかりな特撮カットは存在しないが、ひとつの画面に谷啓が二人いる場面など、巧みな合成カットが複数箇所含まれている。合成担当の三瓶一信は『日本沈没』『ゴジラ対メカゴジラ』などの合成も手がけた(佐藤利明・町田心乱・鈴木啓之編『クレージー映画大全』(1997年・フィルムアート社)より)。
  4. ^ 豊浦は当時、『ウルトラセブン』(1967年円谷プロ / TBS系列)の友里アンヌ隊員役に決定していたが、本作に出演することになったため降板。その結果アンヌ隊員は彼女の一期後輩のひし美ゆり子が演じた。

参考文献編集

  • 『円谷英二の映像世界』実業之日本社、1983年。ISBN 4-408-39306-1

外部リンク編集