ヒレナマズ
ヒレナマズ(Clarias fuscus)は、ナマズ目ヒレナマズ科の魚類の一種。
ヒレナマズ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Clarias fuscus (Lacepède, 1803) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Whitespotted clarias Hong Kong catfish |
分布
編集形態
編集体長30cm。前鼻孔部に1対、上顎に1対、下顎に2対のヒゲがある[1][2]。体は細長く、下に向いた口はやや大きい。背鰭と臀鰭の基底部が極めて長く、丸い後縁が尾鰭に達する。胸鰭第1鰭条はとげ状になる。脂鰭はなく、尾鰭後端は丸い。体色は緑褐色になる[2]。
生態
編集河川の下流域や水田などに生息する。雑食性で、小魚や昆虫などを食べる。横穴を掘り、10000-15000個の卵を産む[1]。空気呼吸を行い、低酸素域でも活動できるほか、陸上に上がって移動することもできるとされる[3]。
利用
編集中華料理などで食材とされるほか、日本ではニホンウナギの代用候補となっている。岡山市の企業が完全養殖技術を開発した[4]。
出典
編集外部リンク
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