マックスバリュ名古屋株式会社(マックスバリュなごや、Maxvalu Nagoya Co., Ltd.)は、かつて愛知県名古屋市を中心にスーパーマーケットを展開していたイオングループの企業。2007年(平成19年)10月にマックスバリュ中部株式会社に吸収合併された。

マックスバリュ名古屋株式会社
Maxvalu Nagoya Co., Ltd.
本部が所在していた建物。
2021年7月現在では、後身であるマックスバリュ東海の事務所となっている。
種類 株式会社
略称 MV名古屋
本社所在地 日本の旗 日本
466-0853
愛知県名古屋市昭和区川原通5丁目2-3
本店所在地 464-0075
愛知県名古屋市千種区内山1丁目507
設立 1968年(昭和43年)7月
(株式会社はせ川フードセンター)
(創業:1950年(昭和25年))
業種 小売業
事業内容 スーパーマーケットチェーン経営
代表者 田中正美(代表取締役社長
資本金 4,000万円
(2007年3月31日現在)
従業員数 665名
(2007年3月31日現在)
決算期 3月末日
主要株主 マックスバリュ中部株式会社 100%
外部リンク 公式サイト(閉鎖済)
特記事項:以上の情報は公式サイトの企業情報[1]による。
2007年10月に親会社のマックスバリュ中部に吸収合併され解散。
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長らくボランタリー・チェーンの「ナフコチェーン」の1社「ナフコはせ川」(ナフコはせがわ)としてスーパーマーケットを運営していたが、2006年(平成18年)5月にマックスバリュ中部の傘下に入ったことを受け7月に社名を改称、店舗名も「マックスバリュ」に改称した。マックスバリュ中部に吸収合併された時点では19店舗を運営していた。

沿革 編集

  • 1950年(昭和25年)10月 - 愛知県名古屋市東区矢田市場内に塩乾物商「長谷川商店」(はせがわしょうてん)を開業[2]
  • 1953年(昭和28年)7月 - 有限会社はせ川(はせがわ)を創立[2]
  • 1968年(昭和43年)7月 - 株式会社はせ川フードセンター(はせがわフードセンター)を設立[2]
  • 1969年(昭和44年)1月 - ボランタリー・チェーン協同組合ナフコチェーン」に加盟[2]
  • 1983年(昭和58年)8月 - 株式会社はせ川に商号変更[2]
  • 1989年(平成元年)7月 - 株式会社ナフコはせ川に商号変更[2]
  • 2006年(平成18年)
    • 5月 - マックスバリュ中部株式会社の100%子会社となる。債務超過であったため、実質無償(帳簿上は1円。備忘価額も参照)で買収された[3]
    • 6月 - ボランタリーチェーン「協同組合ナフコチェーン」より脱退[2]
    • 7月1日 - マックスバリュ名古屋株式会社に商号変更。店名を「マックスバリュ」に変更のうえ、7月3日より営業を開始した[4]
    • 9月 - クレジットカードの取扱いを開始。
    • 10月 - 茶屋ヶ坂店を閉店。
    • 11月 - マックスバリュポイントカードの取扱いを開始。
  • 2007年(平成19年)10月 - マックスバリュ中部株式会社に吸収合併され、解散。

店舗 編集

以下、所在地は全て愛知県内。

ナフコはせ川→マックスバリュ名古屋の店舗は、名古屋市内は北部・東部地域に集中しており、中心部の中区の他、南部の熱田、瑞穂、天白、港、南、緑の各区内には店舗がなかった。マックスバリュ名古屋としての営業開始当時、店舗が最も多かったのは名東区の6店舗で、ほか北・昭和・中川・千種の各区に2店舗ずつあった。

マックスバリュ名古屋として運営された店舗 編集

マックスバリュ名古屋への改称(2006年7月1日)からマックスバリュ中部に吸収合併される直前(2007年9月30日時点)に存在した店舗は以下の通り(その後閉店した店舗も含む)。【 】を付した店舗名はナフコはせ川当時のもの(店舗ブランドをマックスバリュに変更した際に改称したもののみ記載)。

