ザウテルヘビ
ザウテルヘビ(Amphiesma sauteri)は、ユウダ科ヒバカリ属に分類されるヘビ。
ザウテルヘビ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Amphiesma sauteri (Boulenger, 1909) | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ザウテルヘビ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Kosempo keelback Sauter's water snake |
分布
編集- A. s. maximus
中華人民共和国(広東省、江西省、四川省、福建省、広西チワン族自治区)、ベトナム北部[1]
- A. s. sauteri
形態
編集最大全長76センチメートル[1]。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は15[1]。総排出口までの腹面にある幅の広い鱗の数(腹板数)は約130[1]。総排出口から後部の鱗の数(尾下板数)は左右に78ずつ[1]。体色は茶褐色や赤褐色で、黒い斑点が入る[1]。体側面には赤い斑点が1列に並ぶ[1]。腹面の鱗(腹板)は薄黄色で、両端に黒褐色の斑紋が入る[1]。口角から頸部にかけて白い斑紋が入る[1]。虹彩は橙色[1]。
孵化直後の幼蛇は全長10センチメートル[1]。
分類
編集属内ではヒバカリやミヤジマヘビに近縁と考えられている[1]。特にヒバカリとは形態が類似し、古くは記載前の亜種ダンジョヒバカリが本種と混同されたこともある[1]。
2亜種に分ける説もある。
- Amphiesma sauteri maximus
- Amphiesma sauteri sauteri
生態
編集標高1200メートル以下の森林や農耕地などに生息し、林床の水たまりや渓流の周辺などのやや湿った環境を好む[1]。主に薄明薄暮時に活動する[1]。水中によく潜り、泳ぎも上手い[1]。
人間との関係
編集種小名sauteriはHans Sauterへの献名で和名と同義[1]。