ダットサン redi-GO(レディ・ゴー)は、日産自動車が製造し、ダットサンブランドで販売していた大衆向けハッチバック型乗用車である。

ダットサン・redi-GO
概要
製造国 インド
販売期間 2016年 - 2023年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム CMF-Aプラットフォーム
パワートレイン
エンジン BR08型 0.8L 直3
BR10型 1.0L 直3
変速機 5MT、5AMT
車両寸法
ホイールベース 2348mm
全長 3429mm
全幅 1560mm
全高 1541mm
系譜
後継 マグナイトに統合
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インド市場では元々大衆向け自家用車への関心が高く、マルチ・800の人気はそれを証明していた。2014年日産自動車はマルチ・800よりモデルチェンジしたアルト・800、ルノー・クウィッドなどの小型車と競合するべく発表された。

0.8リッターエンジンのダットサン redi-GOは好調な売り上げを記録し、2017年には若者向けの新色を備えた新しい1リッターエンジン搭載モデルredi-GO 1.0Lを発売した。2020年には、マイナーチェンジを行った。

2023年内を以て、ダットサンブランドの使用終了に併せる形で生産・販売終了。実質的な後継はマグナイトとなる。

特徴 編集

2014年のニューデリーオートエクスポ [1]コンセプトが発表され、2016年4月14日に量産モデルが発表された。

本車は先行して発売されたルノー・クウィッドと同じく日産・CMF(CMF-A)プラットフォームを採用し、パワートレインも共通の [2] 54馬力(40kW)のBR08型0.8リッター直列3気筒DOHC12バルブエンジンに5速マニュアルトランスミッションを組み合わせている。 redi-GOは、クウィッドと比較すると廉価、軽量、短い全長、そして高い地上高(185ミリメートル)となっている。 [3] また、一般的にこの種のコンパクトカーは基本的にホイール1輪あたり4本のスタッド・ナットを用いるのが普通だが、製造コストを削減する理由で元となったルノー・クウィッド同様、ホイール1輪あたりのスタッド・ナットが3本となっている。

参考文献 編集

  1. ^ Auto Expo 2014: Datsun redi-GO concept shown”. Autocar India (2014年2月5日). 2014年11月8日閲覧。
  2. ^ Datsun redi-GO Price, Mileage, Specifications and Features”. Carzoom. 2019年4月22日閲覧。
  3. ^ Yogi (2016年5月9日). “Datsun redi-GO to return over 25kmpl mileage, launch in June”. The Financial Express. 2016年5月9日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集