ハナマウイ野球部(ハナマウイやきゅうぶ)は千葉県富里市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟する社会人野球クラブチームである。

ハナマウイ野球部
チーム名(通称) ハナマウイ
加盟団体 日本野球連盟
加盟区分 クラブチーム
創部 2019年
チーム名の遍歴 ハナマウイ (2019 - )
本拠地自治体 千葉県富里市 (2019 - )
練習グラウンド ハナマウイボールパーク(千葉県富里市)
監督 本西厚博
都市対抗野球大会
出場回数 1回
最近の出場 2020年
最高成績 初戦敗退
社会人野球日本選手権大会
出場回数 なし
全日本クラブ野球選手権大会
出場回数 3回
最近の出場 2024年
最高成績 4強

概要

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創設経緯

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通所型介護事業所「デイサービスリゾート ハナマウイ」を運営する株式会社ハナマウイ(2003年に「株式会社江東ケアフル」として設立、2020年に現商号に変更。本社は東京都江東区)が設立したクラブチームである。元々は、ハナマウイ社長の森賢司が、入浴介助の出来る若手女性社員を確保するために2017年に女子野球部を設立したのがきっかけで、いきなり全日本女子硬式野球選手権大会3位入賞、翌2018年に全国制覇を果たしたことで、余勢を駆って男子チームの設立に動いたものである[1]

チームについて

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指導者として元プロ野球選手の本西厚博を招聘し、2019年に創部した。選手の大半がハナマウイの運営する5箇所の事業所で週3日勤務し(ハナマウイの従業員65人のうち30人が男女の野球部員であるという)、週3日を練習日に充てるという生活を送っている[1]

2020年都市対抗野球大会予選日本製鉄かずさマジックを5-3で破る大番狂わせを演じ[2]、南関東第3代表決定戦でYBC柏を8-0で破り、都市対抗への出場を決めた[3]

クラブチームながら、給料を出して雇用する形態の社員選手と無給でプレーの場所が与えられる立場のクラブ生の2種類が在籍している[4]

沿革

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練習グラウンド

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  • ハナマウイボールパーク (千葉県富里市十倉2345)
    元々はヤングリーグ所属の明友硬式野球倶楽部が使用していた球場である。

主要大会の出場歴・最高成績

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主な出身プロ野球選手

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元プロ野球選手の競技者登録

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主な在籍選手

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関連項目

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脚注

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  1. ^ a b “初出場ハナマウイ、選手は全員「デイサービス」施設職員 26日初戦 都市対抗”. 毎日新聞. (2020年11月26日). https://mainichi.jp/ama-baseball/articles/20201125/k00/00m/050/283000c 2020年11月26日閲覧。 
  2. ^ 初参戦ハナマウイ大番狂わせ 元プロ監督の信条体現、バッテリーしたたか 初ドームへ前進”. 毎日新聞. 2020年11月10日閲覧。
  3. ^ ハナマウイ勝ち都市対抗 元オリックス本西監督笑顔”. 日経新聞. 2020年11月10日閲覧。
  4. ^ クラブチーム在籍選手が感じる、都市対抗とクラブ選手権の存在価値”. スポチュニティコラム (2022年8月7日). 2022年8月10日閲覧。
  5. ^ ハナマウイ硬式野球部 [@HanaMaui_bbc] (2024年1月24日). "【退団選手のお知らせ】". X(旧Twitter)より2024年1月30日閲覧
  6. ^ 川村咲平 (2022年9月15日). “もっと社会人野球:楽天・松井裕樹に恩返し 料理上手の弟が語る「野球と福祉」”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20220914/k00/00m/050/159000c 2023年4月21日閲覧。 
  7. ^ ハナマウイ硬式野球部 [@HanaMaui_bbc] (2024年1月30日). "主将 4風岡賢汰(立正大)※新任". X(旧Twitter)より2024年1月30日閲覧
  8. ^ “父はオリックス風岡コーチ ハナマウイ風岡賢汰に、本西監督「親父の(プロ)1年目より良い」”. Sponichi Annex. (2021年2月21日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/02/21/kiji/20210221s00001003648000c.html 2023年4月21日閲覧。 
  9. ^ 【速報】新球団ハヤテ223トライアウト 一次試験は48人が通過! 4日二次試験にはNPB組の池谷や井口らも参加し20人ほどと契約へ」『LOOK』静岡朝日テレビ、2023年11月3日。2023年11月9日閲覧。

外部リンク

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