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アトレー7(アトレーセブン、Atrai7)とは、ダイハツ工業が製造していたミニバンタイプの乗用車である。

ダイハツ・アトレー7
S221G/231G型
フロント
2000 Daihatsu Atrai7 01.jpg
リア
Daihatsu Atrai 7 002.JPG
パトロールカー仕様(埼玉県警察
上福岡駅前の交番にて撮影
DaihaTsu Atrai7.JPG
販売期間 2000年7月7日-2004年11月30日
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン K3-VE 型 直列4気筒 DOHC 1.3L (92ps/6000rpm)
駆動方式 FR
4WD
変速機 4速AT
5速MT
サスペンション 前・ストラット+コイルスプリング
後・3リンク+コイル+リジッド
全長 3,765mm
全幅 1,515mm
全高 1,895mm
ホイールベース 2,430mm
車両重量 1,100kg
姉妹車/OEM トヨタ・スパーキー
ダイハツ・ハイゼットグランカーゴ
ベース車種 ダイハツ・アトレー(4代目)
ダイハツ・ハイゼット(9代目)
後継 ダイハツ・ブーンルミナス
-自動車のスペック表-
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目次

概要編集

第33回東京モーターショーAT-7の名で参考出品された後、2000年7月に発表された。

セミキャブオーバー型の軽ワゴンであるアトレーワゴンをベースとし、リアオーバーハングの延長でサードシートのスペースを確保、定員7名(ファースト2名+セカンド3名+サード2名)を可能とした。大型バンパーエアロパーツ状のサイドモールの装備もあり、アトレーワゴン比で、全長で370 mm、全幅で40mm大型化している。

エンジンも車格にあわせ、直列4気筒1.3LのK3-VE 型となった。アトレーワゴンとの重量差は130kgから250kgであるが、排気量を拡大した自然吸気エンジンにより、全域で扱いやすくなっている。

同年10月には、トヨタ自動車スパーキーの名でOEM供給を開始したが、トヨタでの売れ行きは不振[1]で、本家のアトレー7よりも先に(2003年9月)販売終了している。また、サードシートを廃した5名乗車+荷室の構成で商用登録とした、ハイゼットグランカーゴも発表された。

翌年には同じミニバンのデルタワゴンの生産が中止され、事実上、本車種に統合された。

小型な割に収容力があるため当初それなりの販売実績をあげたものの、基本的には軽商用車のオーバーハング延長(特に後部)のみで仕立てられたボディ構造だけに、車内幅員やレッグスペースなどの居住性、操縦性などは改善にも限界があり、コンパクトミニバンのデザインのトレンドが軽1BOXベースからコンパクトカーベース[2]へ移行するにつれ販売が低迷、日本向けは2004年秋までにハイゼットグランカーゴと共に生産中止となった。

アトレー7は日本国外市場をもターゲットにしており、エクストールの名称で輸出されていた。左ハンドルで5人乗りまたは7人乗り仕様、バンの2人乗り仕様が存在する。

埼玉県警察にはアトレー7のパトロールカーミニパト)が存在する。

諸元編集

歴史編集

初代S221G/231G型(2000年 - 2004年)
  • 2000年7月7日 - 発表・発売。CMキャラクターには読売ジャイアンツ(当時)の高橋由伸と『巨人の星』(アニメ版)の主人公の星飛雄馬が起用される。
  • 2001年7月 - 一部改良
  • 2002年6月 - マイナーチェンジ。エンジン及び走行性能の向上、ロールーフ仕様の追加
  • 2004年6月 - オーダーストップに伴い生産終了。以後、在庫分のみの対応となる。
  • 2004年11月30日 - 販売不振・車種整理の対象となり販売終了。これにより、2008年12月のブーンルミナスの発表まで、約4年間、ダイハツの国内向けラインナップからMPV(ミニバン)ワンボックスワゴンタイプの小型普通乗用車が、また多人数乗り国産ミニバンのMT車が消滅することとなる。

車名の由来編集

  • 「アトレー」はフランス語の「魅力的な」という意味の Attrai に由来する造語、「7」は7人乗りを表す。

脚注編集

  1. ^ 後にセッテルミナスでも全く同じ事態が発生した。
  2. ^ シエンタモビリオがあたる。

関連項目編集