シジミバナ

バラ科の落葉低木

シジミバナ(蜆花、学名 Spiraea prunifolia [1])は、バラ科シモツケ属落葉低木。 中国原産で、庭園などに植えられている。 春に同属のユキヤナギより遅れて花が咲く。 エクボバナやハゼバナ、コゴメバナ[2]とも呼ばれるが、ユキヤナギをコゴメバナと呼ぶことがある。 花は10 mmほどの小さな白い花で枝にそって咲く、八重咲きで、バラの特長をよく表している。 花柄は15 - 25 mmほどで長く、一か所から数個の花柄が伸びる。 葉は互生し楕円形。長さ20 - 25 mm、幅15 mmほど。

シジミバナ
Spiraea prunifolia
Spiraea prunifolia
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : シモツケ亜科 Spiraeoideae
: シモツケ属 Spiraea
: シジミバナ S. prunifolia
学名
Spiraea prunifolia
Sieb. et Zucc.
和名
シジミバナ(蜆花)
英名
Bridalwreath

花が八重咲きコデマリに似ているため誤解されることもある。 樹高は1 - 2 mで株立ちし、枝垂れる。

ギャラリー

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脚注

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参考文献

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