ケチカン

アメリカ合衆国のアラスカ州ケチカン・ゲートウェイ郡の郡庁所在地

ケチカン: Ketchikan, [ˈkɛɪkæn], KETCH-ih-kan;[2], トリンギット語: Kichx̱áan)は、アメリカ合衆国アラスカ州にある都市。ケチカンゲートウェイ郡郡庁所在地である[3][4]アレキサンダー諸島のレヴィヤヒヘド島に位置し、ダウンタウンは国家歴史的景観地区に指定されている。

ケチカン市
Ketchikan City
ケチカンのダウンタウン
ケチカンのダウンタウン
愛称 : Salmon Capital of the World, Rain Capital of Alaska, Alaska's First City
位置
アラスカ州におけるケチカンの位置の位置図
アラスカ州におけるケチカンの位置
座標 : 北緯55度21分00秒 西経131度40分24秒 / 北緯55.35000度 西経131.67333度 / 55.35000; -131.67333
行政
アメリカ合衆国
  アラスカ州
  ケチカン・ゲートウェイ郡
 市 ケチカン市
市長 デーブ・キーファー
地理
面積  
  市域 10.7 km2 (4.1 mi2)
    陸上   8.7 km2 (3.4 mi2)
    水面   2.0 km2 (0.8 mi2)
標高 0 m (0 ft)
人口
人口 (2020年現在)
  市域 8,192[1]
    人口密度   766人/km2
その他
等時帯 AKST (UTC-9)
夏時間 AKDT (UTC-8)
公式ウェブサイト : www.city.ketchikan.ak.us

人口は8,192人(2020年国勢調査)で、前回2010年国勢調査の8,150人から増加した[1][3]。アラスカ州で6番目に人口の多い都市(国勢調査指定地域なども含めると13番目)である。1900年8月25日に市制施行した、州内で現在も存続する最古の都市でもある。

市名は、市街を流れてダウンタウンのすぐ南東でトンガス海峡にそそぐケチカン川に由来する。川の名前はトリンギット語に由来するとされるが、その意味は判然としない。

概要

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丸太切り競争

夏場は観光客で賑わう。イベントで伐採した樹木で削り取る丸太切り競争ショーなどがある。

歴史

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この地では元々、先住民族(インディアン)のクリンケット族サケを獲るなどして暮らしていた。1887年に白人がこの地に入植し、開発が進められた。1897年にはサケの缶詰工場が建設され、その翌年にはが発見されるなどし、町は段々と発展していった。その後、ゴールドラッシュは衰退していったが、1930年頃からは漁業がメインの産業となり、「サーモンのメッカ」と呼ばれるまでになった。

姉妹都市

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脚注

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  1. ^ a b 2020 Census Data – Cities and Census Designated Places” (Web). State of Alaska, Department of Labor and Workforce Development. October 31, 2021閲覧。
  2. ^ Ketchikan”. Division of Community and Regional Affairs, Alaska Department of Commerce, Community and Economic Development. January 24, 2013閲覧。
  3. ^ a b Ketchikan city, Alaska”. Profile of General Population and Housing Characteristics: 2010 Demographic Profile Data. United States Census Bureau. February 12, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。January 22, 2013閲覧。
  4. ^ Alaska Taxable 2011: Municipal Taxation – Rates and Policies”. Division of Community and Regional Affairs, Alaska Department of Commerce, Community and Economic Development (January 2012). April 25, 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月16日閲覧。

外部リンク

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