ヒメイワシャコ
ヒメイワシャコ (姫岩鷓鴣、Ammoperdix griseogularis)は、キジ目キジ科に分類される鳥類の一種である。現地では鳴き声からSee-seeと呼ばれており、英名もそれに由来する。
ヒメイワシャコ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ammoperdix griseogularis (Brandt, 1843) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヒメイワシャコ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
See-see Partridge |
分布
編集形態
編集体長25-27cm。雄は上体、胸、腹が黄色がかった褐色で、胸はピンク色を帯びている。脇羽は栗色で縁は黒い。頭と頸は灰色で額の部分が黒い。白い通眼線があり、眉斑は黒い。嘴は橙色、足は黄緑色である。雌は雄と比べると地味な体色で、全体に黄色がかった褐色である。嘴も褐色。
生態
編集主に乾燥地帯の地上で生活している。森林地帯の岩場でも生息する。
食性は雑食で、植物の種子や葉、昆虫類などを食べる。
繁殖期は4-7月で、岩陰や植物に隠された地面のくぼ地に、1腹6-9個の卵を産む。抱卵期間は約21日である。
亜種
編集以下の2亜種に分類される。
- Ammoperdix griseogularis peraticus
- Ammoperdix griseogularis griseogularis
参考文献
編集- 『世界の動物|分類と飼育 キジ目』、財団法人東京動物園協会、1987年、67頁