ヌットサラ・トムコム(Nootsara Tomkom, 1985年7月7日 - [1])は、タイの女子バレーボール選手。タイ王国代表

ヌットサラ・トムコム
นุศรา ต้อมคำ
基本情報
国籍 タイ王国の旗 タイ
生年月日 (1985-07-07) 1985年7月7日(39歳)
出身地 タイ王国の旗 ラーチャブリー県
ラテン文字 Nootsara Tomkom
タイ語表記 นุศรา ต้อมคำ
身長 169cm
体重 57kg
選手情報
所属 アメリカ合衆国の旗 サンディエゴ・モジョ
背番号 13
ポジション S
利き手
スパイク 286cm
ブロック 268cm
テンプレートを表示

来歴

編集

もともとはアタッカーで、170cmという比較的小柄な体格ながら活躍を見せていた。しかし、手元の技術がコーチの目にとまったことからセッターに転向した。ユースの試合に出場するにつれて、引退した前代表セッターの後継として協会から白羽の矢が立った。イタリアで開かれたワールドグランプリ2003では、初スタメンながらわずか2度目の世界大会であるチームを9位へと導いた。

2004年アテネオリンピック世界最終予選でもレギュラーセッターとして活躍。セッターランキングで日本の竹下佳江に継ぐ2位に入った(セット率5.95)。本大会出場はならなかったものの、チームの5位(8カ国中)に貢献。

ワールドカップ2007ではタイ・日本戦を中継したフジテレビが「(竹下とヌットサラの)セッター対決」と評するなど、その注目を集めた。大会通算のセッターランキングでも5位に入った。

2007年と2008年のアジアクラブ選手権でベストセッター賞を受賞した。2009年のアジア選手権では同国を初優勝へ導き、同大会でベストセッター賞に輝いた。また、同年のワールドグランドチャンピオンズカップへも初出場した。2010年の第2回アジアカップでもベストセッター賞を受賞し、銀メダルを獲得する。同年に日本で開催された世界選手権に出場した。

2011年のワールドグランプリでは初の決勝ラウンド進出を果たし6位入賞の原動力となった。

セッターとしての評価は高く、タイ代表の繰り出す多彩な攻撃を支えている。代表の近年の躍進においてセンターのプルームジット・ティンカオと並び、中心的な役割を果たしている。「二枚換え」という戦術の関係で控えセッターと代わることも多いが、攻撃重視のチーム方針によるところが大きい[要出典]

2023年、ダイヤモンドフード・ファインシェフ英語版の選手としてアジアクラブ選手権に出場し、ベストセッター賞を受賞した[2]

所属チーム

編集

球歴

編集
  • 世界選手権 - 2010年

受賞歴

編集

脚注

編集
  1. ^ FIVBワールドグランプリ2013 公式プログラム54ページ
  2. ^ Bulletin NO.9” (PDF). アジアバレーボール連盟. p. 4 (2023年5月2日). 2023年5月3日閲覧。

外部リンク

編集