シャイラト空軍基地攻撃
このページ名「シャイラト空軍基地攻撃」は暫定的なものです。(2017年4月) |
シャイラト空軍基地攻撃(シャイラトくうぐんきちこうげき)とは、2017年4月7日にアメリカ海軍がシリアのホムス県にあり化学兵器を貯蔵しているとしたシャイラト空軍基地に対してトマホーク巡航ミサイルを59発発射した行為[1]であり、同月4日に行われたカーン・シェイクン化学兵器攻撃に対する措置である。
ドナルド・トランプ大統領は6日夜、戦争権限法に基づく通知を議会に提出し、翌日実行された。攻撃はミサイル駆逐艦「ロス」と「ポーター」から行われた[2]。 アメリカ合衆国政府側は死者は出ていないとしているが、シリア政府側は死者が十数人出たと発表している。
また、レックス・ティラーソン国務長官は9日のABCテレビの番組で、シリアへのミサイル攻撃は核実験や弾道ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮への警告の意味が込められていたと強調し「他国への脅威となるなら、対抗措置を取るだろう」と述べた[3]。
脚注編集
- ^ [1] 共同通信47(2017年4月7日)2017年4月26日閲覧
- ^ “米軍、シリアへミサイル攻撃 「サリン」使った「化学攻撃」に反応”. BBC News (BBC). (2017年4月7日) 2017年4月9日閲覧。
- ^ “シリア攻撃、北朝鮮への警告も 対抗措置取ると米長官”. 日本経済新聞. (2017年4月10日) 2017年12月24日閲覧。