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バンビ』(Bambi: Eine Lebensgeschichte aus dem Walde。直訳は『バンビ、林の中の暮らし』)は、オーストリアの作家フェーリクス・ザルテン1923年に発表した動物文学小説。ノロジカの雄の子供バンビの誕生と母との別れ、困難の中で成長する物語をバンビの視点から描いている。それまでの動物文学と異なり、人間と異なる動物の視点から周囲の動物や環境、人間を見るまなざしを巧みに表現した点が画期的な作品であった。

バンビの歌
Bambi book cover.jpg
著者 フェーリクス・ザルテン
翻訳者 菊池重三郎
言語 オーストラリア・ドイツ語
ジャンル フィクション
出版社 主婦之友社
出版日 原著1923年、邦訳1940年
出版形式 書籍 (ハードカバー)
OCLC 2866578
次作 (バンビの子ども)

この作品は、現在日本では知名度が少ないのに対し、ディズニー・アニメ版『バンビ』の方が一層知られている。

邦訳編集

1940年、菊池重三郎による翻訳版が主婦之友社の『世界名作家庭文庫』第5巻に収録[1]

童謡編集

子鹿のバンビ
古賀さと子シングル
B面 赤いリボン
リリース
規格 シングルレコード(SP盤)
ジャンル 童謡
時間
レーベル ビクターレコード
作詞・作曲 坂口淳平岡照章
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バンビの誕生日
古賀さと子シングル
B面 みどりの遊園地(歌:田端典子
リリース
規格 シングルレコード(SP盤)
ジャンル 童謡
時間
レーベル ビクターレコード
作詞・作曲 坂口淳平岡照章
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子鹿のバンビ』(こじかのバンビ、小鹿のバンビ)は1951年に発表された作詞:坂口淳、作曲:平岡照章童謡。ディズニー・アニメ版『バンビ』が同年、日本で公開されヒットしたことにあやかり、ビクターレコードの童謡担当の庄野正典ディレクターが企画した[5]。レコードは童謡歌手古賀さと子が歌い、大ヒット[5]。レコード売上4万枚と当時の子供向けレコードとしては高い売上を記録した[6]

その後、同じ作詞者・作曲者・歌手による続編『バンビの誕生日』が発表されたが、こちらはヒットしなかった[5]

SP盤レコード編集

ビクターレコードから発売された。全作詞:坂口淳、全作曲・編曲:平岡照章

子鹿のバンビ(B-257)編集

  1. 子鹿のバンビ - 3分7秒[2]
    • 歌:古賀さと子
  2. 赤いリボン - 2分59秒[7]
    • 歌:古賀さと子

バンビの誕生日(B-498)編集

  1. バンビの誕生日 - 3分13秒[4]
    • 歌:古賀さと子
  2. みどりの遊園地 - 3分2秒[8]

漫画編集

1952年手塚治虫著で描き下ろし単行本として鶴書房から出版された。2005年に約50年ぶりに復刻され、日の目を見ることとなった。復刻版なので、昔の仮名遣いのままである。

  • 『バンビ(鶴書房)』全1巻
  • 『手塚治虫のディズニー漫画 バンビ・ピノキオ講談社)』全1巻

脚注編集

出典
  1. ^ フェーリクス・ザルテン。1940年
  2. ^ a b 子鹿のバンビ国立国会図書館・歴史的音源)
  3. ^ 足羽章・編『日本童謡唱歌全集 ピアノ伴奏付』ドレミ楽譜出版社、2014年、232頁(ISBN 978-4-285-14117-7)には1951年春頃に作曲され、同年10月にビクターレコードから発売とある。
  4. ^ a b バンビの誕生日(国立国会図書館・歴史的音源)
  5. ^ a b c 長田暁二『昭和の童謡アラカルト―戦後編』ぎょうせい、1985年、66-67頁。ISBN 4324001243
  6. ^ 「振わぬ童謡レコード 人気番組におんぶ」『読売新聞』1958年1月31日付夕刊、4面。
  7. ^ 赤いリボン(国立国会図書館・歴史的音源)
  8. ^ みどりの遊園地(国立国会図書館・歴史的音源)

参考文献編集

外部リンク編集

童謡