下呂市

日本の岐阜県の市

下呂市(げろし)は、岐阜県の中部に位置する下呂温泉で知られる。

げろし
下呂市
下呂温泉
下呂温泉
Flag of Gero Gifu.JPG
下呂市旗
Gero Gifu chapter.JPG
下呂市章
2004年平成16年)6月21日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
団体コード 21220-2
法人番号 1000020212202
面積 851.21km2
総人口 32,062
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 37.7人/km2
隣接自治体 高山市関市中津川市郡上市
加茂郡七宗町白川町
長野県木曽郡木曽町王滝村
市の木 もみじ
市の花 岩つつじ(さつき)
下呂市役所
市長 服部秀洋
所在地 509-2202
岐阜県下呂市森960番地
北緯35度48分21.1秒東経137度14分38.9秒座標: 北緯35度48分21.1秒 東経137度14分38.9秒
下呂市役所(旧下呂町役場)
外部リンク 下呂市 公式サイト

下呂市位置図

― 市 / ― 町・村

 表示 ウィキプロジェクト
下呂市萩原町を望む

目次

地理編集

 
飛騨川

下呂市全体の面積851.06km2のうち、山林が約9割を占め、河川に沿った平坦地とゆるやかな斜面を利用して、農業地、商業地住宅地などが混在している。飛騨地域で唯一、分水嶺より南にある市町村である。地目別では森林(91.8%)、農用地(1.9%)、宅地(0.8%)、道路他(5.4%)となっている。市域のほぼ中央を一級河川飛騨川が南へ流れ、西には馬瀬川がある。また、御嶽山をはじめ河川の両側には山並みが迫り、『飛騨木曽川国定公園』や『岐阜県立自然公園』なども位置する岐阜県内有数の自然豊かな地域である。 また、飛騨川に沿って国道41号JR高山本線が通り、横断する形で国道256号国道257号が通じているので、各地からのアクセスは充実している。

内陸性気候でそれに併せ日本海側気候または中央高地式気候。旧馬瀬村は豪雪地帯で冬季雪が多い。

編集

温泉編集

 
下呂温泉周辺の空中写真。1977年撮影。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

市内には、これら温泉宿泊地のほか、美輝の里(馬瀬)、しみずの湯(萩原)、湯ったり館(金山)といった温泉施設もある。

有馬(兵庫県)、草津(群馬県)、下呂(岐阜県)で日本三名泉と称されることがある。これは、徳川家康以下4代将軍に仕えた儒学者・林羅山が、摂津・有馬温泉にて作った詩文集第三に「諸州多有温泉、其最著者、摂津之有馬、下野之草津、飛騨之湯島(下呂)是三処也」に由来している。しかし厳密には、室町時代の僧、万里集九がこれらを三名泉と既に書き残している。

河川編集

馬瀬川はアユ釣りの宝庫として知られていて、鮎釣りのメッカと呼ばれている。平成19年(2007年)に東京都内のホテルで開かれた「清流めぐり利き鮎会」主催の「利き鮎会スペシャル in TOKYO」では、馬瀬川の鮎がグランドチャンピオンを獲得した。

また、小坂川の全流域が含まれる小坂町は、滝の多い地域として知られ、5m以上の滝が200か所以上ある。日本の滝百選根尾の滝があり、御嶽山には標高2,800mのところに“日本一高いところにある滝”もある。平成20年(2008年)8月、全国に通用する岐阜県の大きな観光資源となるものとして第1回目の「岐阜の宝もの」の選定があり、「小坂の滝めぐり」が選ばれた。下呂市では、これを新しい観光資源として力を入れている。

湖沼編集

隣接する自治体編集

東の木曽町、王滝村以外は、岐阜県。

歴史編集

下呂市合併以前の歴史・沿革については、益田郡又は4町1村(下呂町萩原町金山町小坂町馬瀬村)の各項を参照のこと。

2004年平成16年)3月1日、益田郡の上記4町1村を合併し発足。発足時の人口は約4万人で市役所は旧下呂町にある。市役所の位置は旧萩原町役場と旧下呂町役場で合併協議会にて協議、投票され、旧下呂町役場となった。旧萩原町役場は市役所萩原庁舎、ほか3町村役場は振興事務所となっている。

