コショウ属 (学名: Piper) は、コショウ目コショウ科に分類されるの1つである。1,000から2,000種ほどが知られる大きな属であり、最もよく知られた種はコショウであるが、その他にもヒハツ (インドナガコショウ)、ヒハツモドキ (ジャワナガコショウ)、キンマなど香辛料に利用される種を含む。日本にはフウトウカズラなど2種が自生している。

コショウ属
Piper nigrum drawing 1832.jpg
コショウの植物と果実
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : モクレン類 Magnoliids
: コショウ目 Piperales
: コショウ科 Piperaceae
: コショウ属 Piper
学名
Piper L.1753[1]
タイプ種
コショウ Piper nigrum L.1753[2]
下位分類群

本文参照

コショウ属の植物は、多くはつる性木本、一部は直立性の草本である[3]互生し、主脈の他に数行の葉脈が平行するようにはっきり見える[3]。葉と対になって出る花茎の先端に穂状の花序がつく[3]は小さく、花被を欠き、両性または単性[3]。果実は液果、種子を1個含む[3]

下位分類(種)編集

世界中の熱帯域に分布し、1,000から2,000種ほどが知られる[4]。もっともよく知られ、利用されている種はコショウであるが、他にもいくつか利用されているものがある。代表的なものをいくつか挙げる。

日本編集

日本にはフウトウカズラと、小笠原諸島のみに産するタイヨウフウトウカズラの2種が自生する[3]。前者は南日本に普通である。ヒハツモドキは東南アジア原産であるが沖縄では香辛料として栽培され、一部では自生している[3]

脚注編集

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出典編集

  1. ^ Piper”. Plants of the World online. Kew Botanical Garden. 2021年9月11日閲覧。
  2. ^ Wunderlin, R. P., Hansen, B. F., Franck, A. R. & Essig, F. B. (2021年). “Piper”. Atlas of Florida Plants. Institute for Systematic Botany, University of South Florida, Tampa. 2021年9月12日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 米倉浩司 (2015). “コショウ科”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 1. 平凡社. pp. 55–56. ISBN 978-4582535310 
  4. ^ Piper”. Flora of China. Missouri Botanical Garden and Harvard University Herbaria. 2021年9月11日閲覧。