バーミンガム・スモール・アームズ
バーミンガム・スモール・アームズ(Birmingham Small Arms Trade Association、BSA)はイギリスにかつて存在した軍用及びスポーツ用小銃、自転車、オートバイ、自動車、バス車体(コーチ)のメーカーである。
イングランドのバーミンガムは高性能な小銃の産地として知られていた。BSAは、元々バーミンガムで鍛冶屋と機械加工業を営んでいた14人によって結成された「バーミンガム小型武器取引協会」(Birmingham Small Arms Trade Association)を発祥とする。20世紀に入ってからオートバイ製造に参入し、一時は世界最大のオートバイメーカーであった。
歴史編集
代表的な製品編集
スローパーエンジン編集
単気筒ガソリン350 cc OHV。故障しないことからトライアル、ヒルクライム、スクランブルレースで多用された。
スター編集
スローパーエンジンにハイカム、高圧縮仕様のピストンとシリンダーを組込んだハイパワーエンジンを搭載した際、外観でも分かるように赤い星のマークをタンクに装着した。これが『レッドスター』で、この後ハイチューンモデルには『ブルースター』『シルバースター』『エンパイアスター』『ゴールドスター』『ロイヤルスター』など、星のマークがつけられるようになった。