ハイパーホビー

日本の雑誌

ハイパーホビー(HYPER HOBBY)は、徳間書店から発行されていたホビー雑誌。略称は『HH』[1]。2015年2月号をもって一時休刊後、同年6月から『キャラクターランド』として別冊が隔月で発売されたが、翌2016年10月で不定期刊行となった。その約半年後の2017年3月に刊行再開した[2]

ハイパーホビー
HYPER HOBBY
愛称・略称 HH
ジャンル 玩具、キャラクター商品、特撮ドラマ
刊行頻度 不定期ムック→月刊(毎月1日)→隔月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 徳間書店
編集部名 ハイパーホビー編集部
刊行期間 1997年 - 2016年10月、2017年3月 - 2020年4月
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沿革 編集

1994年末に『テレビランド』別冊の「カラーグラフ」として発売[2]。日本国内向けの商品ではなく、アメリカで製作された『パワーレンジャー』や『ミュータント・タートルズ』などの輸入販売されている物を取り上げていた。一方でプラモデル関係、特にガンプラや航空関係などは一切取り上げていない。

1997年、『テレビランド』休刊後に正式に創刊される。このときの本誌は「第2号」ではなく『ハイパーホビー』の名前で販売。第3号から「VOL.XX」表示となった。VOL.4からキャッチコピー「新感覚オモチャ情報誌」を掲げる。

2000年からは月刊化。2002年に雑誌コードを取得して本格的な月刊雑誌となり、VOL.50をもって号数表記を終え、「XX年X月号」式の表記に変更した。

2010年11月号にて、装丁を平綴じから背表紙付きに変更した。また、2013年6月号からは誌面サイズが拡大している。

2014年8月号に創刊20周年を記念し、長年にわたって英語表記がメインとなっていたロゴが、カタカナ表記をメインとする形式に戻った。

2015年2月号(2014年12月発売)をもって月刊誌としての『ハイパーホビー』は休刊となり、2015年6月から「ハイパームック HYPER HOBBY PRESENTS キャラクターランド[3]」として隔月刊行された。

2016年10月発売の「キャラクターランド Vol.9」をもって定期刊行を休止し、不定期刊行へ移行[4]

2017年3月、隔月誌として約2年ぶりに『ハイパーホビー』が再刊行[2]したが、2020年4月1日発売の第15号で再び休刊[5]する。

特徴 編集

ときおり東映作品を中心に、過去の特撮作品について触れたり、前身誌『テレビランド』の記事を振り返ったりすることがあり、その際は徳間書店に保管されてある『テレビランド』に使用された特写を再利用する。

フィギュアやカード、別冊などの付録によって価格が月次により上下する場合がある。

関連項目 編集

特撮ヒーローメイン掲載作品 編集

アニメ作品 編集

東映ヒーロー玩具コーナー 編集

脚注 編集

  1. ^ 能登有沙&小倉唯 HAPPY! STYLE COMMUNICATION CIRCUITを語る!ハイパーホビー公式サイト・2008年11月12日、2014年1月26日観覧
  2. ^ a b c 『キャラクターランドSPECIAL ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』徳間書店〈HYPER MOOK〉、2017年2月5日、99頁。ISBN 978-4-19-730144-7 
  3. ^ "ハイパームック ハイパーホビー・プレゼンツ『キャラクターランド』Vol.1、6月1日(月)発売!! ". 公式サイト.2015年12月1日閲覧。
  4. ^ "定期刊行としてラスト!ハイパームック『HYPER HOBBY Presents キャラクターランドVol.9』は10/14(金)に発売!!". 公式サイト.(2016年10月14日)2016年10月27日閲覧。
  5. ^ 切通理作 (2020年4月11日). “『ウルトラマンダイナ』『R/B』対談、上原正三さん追悼と三つの記事を担当させて頂いたハイパーホビー第15号ですが、同号をもって休刊との連絡が。売上げは悪くなかったということですが、映画秘宝の時もそういう話がありましたね。秘宝はめでたく復刊になりました。ハイパーも転生をお祈りします!pic.twitter.com/x2SSf0wyND”. @risaku. 2020年4月12日閲覧。
  6. ^ TVは2004年9月まで

外部リンク 編集