バゲットフランス語: Baguette)は、別名バゲット・ド・パリパリジェンヌロレーヌ地方で)、フランスパンベルギーおよびケベック州で)などとも呼ばれ、各地にさまざまな種類があるが、その細長い形状が共通の特徴のフランスパンで、フランスを代表するパンである[1][2]

フランスを代表するパン、バゲット
バゲットを輪切りにして直径を示す。
日本のパン屋では、バゲット(真ん中の2本)に加えてバタール(一番左の1本)を売っている場合が多い。

概要編集

バゲットは、大きさが直径5 - 6センチメートル、長さは普通65センチメートルであるが、1メートルに達するものもある。

この形のパンはフランスを象徴しているが、バゲットはアフリカモロッコアルジェリアチュニジアなどのほか、アジアベトナムカンボジアなど、さまざまな国で作られている。これは、これらの地域が過去にフランス植民地帝国支配下にあったことによる。

2018年9月、フランスのパン屋ペイストリー製造の全国連合は、バゲットがユネスコの無形文化遺産に含まれることを望んでいると表明し、そのための申請は現在進行中である[3]。フランス国内では、「手工芸技術とバゲットの文化」については、2018年11月23日以降はフランスの無形文化遺産の目録に含まれている。

バタール編集

バタール (Bâtard=「中間の」の意味)はバゲットと同じ方法で作られるが、大きさがバゲットとパリジャンの中間に位置し、少し太く、日本でよく使われる言葉である[4]。もともとは、バゲットとドゥ・リーヴル(Deux livres、2ポンドの大きく重いパン[5])の間にあるので、そう名付けられた[6]

脚注編集

関連項目編集