ゼネラリスト (競走馬)

競走馬

ゼネラリスト(欧字名:Generalist1993年3月25日 - 2020年1月10日)は、日本競走馬種牡馬[1]。主な勝ち鞍は1996年シンザン記念1997年金鯱賞

ゼネラリスト
欧字表記 Generalist[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 1993年3月25日[1]
死没 2020年1月10日(27歳没)
登録日 1995年9月28日
抹消日 1997年10月24日
デインヒル[1]
Ruthless Rose[1]
母の父 Conquistador Cielo[1]
生国 イギリスの旗 イギリス[1]
生産者 チェヴァリーパークスタッド[1]
馬主 (有)ノースヒルズマネジメント[1]
調教師 山本正司栗東[1]
競走成績
生涯成績 14戦4勝[1]
獲得賞金 1億7856万5000円[1]
勝ち鞍
GII 金鯱賞 1997年
GIII シンザン記念 1996年
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経歴

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競走馬時代

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1995年11月、京都競馬場でデビューし勝利。3戦目に臨んだ朝日杯3歳ステークスで3着に食い込むなど3歳時から仕上がりの早さを見せ、明け4歳初戦のシンザン記念ではスタート直後から先頭に立つとそのまま押し切り重賞初制覇を果たす。

アーリントンカップではスタートから後手を踏み、続くニュージーランドトロフィー4歳ステークスでは道悪に切れ脚を殺され、ともに7着敗退。この連敗により、NHKマイルカップでは単勝7番人気にまで評価を落とすが、展開と高速馬場を味方にレコードに0秒5差となる3着と好走する。なお、4月10日主戦騎手松永幹夫が同馬の調教中に落馬負傷したため、東京での3戦はすべて乗り替わりとなっている。

脚元が弱いため、安田記念14着後に6か月、六甲ステークス3着後に4か月の休養と順調にレースを使えずにいたが、松永とのコンビ復活となった1997年初戦のオーストラリアトロフィーを1分57秒5のレコードタイムで優勝。続く金鯱賞でもスピードの違いで他馬をねじ伏せ重賞2勝目を記録した。

その後ジャパンカップに向け、秋は京都大賞典から始動するもレース中に左前繋靭帯不全断裂を発症し、そのまま現役引退となる。

引退後

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引退後はノースヒルズマネジメントデインヒルの後継種牡馬として繋養される。大井競馬場で重賞のTCKディスタフトゥインクルレディー賞を勝ったアウスレーゼを出したものの、2005年1月1日付けで種牡馬登録を抹消。退厩後は北海道恵庭市のすずらん乗馬クラブにて乗馬となり、2008年9月より功労馬繋養展示事業の対象馬となる。その後、2020年1月10日に死亡[2][3]。27歳没。

競走成績

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以下の内容は、netkeiba.com[4]およびJBISサーチ[5]に基づく。

年月日 競馬場 競走名 頭数 枠番 馬番 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量
(kg)
距離(馬場) タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1995 11. 12 京都 3歳新馬 13 3 3 1.4 (1人) 1着 松永幹夫 54 芝1600m(良) 1:36.0 (34.8) -0.2 (カネトシシェーバー)
11. 19 京都 白菊賞 500 12 6 8 7.4 (3人) 4着[race 1] 松永幹夫 54 芝1600m(良) 1:35.6 (35.1) 0.3 エイシンガイモン
12. 10 中山 朝日杯3歳S GI 12 7 9 7.0 (4人) 3着 横山典弘 54 芝1600m(良) 1:34.7 (35.9) 0.5 バブルガムフェロー
1996 1. 14 京都 シンザン記念 GIII 15 6 11 3.2 (1人) 1着 松永幹夫 55 芝1600m(良) 1:34.5 (35.9) -0.2 ロゼカラー
2. 25 阪神 アーリントンC GIII 14 5 8 1.4 (1人) 7着 松永幹夫 56 芝1600m(良) 1:35.1 (35.9) 1.2 スギノハヤカゼ
4. 20 東京 ニュージーランドT4歳S GII 17 7 13 6.2 (3人) 7着 横山典弘 56 芝1400m(重) 1:23.3 (35.6) 0.9 ファビラスラフイン
5. 12 東京 NHKマイルC GI 18 1 1 16.7 (7人) 3着 M.ロバーツ 57 芝1600m(良) 1:32.9 (35.3) 0.3 タイキフォーチュン
6. 9 東京 安田記念 GI 17 6 11 24.4 (10人) 14着 吉田豊 54 芝1600m(良) 1:34.1 (35.2) 1.0 トロットサンダー
12. 22 阪神 六甲S OP 14 7 11 6.6 (3人) 3着 石橋守 54 芝2000m(良) 2:02.9 (37.6) 0.5 セイントリファール
1997 4. 19 京都 オーストラリアT OP 17 8 15 10.4 (5人) 1着 松永幹夫 55 芝2000m(良) R1:57.5 (35.0) -0.2 テイエムジャンボ
5. 24 中京 金鯱賞 GII 9 7 7 3.3 (2人) 1着 松永幹夫 57 芝2000m(良) 2:02.3 (36.3) -0.2 (メイショウヨシイエ)
6. 15 阪神 鳴尾記念 GII 15 3 5 2.1 (1人) 7着 松永幹夫 58 芝2000m(良) 2:02.5 (36.4) 1.1 バブルガムフェロー
7. 6 阪神 宝塚記念 GI 12 6 7 24.7 (5人) 6着 松永幹夫 58 芝2200m(良) 2:12.8 (37.6) 0.9 マーベラスサンデー
10. 5 京都 京都大賞典 GII 10 7 7 4.5 (3人) 10着 松永幹夫 58 芝2400m(良) 2:27.1 (35.4) 0.9 シルクジャスティス
  1. ^ 2位入線降着

血統表

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ゼネラリスト血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ダンジグ系
[§ 2]

*デインヒル
Danehill
1986 鹿毛
父の父
Danzig
1977 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Pas de Nom Admiral's Voyage
Petitioner
父の母
Razy Ana
1981 鹿毛
His Majesty Ribot
Flower Bowl
Spring Adieu Buckpasser
Natalma

Ruthless Rose
1985
Conquistador Cielo
1979
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
K D Princess Bold Commander
*タミーズターン
母の母
Unfurled
1974
Hoist the Flag Tom Rolfe
Wavy Navy
Lemon Souffle Johns Joy
Miel
母系(F-No.) (FN:20-a) [§ 3]
5代内の近親交配 Native Dancer 9.38% 5・5×5, Ribot 9.38% 4×5, Natalma 12.50% 4・4(父内) [§ 4]
出典
  1. ^ [6]
  2. ^ [7]
  3. ^ [6]
  4. ^ [6][7]


脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ゼネラリスト(GB)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月19日閲覧。
  2. ^ 馬・牧場・施設検索 - 競走馬のふるさと案内所、2022年5月30日閲覧。
  3. ^ ゼネラリスト - 引退名馬、2022年5月30日閲覧。
  4. ^ ゼネラリストの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年9月19日閲覧。
  5. ^ ゼネラリスト(GB) 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月19日閲覧。
  6. ^ a b c ゼネラリスト(GB) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月19日閲覧。
  7. ^ a b ゼネラリストの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年9月19日閲覧。

外部リンク

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