市名の由来編集

続日本紀』によれば、宝亀2年(776年)下呂温泉の付近には美濃国菅田駅飛騨国大野郡の伴有駅(上留駅)があった。[1]しかし、この2つの駅間は遠い上に道も険しかったため、間に駅を新たに置くこととなり、下留駅(しものとまりえき)を置いた。やがて、下留(げる)と読むようになり、時代が進むに従い音読みする様になり、転じて現在の音と表記になった。菅田駅は、現在の下呂市金山町菅田、伴有駅は下呂市萩原町上呂にあったものとされている。

同じく『岐阜県益田郡誌』にも、「光仁天皇の御代宝亀7年までは大野郡伴有里の内なりしも後下留郷となし、又其後・・・湯之島・森・小川・三原に中原村大字門原の舊六ヶ村を下呂郷と称す」、「蓋し村名の起因は前記下留が下呂と轉じたるならむ」[2]とあり、古くは下留(しものとまり)と呼ばれていたものがやがて下留(げる)を経て下呂(げろ)と変化したものであろうと言われている。

市名は公募から「下呂市」「益田(ました)市」「南飛騨市」が選定され、合併協議会の投票により「下呂市」に決定した。ちなみに、下呂の北方に中呂(ちゅうろ)、さらに北方に上呂(じょうろ)という地区がある。

人口編集

 
下呂市と全国の年齢別人口分布(2005年) 下呂市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 下呂市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
下呂市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 44,254人
1975年 45,293人
1980年 42,581人
1985年 42,147人
1990年 41,576人
1995年 41,029人
2000年 40,102人
2005年 38,494人
2010年 36,314人
2015年 33,585人
総務省統計局 国勢調査より

行政編集

歴代市長編集

氏名 就任日 退任日
初代 山田良司 2004年4月18日 2008年4月17日
2-3代 野村誠 2008年4月18日 2016年4月17日
4代 服部秀洋 2016年4月18日 現職

市役所庁舎編集

  • 下呂庁舎
  • 萩原庁舎

振興事務所編集

  • 下呂振興事務所
    • 下呂振興事務所竹原出張所
  • 萩原振興事務所
  • 小坂振興事務所
  • 金山振興事務所
  • 馬瀬振興事務所

消防編集

議会編集

  • 定数:14名
  • 任期:2016年(平成28年)4月18日 - 2020年(平成32年)4月17日
  • 議長: 伊藤嚴悟
  • 副議長:各務吉則

経済編集

産業編集

就業人口

  • 第1次産業 893人
  • 第2次産業 4,938人
  • 第3次産業 11,145人

(平成27年国勢調査)

姉妹都市・提携都市編集

海外編集

姉妹都市

日本国内編集

姉妹都市
その他
  •  日本で最も美しい村連合:美しい村づくり、ロゴマークの活用、サポーター会員制度、イベントの開催、広報活動を行っている地方自治体や地域の連合体に参加している。

公共施設編集

医療福祉施設編集

病院
福祉
  • 養護老人ホームあさぎりサニーランド
  • 特別養護老人ホームあさぎりサニーランド
  • 特別養護老人ホームかなやまサニーランド 

体育施設編集

  • あさぎりスポーツ公園
  • 飛騨川公園
  • 御嶽パノラマグラウンド
  • 金山リバーサイドスポーツセンター
  • 下呂交流会館アクティブ 

研修施設編集

  • 南ひだ健康道場
  • 位山自然の家
  • 下呂市濁河温泉高原スポーツレクリエーションセンター

図書館編集

  • はぎわら図書館
  • 下呂図書館
  • 金山図書館
  • 小坂図書室
  • 馬瀬図書室

国・県の機関編集

地域放送編集

教育編集

交通編集

観光編集

出身著名人編集

ゆかりのある著名人編集

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ 下呂市観光情報
  2. ^ 岐阜県益田郡役所、『岐阜県益田郡誌』合名会社大衆書房、1960年、30頁。
  3. ^ 小樽市議山口たもつが行く!プロフィール

関連項目編集

外部リンク編集