ピリカヌプリ
ピリカヌプリは、北海道広尾郡大樹町と浦河郡浦河町とにまたがる、標高1,631 mの山である。日高山脈南部にあり、日高山脈襟裳国定公園に属する。山頂には二等三角点（点名「奴振」）が設置されている[1]。
| ピリカヌプリ | |
|---|---|
 神威岳より望むピリカヌプリ | |
| 標高 | 1,630.8 m |
| 所在地 |
 日本北海道広尾郡大樹町・浦河郡浦河町 |
| 位置 | 北緯42度24分08秒 東経142度58分00秒 / 北緯42.40222度 東経142.96667度座標: 北緯42度24分08秒 東経142度58分00秒 / 北緯42.40222度 東経142.96667度 |
| 山系 | 日高山脈 |
| 種類 | 褶曲山脈 |
| 初登頂 | 柴崎芳太郎（1913年） |
  | |
 プロジェクト 山 | |
概要 編集
山名はアイヌ語で「美しい山」を意味し、北海道内においても「ピリカ」の名を持つ山はこの山しかない[2]。神威岳、ソエマツ岳とともに南日高三山と総称され、山名に恥じない雄大で優美な山容である[3]。
登山ルート 編集
登山道はない。花崗岩のヌビナイ川右股から登るのが容易とされる[4]が一般向けではない。
三角点の管理はヘリコプターを用いて行われる。
近隣の山 編集
脚注・参考文献 編集
- ^ 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス
- ^ 日本山岳会『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年
- ^ 道新スポーツ『北海道の百名山』北海道新聞社、2000年
- ^ 『北海道の山と谷 下巻』北海道撮影社、1998年