公式サイトの店舗一覧(2006年8月6日現在2007年9月29日現在)も参照。

マックスバリュ中部への合併後、マックスバリュ東海の店舗として存続しているもの
マックスバリュ名古屋を吸収合併したマックスバリュ中部は、2019年9月1日にマックスバリュ東海に吸収合併された。
  • 一社店【一社21店】(名古屋市名東区、1975年10月開店[5]
    • 入店していたビルの取り壊しに伴い2012年1月に一旦閉店、同地に増床新築し、2012年7月に閉店前と同じ店名で再オープンした[6]
  • 香流店【香流21店】(名古屋市名東区、1989年10月開店[5]
  • 代官店(名古屋市東区、1996年4月開店[5]
  • 今池店(名古屋市千種区、1998年3月開店[5]
  • 御器所店【御器所21店】(名古屋市昭和区、1999年11月開店[5]
  • 川原店【川原21店】(名古屋市昭和区、2005年8月開店[5]
マックスバリュ中部への合併後、イオンビッグの店舗として存続しているもの
マックスバリュ中部はマックスバリュ東海との合併(上述)を前に、運営していたディスカウント型店舗「ザ・ビッグ エクスプレス」全店舗を2019年6月1日にイオンビッグに移管しており[7]、それらには以下のマックスバリュ名古屋から継承した店舗を転換したものも含まれていた。なお、「ザ・ビッグ エクスプレス」に転換したものの閉店済みの店舗については、下記の「閉店した店舗」を参照。
  • 味鋺店(名古屋市北区、1980年2月開店[5]
    • 2018年9月7日に「ザ・ビッグ エクスプレス」に転換[8]
  • 花ノ木店(名古屋市守山区、1994年1月開店[5]
  • 五女子店【五女子21店】(名古屋市中川区、2000年4月開店[5]
    • 2009年に「バリューセンター」に転換[注 3]。2011年9月17日に「ザ・ビッグ エクスプレス」に再転換[10]
  • 荒子店【荒子21店】(名古屋市中川区、2002年3月開店[5]
    • 2009年に「バリューセンター」に転換[注 3]。2010年8月26日に「ザ・ビッグ エクスプレス」に再転換[11]
マックスバリュ名古屋の当時に閉店した店舗
  • 茶屋ヶ坂店(名古屋市千種区、1989年5月開店[5]、2006年10月31日閉店[12]
    • 閉店から程なくして徒歩圏内に後述の砂田橋店がオープンしている。現在跡地は建て替えの上でマンションとなっている。
マックスバリュ中部の当時に閉店した店舗
  • 菊井店(名古屋市西区、1982年11月開店[5]、2008年2月23日閉店[13]
    • 跡地には全日食チェーン菊井ストアが開店したものの、2023年(時期不詳)に閉店した。
  • 瀬戸店【グリーンシティー瀬戸店】[店名 1]瀬戸市、1996年7月開店[5]、2008年2月25日閉店[13]
    • 同所にはその後「ダイトミ」が開店するも2009年に閉店、次いで「三河屋」が開業するも2011年に閉店、次いで「直販市場しんせん」が開店。
  • 如意店(名古屋市北区、1976年9月開店[5]、2008年6月30日閉店[13]
  • 本地店(尾張旭市、1995年3月開店[5]、2008年6月30日閉店[13]
    • 跡地にはトップワン本地店が開店したものの、2023年(時期不詳)に閉店した。
  • 引山店[店名 2](名古屋市名東区、1992年3月開店[5]、2009年8月31日閉店[15]
    • 跡地には2009年11月よりナフコ加盟の1社・ニワキンの店舗「ナフコ名東引山店」が開店したが2014年2月4日閉店。その後スギ薬局引山店が開店。
  • 猪高店(名古屋市名東区、1984年3月開店[5]、2012年7月31日閉店[16]
    • 跡地にはスギ薬局文教台店が開店。
  • 藤が丘店【藤が丘21店】[店名 3](名古屋市名東区、1978年3月開店[5]、2014年7月31日閉店[19]
    • 2009年に「バリューセンター」に転換していた[注 3]
    • 閉店後、同所では書店の「こみかるはうす藤が丘店」[20]が営業していたものの、2020年に建物自体の建て替えのため同店も閉店(移転)した[21]
  • 高針店(名古屋市名東区、1981年10月開店[5]、2015年9月30日閉店[22]
  • 向島店【向島21店】(名古屋市中村区、2000年12月開店[5]、2019年5月30日閉店[24]
    • 2009年に「バリューセンター」に転換し[注 3]、2011年11月19日に「ザ・ビッグ エクスプレス」に再転換していた[25]。上述の通り、マックスバリュ中部の運営していた「ザ・ビッグ エクスプレス」は2019年6月1日にイオンビッグに移管されたが、当店についてはその直前に(マックスバリュ中部運営のまま)閉店している。
    • 建物は解体された[26]うえで、同所にはアルビス中村二瀬店が2021年7月15日に開店した[27][28]

