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スカートめくりとは着用中のスカートを不意・計画的にめくり上げて下着や下半身を露出させる行為である。他人のものをめくり上げた場合は迷惑防止条例違反、自分のものをめくり上げた場合は公然わいせつ罪となることがある。犯罪行為であるが1960年代から1980年代にかけて、幼稚園や学校にいっている幼稚園児から高校生までの児童生徒、もしくは4歳から18歳までの少年、少女の間で(高校に行っていない中卒の16歳、17歳、18歳の一部でも)流行した。

目次

概要編集

スカートめくりを行う心理としては、性的欲求、気になる相手への悪戯心、果ては特定の個人に対するいじめなどが挙げられる。

やり方は至って単純であり、着用中のスカートを手で引き上げて下着や下半身(ノーパンの場合)を露出させるだけである。

発生要因編集

男性女性のめくれ上がるスカートに関心を寄せたのは1950年代マリリン・モンローの時代からだと言われている。映画『七年目の浮気』の作中、地下鉄の風圧にマリリン・モンローのスカートが舞い上がり、それをモンローが押さえるシーンが登場する。後に多くのイラストなどで紹介される事となり、スカートとその中身に対し興味を表す。またこの時代、ラインダンスに見られるような、劇中でスカートをめくり上げるシーンなどがあり、性的意識よりも文化的な意識が強かったため、問題視されることはほとんど無かった。

1970年代に入りメディアとして、永井豪の『ハレンチ学園』に代表されるお色気漫画で取り上げられることとなるが1950年代1960年代における小学生以下の子供の遊びとは違い対象年齢が上がったため、より羞恥心に注目したものとして辟易させられる流行であった。

1969年丸善石油(現コスモ石油)のテレビCMで、突風で小川ローザのスカートが舞い上がり、「オー!!モーレツ」と叫んで小川がそれを押さえるシーンが登場した。当時の子供たちの間では、スカートめくりのことを「モーレツごっこ」とも呼んだ[1]

時代の終止符・予防策編集

この流行は1990年代に入ってほどなく消沈している。その一因として、早熟化、より赤裸々な行為への関心、男子の性衝動の潜在化などに加えて、予防策としてスカートまたはワンピースの下に見せパンタイツスパッツレギンストレンカブルマージャージハーフパンツズボンなどを着用(2種類以上組み合わせて着用する場合もある)し、下着の露出または透けを防止する処置を行っている。未成年から幅広い年代層までの女性がこのような方法を行っており、夏場でも生足で見かけられるケースは大幅に減少している。

備考編集

男子のいたずら、いじめ、悪ふざけとはうらはらに、強風などによりスカートが捲りあがって下着が見えることがある。

例をあげると、1990年代にテレビで放送された「チロルチョコ」のCMで少女3人が川岸で後ろ向きに踊り、途中で自らスカートを捲って白パンツを見せながら踊る設定のCMがテレビで放送されていた。

小学校高学年までは、学校の教室で着替える時も男女一緒になるケースが多く、女子自らスカートをたくし上げて下着パンティー等)またはブルマーを見せることもある。

競技、応援などで活躍するチアリーダーもジャンプやハイキックで見せることもあれば、自らミニスカートの下に穿いているブルマー(もしくはコスパン)を見せながら直したり、または脱ぎ下ろすのにミニスカートをたくし上げて見せることもある。

ゴリラーマン』11巻では、高校の女子テニス部の部員5人が、白のポロシャツの上にジャンパーを着込み、白のスコート。白のソックス運動靴の格好で登場している。中には3人で会話している最中に部員のひとりがベンチから立ち上がり、白のスコートを前から捲り上げながら白のショーツを部員2人に見せている姿が描写されている。

乃木坂46の楽曲『おいでシャンプー』のミュージック・ビデオでは、南流石が担当した振付で、フレンチ・ポップス風の間奏にてフレンチカンカン風パフォーマンスが行われたが、スカートをまくり上げる部分が問題となりこの振り付け部分が[要出典]別の内容に変更された[2]

詳細は『パンチラ』を参照。

スカートめくりを取り扱った作品編集

脚注編集

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  1. ^ 藤島宇策『戦後マンガ民俗史』(河合出版、1990年、ISBN 4879990248)pp.137-138。
  2. ^ 「おいでシャンプー」振り付け変更についてのお知らせ”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46運営委員会 (2012年4月16日). 2013年7月22日閲覧。
  3. ^ 『笑えるけど超ヤバい! テレビ放送事故&ハプニング』廣済堂出版、2007年7月28日、p.135。ISBN 978-4-331-51243-22011年5月20日閲覧。

関連項目編集