ナフコはせ川の当時に閉店した店舗 編集

ナフコはせ川公式サイトの店舗一覧(2001年11月29日現在2004年2月20日現在2006年4月30日現在)も参照。

  • 筒井21店(名古屋市東区) - 2001年8月開店、2003年10月閉店[5]。跡地は京進TOPΣ千種校。
  • 杁中店(名古屋市昭和区) - 1989年9月開店、2003年12月閉店[5]。跡地はドラッグスギヤマ杁中店。
  • 牧の原21店(名古屋市名東区) - 2001年5月開店、2005年1月閉店[5]。跡地は建て替えの上でファミリーマート名東牧の原店。
  • 矢田店(名古屋市東区)- 1963年2月開店。跡地は旧本社兼店舗を解体の上で数件の住宅に分割。
  • 東山店(名古屋市千種区)- 1978年9月開店。閉店後の跡地にはスリーワイ→ヒバリヤフードフロント東山店が入居したものの、2022年(時期不詳)に閉店した。

補足 編集

  • ナフコはせ川当時に計画していたもののナフコはせ川としては開業に至らなかった「ナフコ砂田橋ショッピングセンター」は、「砂田橋ショッピングセンター」に改称のうえ、運営を当社ではなく親会社のマックスバリュ中部として[12]2006年11月18日に開店した。マックスバリュとしての店名は「砂田橋店」。
  • 商号変更時からマックスバリュ中部に吸収合併される間、愛知県下のマックスバリュは、マックスバリュ名古屋の他、イオン[注 4]、マックスバリュ中部、マックスバリュ東海の4法人が運営する店舗が混在していた。特に名古屋市内はマックスバリュ東海を除く3社の店舗が併存していた(区単位でも千種区には3社の店舗が併存していた[注 5][29]。2013年にイオンからイオンリテールを経て誕生したマックスバリュ中京がマックスバリュ中部に吸収され、名古屋市内をはじめ、愛知県東部を除く愛知県内がマックスバリュ中部運営に一本化された。2019年にはマックスバリュ中部がマックスバリュ東海に吸収され、愛知県全域で統一された。

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 2010年3月5日現在のマックスバリュ中部公式サイトの店舗一覧では今池店・花ノ木店はマックスバリュと案内されているのに対し、2010年8月4日現在のマックスバリュ中部公式サイトの店舗一覧ではバリューセンターと案内されている。
  2. ^ 2011年8月16日現在のマックスバリュ中部公式サイトの店舗一覧では「バリューセンター今池店」と案内されているのに対し、2011年11月6日現在のマックスバリュ中部公式サイトの店舗一覧では「マックスバリュ今池店」と案内されている。
  3. ^ a b c d e 2009年9月9日現在のマックスバリュ中部公式サイトの店舗一覧では藤が丘店・高針店・向島店・五女子店・荒子店はマックスバリュと案内されているのに対し、2009年12月28日現在のマックスバリュ中部公式サイトの店舗一覧ではバリューセンターと案内されている。
  4. ^ イオンが運営していたマックスバリュ店舗は、その後2008年にイオンリテールに承継され、さらに豊橋橋良店はマックスバリュ東海に再度承継され、それ以外の愛知県と岐阜県の店舗は、2010年にマックスバリュ中京として分社化している。
  5. ^ マックスバリュ名古屋の発足時点での千種区のマックスバリュは、今池店・茶屋ヶ坂店はマックスバリュ名古屋が運営、自由ヶ丘店はマックスバリュ中部が運営、千種若宮大通店はイオンが運営していた。

店名についての注記 編集

  1. ^ 当店のナフコはせ川当時の名称は「ナフコ グリーンシティー瀬戸店」であるが、「ナフコ瀬戸店」(ナフコ不二屋が運営)はこれとは別の店舗である。
  2. ^ 2015年12月10日より営業している「ナフコ引山店」(ナフコ不二屋が開業[14])とは別店舗である。
  3. ^ 2014年4月より営業している「マックスバリュ藤が丘店」(イオンマーケットからマックスバリュ中部に移管された「ピーコックストア藤が丘店」[17][18]を改称したもの。さらに以前の2013年途中までは「松坂屋ストア藤が丘店」であった)とは別店舗である。

出典 編集

  1. ^ 会社概要”. マックスバリュ名古屋. 2007年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 沿革”. マックスバリュ名古屋. 2007年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月11日閲覧。
  3. ^ 中日新聞 2006年5月18日朝刊 9面「ナフコはせ川は実質無償で譲渡 MV中部」
  4. ^ 子会社「株式会社ナフコはせ川」の商号変更等に関するお知らせ”. マックスバリュ中部 (2006年6月19日). 2022年11月1日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 会社概要/沿革”. ナフコはせ川. 2006年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月18日閲覧。
  6. ^ 7月26日(木)お待たせしました!「マックスバリュ一社店」オープン”. マックスバリュ中部 (2012年7月20日). 2020年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月14日閲覧。
  7. ^ マックスバリュ東海株式会社及びマックスバリュ中部株式会社の合併契約締結並びにマックスバリュ東海株式会社からイオンビッグ株式会社への会社分割(簡易分割)及びマックスバリュ中部株式会社からイオンビッグ株式会社への会社分割(簡易分割)に関するお知らせ” (PDF). マックスバリュ東海株式会社、マックスバリュ中部株式会社 (2019年4月10日). 2020年9月21日閲覧。
  8. ^ マックスバリュ中部/名古屋市に「ザ・ビッグ エクスプレス味鋺店」”. 流通ニュース (2018年9月5日). 2020年9月22日閲覧。
  9. ^ マックスバリュ中部/「ザ・ビッグ エクスプレス」名古屋市内2号店開店”. 流通ニュース (2010年11月15日). 2020年9月21日閲覧。
  10. ^ ~食品ディスカウントストア「ザ・ビッグ エクスプレス」~ 9月17日(土)「ザ・ビッグ エクスプレス五女子店」オープン!”. マックスバリュ中部 (2011年9月7日). 2013年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月14日閲覧。
  11. ^ マックスバリュ中部/ザ・ビッグ・エクスプレス荒子店開店”. 流通ニュース (2010年8月23日). 2020年9月21日閲覧。
  12. ^ a b 2007年2月期 決算補足資料(第82期)”. イオン. 2020年9月27日閲覧。
  13. ^ a b c d 2009年2月期 決算補足資料(第84期)”. イオン. 2020年9月23日閲覧。
  14. ^ ナフコ引山店 12月10日オープン”. 不二屋 (2015年12月8日). 2016年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月11日閲覧。
  15. ^ 2010年2月期 決算補足資料(第85期)”. イオン. 2020年9月23日閲覧。
  16. ^ 2013年2月期 決算補足資料(第88期)”. イオン. 2020年9月23日閲覧。
  17. ^ 店舗譲受に関するお知らせ”. マックスバリュ中部 (2014年1月21日). 2014年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月21日閲覧。
  18. ^ 中部地区店舗の事業譲渡および閉鎖について”. イオンマーケット (2014年3月1日). 2015年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月21日閲覧。
  19. ^ 2015年2月期 決算補足資料(第90期)”. イオン. 2020年9月23日閲覧。
  20. ^ 株式会社インロック 会社概要”. 株式会社インロック. 2020年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月13日閲覧。
  21. ^ 【名古屋市名東区】駅近くの本・雑貨「こみかるはうす 藤が丘店」がさらに駅すぐへ”駅前店”として11月19日に移転オープンしています”. 号外NET 名古屋市名東区・千種区 (2020年11月28日). 2022年10月13日閲覧。
  22. ^ 2016年2月期 決算補足資料(第91期)”. イオン. 2020年9月23日閲覧。
  23. ^ ~食品ディスカウントストア「ザ・ビッグ エクスプレス」~ 2月25日(土)「ザ・ビッグ エクスプレス高針店」オープン!”. マックスバリュ中部 (2012年2月17日). 2020年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月14日閲覧。
  24. ^ 検索: 名古屋市”. マックスバリュ中部. 2019年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月21日閲覧。
  25. ^ 11月19日「ザ・ビッグ エクスプレス向島店」オープン!”. マックスバリュ中部. 2013年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月21日閲覧。
  26. ^ 施工実績”. 株式会社豊成. 2020年12月10日閲覧。
  27. ^ お近くの店舗|中村二瀬店”. アルビス. 2021年7月16日閲覧。
  28. ^ アルビス、愛知県初進出、「中村二瀬店」を名古屋市内にオープン”. ダイヤモンド・チェーンストアオンライン. ダイヤモンド・リテイルメディア (2021年7月15日). 2021年7月16日閲覧。
  29. ^ 店舗リスト|店舗情報|MaxValu”. イオン. 2006年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。

外部リンク 編集